安曇野市オレンジキャンペーンを実施しました
2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるといわれており、認知症は他人事ではありません。
市では、9月に、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを推進するため、広く市民の方が認知症を知るきっかけとなり、また、認知症に対する正しい理解につながることを目的として、安曇野市オレンジキャンペーンと題し、各種イベントを行いました。
(1994年国際アルツハイマー病協会(ADI)は世界保健機関(WHO)と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、認知症への理解を深める様々な活動を行っています。また、国内においても、ポスターやリーフレットを作成して、認知症への理解を呼び掛けています。)
シンボルカラー「オレンジ色」の由来
シンボルカラーであるオレンジ(柿)色は、江戸時代に活躍した陶工・酒井田柿右衛門が夕日に映える柿の実の色からインスピレーション(ひらめき)を得て作り出した、赤絵磁器に由来します。
この赤絵磁器は、ヨーロッパにも輸出され、高い評価を受けました。
そこから、日本から世界に広く知れ渡ればという願いを込めて、日本ではオレンジ色が認知症のシンボルカラーとなりました。
また、温かみのあるこの色は、「手助けします」という意味を持つといわれています。
安曇野市オレンジキャンペーン 実施イベント内容
図書館特設コーナー
市内5つの図書館で、認知症に関する推薦図書の展示などを行いました。
内容
- 認知症に関する推薦図書の展示
- パンフレット等の設置
- 認知症サポーターキャラバン(※) マスコット「ロバ隊長」のクラフト展示 など
※認知症サポーターについては「認知症への取り組み」のページをご覧ください。(クリックするとページが開きます。)
期間
令和2年9月8日から令和2年9月22日
会場
- 中央図書館 (穂高6765番地2 穂高交流学習センター「みらい」内)
- 豊科図書館 (豊科5609番地3 豊科交流学習センター「きぼう」内)
- 三郷図書館 (三郷明盛4810番地1 三郷交流学習センター「ゆりのき」内)
- 堀金図書館 (堀金烏川2750番地1 堀金複合施設2階)
- 明科図書館 (明科中川手6814番地1 子どもと大人の交流学習施設「ひまわり」内)
展示の様子
認知症に関するパネル展示
認知症に関するパネル展示のほか、市内のオレンジカフェ(認知症カフェ)の紹介パネルの展示、認知症サポーターキャラバン マスコット「ロバ隊長」のクラフト展示などを行いました。
期間
令和2年9月7日から令和2年9月18日
会場
市役所本庁舎1階 東側ロビー
展示の様子
本庁舎ライトアップ
市役所本庁舎南面をライトアップしました。
期日
令和2年9月16日(水曜日) 午後6時から午後8時
ライトアップの様子
広報あづみの特集「広げよう。オレンジの輪」
広報あづみの317号(令和2年8月12日発行)では、「広げよう。オレンジの輪」と題し、認知症特集を行いました。
特集では、認知症に関する情報のほか、認知症に関わる方のインタビューなどを掲載しています。
→ 広報あづみのはこちらからご覧いただけます。 (クリックするとページが開きます)