本文
その「もうけ話」、大丈夫ですか?
市役所や金融庁など、公的機関の職員を名乗り、未公開株や社債などを買わせる被害が発生しています。
公的機関が、未公開株や社債などの取引をすすめるようなアドバイスをすることはありません。
電話による勧誘で「必ずもうかります」などの話には応じないでください!!
例えば、次のような手口が発生しています。
手口例(公的機関装い型)
- A社から「上場間近のB社の未公開株を買いませんか?」と連絡があり、一度は断ってみたものの・・・。
- その後、市役所などの公的機関の職員を名乗る C から連絡があり、「その未公開株は大丈夫です。もうかりますよ。」などという話をする。
- そこで、信用してB社の未公開株を買ってみると・・・。
- B社は上場するどころか、倒産! その後、業者とは一切連絡がとれなくなる。
★ここがポイント!
- ひとつの業者から「上場が近い」などと勧誘されて、一度は断った人も、別の業者などから「値上がり確実」とか、「有望な会社」などといわれると、心が動くものです。 そんな消費者心理をついて、複数の業者が共謀して購入させる被害が増えてきています。
- 株式の上場は、それぞれの取引所が審査・判断して行うものです。このことに公的機関が関与することは一切無く、また、市役所や金融庁などの職員が未公開株などの取引を個人に進めるようなことはありません。
ご用心!ひとつでも思い当たったら・・
以下の項目にひとつでも該当する場合は詐欺的商法の可能性が高いので、取引を見合わせることをおすすめします。
- 「必ず儲かる」「元本は保証」などと勧誘
- 別の業者からタイミングよく「その株を買い取る、値上がりする」などといわれる
- 業者から「お金を振り込むので、代わりに購入してください」といわれる
- 金融庁などの公的機関から、認可・許可・指示を受けているなどと説明している
- 金融庁や市役所などの公的機関やそれを連想させる名称を使用している
- 被害を回復させるまったく聞いたことのない業者からの勧誘
- 「上場確実」などと、別の株を買わせようとする
- 被害を回復させる代わりに、解決金などの名目で手数料を要求する
疑わしいときはお電話を!
「おかしいな、不安だな」と思ったらすぐにお電話を!
- 全国共通警察相談ダイヤル 「#9110」(携帯電話からも大丈夫です。)
- 安曇野警察署 電話:0263-72-0110
- 中信消費生活センター 電話:0263-40-3660
- 安曇野市消費生活センター 電話:0263-71-2100(直通)