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食品ロスを減らそう!

記事ID:0075495 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

1.食品ロスとは?

 「食品ロス」という言葉を聞いたことはありますか?

 食品ロスとは、「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のことで、日本では、1年間に約600万トン、おにぎり1個分に換算すると毎日約1億個のおにぎりが捨てられている計算になります。もったいない!と思いませんか。

 2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標である「Sdgs」。そのSdgsの17の目標の一つ「つくる責任つかう責任」では「食品ロス」が大きな問題となっています。10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」。持続可能な消費と生産のパターンを確保するために、食品ロスを減らす取り組みを考えてみましょう。

2.今すぐに私たちができること

 食品ロスを減らすために今すぐに家庭で取り組めることは色々あります。下記を参考にして取り組んでみましょう。

Point 1  買いすぎない

・買い物に行く前に冷蔵庫の中身をチェック

・必要な分だけ買う

・すぐに使うものは陳列棚の手前から「手前取り」

Point 2  使いきる

・野菜や果物の皮は厚くむきすぎない

・週に一度冷蔵庫の中の食材だけで作る工夫をする

・賞味期限や消費期限を正しく理解して調理する

 ※賞味期限は、おいしく食べることができる期限。

  消費期限は、期限を過ぎたら食べない方がよい年月日。

・先に買ったものから使う

Point 3  食べきる

・家族で食べきれる量を考えて献立を決める

・食べきれる分だけ盛り付ける

・食材の使い切りレシピやリメイクレシピなどを参考にする

 これを機会に各家庭で日頃の食生活等を見直し、食べ物を捨てない取り組みをやってみましょう。

 食品ロスを減らすことは、環境にも家計にもやさしく、プラスになる行動です。大切なのは、一人一人が「もったいない」を意識して、できることから行動することです。

 自宅で発生する食品ロスを調べる方法として、環境省、消費者庁が作成した「7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー」「計ってみよう!家庭での食品ロス」をご活用ください。

(関連リンク)

7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー [PDFファイル/11.46MB]

計ってみよう!家庭での食品ロス [PDFファイル/3.48MB]

食品ロスについて行動する(消費者庁)<外部リンク>

【外食するときは・・・】 

 外食するときは、食べきれる量の注文を心がけましょう。量が多すぎて食べ残してしまった場合は、持ち帰ることができるかどうかお店に確認してみましょう。

 

3.食べきりレシピ

 余った食材を活用してエコクッキング!少しでも食品ロスを減らしましょう。

余りご飯で簡単!「こねつけ」

 余ったご飯に小麦粉を混ぜて焼いた郷土食です。甘いタレとの相性はバツグンで、おやつにピッタリ。

【材料】

・余ったご飯・・・400グラム

・小麦粉・・・100グラム

・サラダ油・・・適量

・タレ(始めに混ぜておく)

 ○みそ・・・適量

 ○砂糖・・・適量  

 ※みそと砂糖は同じ量がオススメ。みその代わりにしょうゆを使ってもOk

【作り方】

1. ご飯を洗い、小麦粉を混ぜてよくこねる

2. こねたご飯を8等分し、小判型に整える

3. 熱したフライパンにサラダ油をひき、中火で5分ほど色が付くまで焼き、裏返す

4.裏返したら弱火で2分ほど焼き、キツネ色になるまで焼き上げたら完成

 こねつけ

 ※レシピの出典:豊科農村女性学習会

【お好みでアレンジ!】

 ニラやコーン、余った野菜等を細かく刻んでご飯に混ぜて焼くのもオススメです。

※クックパッドでレシピ公開中!消費者庁では、食品ロスなどに役立つレシピを公表しています。ぜひお試しください。

 クックパッド消費者庁のキッチン

↑ クックパッド消費者庁のキッチン QRコード

4.食品を無駄にしない=ごみの減量=環境への負荷低減 

 食品を無駄にしないということは、ごみを減らすことにつながります。家庭から出されるごみのおよそ4割は生ごみです。食品ロスを減らすことは生ごみの減量に直結しますが、生ごみをゼロにすることは不可能なため、捨て方を工夫するだけでもごみの減量が図れます。

 生ごみのおよそ8割は水分と言われており、水分を多く含むごみの焼却には多くのエネルギーが必要です。捨てる前に水分を切ることで、焼却燃料の削減や二酸化炭素排出抑制といった環境負荷低減にも大きな効果が見込まれます。一人一人の力は小さくとも、みんなで力を合わせれば大きな力になります。各家庭で今日から実行してみましょう。

【水切りのポイント】

 1. ぬらさない・・・ぬらすと水分を余計に含んでしまうので、極力ぬらさない工夫をする

 2. 乾かす・・・新聞紙等の上に置いて乾かす(お茶がら、コーヒーかすなど)

 3.ひとしぼり・・・ぎゅっとしぼって、余分な水分を切る

【Check!!】ペットボトルを再利用した水切り道具の作り方

1.ペットボトルを準備

 ペットボトル①

 2.飲み口部分を切る

 ペットボトル②

3. 切り口をビニールテープなどで覆う

 ペットボトル③

4. 飲み口部分に水切りネットを通して絞る

 ペットボトル④

 手を汚さずに水を切ることができます。簡単に作れますので、キッチンに置いておくといいですね。

5. 余った食品はフードバンクへ

 フードバンクとは、家庭で余っている食品や、企業等が製造過程で発生する規格外品などを、生活が困窮し食料支援を必要としている人たちへ無料で提供する取り組みです。

 フードバンクは、食品ロスと困窮者支援の2つの課題をつなぐ「食」を通じた地域の支え合いの仕組みです。市内では、まいさぽ安曇野(市社会福祉協議会本所内)でカップ麺や缶詰、レトルト食品など、未開封で常温保存が可能な賞味期限1カ月以上の食品の寄付を募っています。食べ物を無駄にすることなく、余った食品の有効活用としてご活用ください。

 【問い合わせ】まいさぽ安曇野 電話:88-8707

6. 食品ロス関連リンク

「食品ロス削減」食べ物のムダをなくそうプロジェクト(消費者庁)<外部リンク>

食品ロス削減特設サイト(消費者庁)<外部リンク>

めざせ!食品ロスゼロ(消費者庁)<外部リンク>

食品ロスポータルサイト(環境省)<外部リンク>

食品ロス・食品リサイクル(農林水産省)<外部リンク>

[全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会]<外部リンク>

信州ごみげんネット<外部リンク>

 

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