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カシノナガキクイムシ
ナガキクイムシ科
カシノナガキクイムシ
特徴
体長4mmから5mm。体は円筒状で、体色は茶色から暗褐色です。
幹に掘った孔道の内壁に繁殖する菌類を食べて生活します。
雌には菌類を貯蔵する器官があり、枯れた木から生きている木へと菌類を運びます。
生息環境
山麓部から山地帯の自然林や二次林に生息します。
心配される影響
ナラ枯れを引き起こすことから、コナラやミズナラ林の減少による森林性の動植物への影響が心配されます。
市内の生息状況
市内では確実な記録はありません。
しかし、長野県内でのナラ枯れは拡大傾向にあるため、今後生息が確認される可能性があります。