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誰も自殺に追い込まれることのない安曇野市を目指して

記事ID:0117886 更新日:2024年10月17日更新 印刷ページ表示

安曇野市では、年間10人から20人の方が自ら命を絶っています

安曇野市全体における特徴及び課題

〜安曇野市健康づくり計画(第3次)第6章自殺対策計画より〜
  ◆性別     男性>女性  男性が全体の71.8%
  ◆年代     男性40から59歳の働き盛りの年代で全体の36.6% 
         60歳以上が全体の30.9%
         20歳未満男性の割合が国・県に比べて多く5.6%
  ◆職業状況   職業別では被雇用者・勤め人が36.6%       

 

自殺は、その多くが『追い込まれた末の死』

自殺は、その多くが追い込まれた末の死です。
自殺の背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などのさまざまな社会的要因があることが知られています。
自殺に追い込まれようとしている人が安心して生きられるようにして自殺を防ぐためには、精神保健的な視点だけでなく、社会・経済的な視点を含めた包括的な取組が重要です。
自殺対策には、さまざまな悩みや生活上の困難を抱える人に対しての早期の「気づき」が重要であり、「気づき」のための人材育成をする必要があります。
市では相談支援にあたる職員だけでなく、市職員全体や市民に対して研修を実施し、自殺対策を支える人材を育成していきます。

大切なひとの命を守るために

 命の門(ゲート)守り人(キーパー)

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」、「どこに相談に行ったらよいかわからない」、「どのように解決したらよいかわからない」等の状況に陥ることがあります。悩みを抱えた人を支援するために、周囲の人々がゲートキーパーとして活動することが必要です。

自殺対策におけるゲートキーパーの役割は、心理社会的問題や生活上の問題、健康上の問題を抱えている人や、自殺の危険を抱えた人々に気づき適切に関わることです。

★ゲートキーパーの役割★

 【気づき】 家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
 ​【傾   聴】    本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
 ​【つなぎ】 早めに専門家に相談するように促す
 ​【見守り】 温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

 ※上記4つの役割のうち、どれかひとつができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになります。

            〜ゲートキーパー養成研修用テキスト(厚生労働省自殺対策推進室)より〜   

令和6年度 市民向けゲートキーパー研修を実施しました。

令和6年9月27日(金) 安曇野市穂高健康支援センターにて、精神保健福祉士 二宮美和さんを講師に迎え、市民向けゲートキーパー研修を開催しました。
22名の方にご参加いただき、「気づき」や「傾聴」等について、グループワークやロールプレイングを行いました。

 

会場NO 研修の様子

 

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