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平成27年6月 市長の活動日誌
6月29日(月曜日)
定例記者会見を実施しました。
本日は、まち・ひと・しごと創生総合戦略有識者会議の開催について、その他、各課からのお知らせとして、安曇野市制施行10周年記念「安曇野市男女共同参画フォーラム2015」について、安曇野市制施行10周年記念企画展「興味津々あづみのFOOD」について、安曇野タマネギ生産振興シンポジウムの開催について、それぞれ説明と報告をさせていただきました。
6月7日に開催した「信州安曇野ハーフマラソン」は、全国から4,921人のランナーの皆さんにご参加いただきましたが、走る仲間の皆さんによるポータルサイト「ランネット」では、6月24日現在、96.2点の高評価をいただいています。毎年、全国各地で1,700程のマラソン大会が開催されているようですが、この得点は11位に位置し、ハーフマラソンでは1位にランクされています。この評価を落とすことなく、来年・再来年へと繋げていきます。
なお、記者会見の詳細はこちらをご覧ください。
6月27日(土曜日)
豊科郷土博物館の企画展「安曇野FOOD展」のオープニングセレモニーに出席しました。この企画展は、私たちに欠くことのできない「食」をテーマに、昭和30年代の食事の様子や、市内小学生のお正月料理についてのアンケート、市内の飲食店などを取り上げ、安曇野の食べ物や食文化について、市民の皆さんに考えて貰おうと企画しました。
私の少年期、昭和30年代の食事を思い返せば、食べ物のほとんどを自分の家で作り、足りないものは身近なところから手に入れて食べていたように思います。苦労して作った作物を収穫して食べた時の美味しさは、忘れられません。
また、安曇野の気候・風土の中で生み出された食文化が、私たちの家庭や外食産業にも大きな影響を与え、新たな安曇野ブランドも創出しています。伝統を守り子どもたちへ伝えながら、新しい安曇野の食文化を創造し、地域の活性化へと繋げていきたいと思います。
6月26日(金曜日)
山形村で開催された「第2回地域間交流いきいきシンポジウム」に出席しました。
同村では、健康寿命延伸の村づくりを進めていますが、今回は、全国各地でダンス運動を通じて健康増進に取り組まれている皆さんが集まり、実践報告会が開催されました。明日27日には、穂高会館で「ダンスファンタジーinおひさま」が開催されます。
本日は第1部として、京都音羽山清水寺の森 清範 貫主の講演が行われました。山形村にも清水寺があり、また、京都清水寺の元貫主の奥様が山形村出身という縁で実現しました。森貫主は、年末にその年の世相を漢字1文字で表現する方で有名です。本日は「感謝」の演題で講演されました。今を生きていること、そのすべてが感謝の心に通じていると話されていましたが、日々の暮らしの中で常に「感謝」の気持ちを忘れず、まちづくりを進めていきたいと思います。
6月25日(木曜日)
新しい議場において、今月1日に招集させていただいた、市議会6月定例会が本日閉会し、追加上程をさせていただいた議案も含め、12議案すべての案件について、承認・決定いただきました。
追加議案の一般会計補正予算(第2号)は、ふるさと寄附に係るものですが、本日現在、総件数で609件、金額は9,454万に達し、全国から予想を大幅に上回る貴重なご寄附をいただいています。
市では、市制施行10周年を機会に、市の情報発信と地域経済の活性化のため、返礼品の充実を図ったところですが、頂戴した寄附金については、今後、既存事業への充当に留まらず、基金等の設置も含め活用方法を研究していきます。
6月定例会が新しい議場で開催できた喜びに感謝し、これからも、議場において議員の皆さまと、田園産業都市のまちづくりを議論していきます。
6月24 日(水曜日)
市水資源対策協議会総会を開催しました。
この協議会は、市の地表水及び地下水の保全と涵養を図るため、地下水位等の観測調査や、平成25年4月1日から施行した「市地下水の保全・涵養及び適正利用に関する条例」の適正な運用等の調査研究を行っています。中でも、平成24年度より、麦の収穫後の転作田に水を張る「麦後湛水事業」に取り組んでおり、地下に涵養される水の量は確実に増えています。
市では年間600万トンの地下水が減少していると言われています。今後も麦後湛水事業の効果を検証しながら、事業化に向けて面積の拡大を図るとともに、アルプス地域地下水保全対策連絡協議会とも連携を図り、松本盆地を一つの水瓶とした広域的な地下水の保全・涵養に努めていきます。
6月23 日(火曜日)
6月27日から静岡県藤枝市で開催される、第14回全国シニア(50歳以上)サッカー大会に出場する「アルフット安曇野シニア」の皆さんが表敬訪問してくれました。
アルフット安曇野シニアは、市を拠点に活動しているシニアチームで、第10回大会以降5年連続で全国大会へ出場しており、昨年6月に北海道で開催された同大会では準優勝の好成績を収めています。これまでの活躍が認められ、長野県サッカー協会より功労賞も受賞されています。
中高年となってもサッカー選手として熱い心を持ち続け、今年こそ「全国優勝」を勝ち取っていただくよう期待しています。
6月22日(月曜日)
協働のまちづくり推進基本方針及び協働のまちづくり推進行動計画策定・評価委員会を開催させていただきました。
近年、人口減少や少子高齢社会の進展により、地域課題も多様化、複雑化しています。この現象は当市のみならず、全国的な問題となっていますが、こうした様々な地域課題を解決していくには、あらゆる主体による協働が不可欠です。
国では、将来にわたって活力ある日本社会を維持するため、地方創生戦略を打ち出しました。市においても「市まち・ひと・しごと創生戦略本部」を設置し、総合計画とも整合性を図りながら、10月を目標に「地方版総合戦略」の策定に取り組んでいるところです。 社会情勢が目まぐるしく変化する中で、将来の市のあるべき姿を考察していきたいと思います。
6月21日(日曜日)
5月に行われたIPCグランプリシリーズで1,500メートル日本新記録を樹立した車イス陸上競技の樋口政幸選手(豊科)が表敬訪問してくれました。
樋口さんは、2012ロンドン・パラリンピックに出場、世界選手権大会やアジアパラリンピックではメダルを獲得するなど、日本の車イス陸上競技のトップアスリートとして着実に成績を残されています。
ご本人からは「ゴール前で競り合える力がついてきた。来年のリオパラリンピックではメダル争いができるよう頑張りたい」と力強い言葉をいただきました。
今日は市民有志の皆さんによる「樋口政幸さんを応援する会」も設立されました。樋口さんの活躍は、市民の誇りであり、夢と希望を与えてくれます。現在は、10月にドーハで開催される世界選手権に向け練習を重ねているとのこと。ぜひ、万全な体調で大会に臨み、メダルを獲得されますよう期待しています
6月15日(月曜日)
市議会6月定例会一般質問の3日目に臨み、次の5名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
---|---|
藤原 陽子 議員 | ・認知症施策推進総合戦略について ・生活困窮者自立支援制度について |
山田 幸与 議員 | ・万水川下流域周辺の内水(排水)対策について ・人口減少社会における、我がまちの課題は |
増田望三郎 議員 | ・10年後20年後も安曇野ブランドのりんご産地であり続けるために ・安曇野の豊かな水環境を次世代に残そう |
松沢 好哲 議員 | ・市長の政治姿勢について「戦争法案」と自治体 ・安曇野の未来構想 ・予想される安曇野の財政 |
林 孝彦 議員 | ・「認知症になっても「安心」のまち・安曇野」の実現について ・「わき水の里・安曇野」の水環境保全の推進について |
6月14日(日曜日)
市消防団ポンプ操法大会に出席しました。ポンプ操法は、消火活動に必要なポンプなどの機器を正確かつ、安全、迅速に取り扱えるかを競う競技です。
大会は、昨年12月に完成した防災広場を会場に行われました。今年は、各分団等から選出された選手の皆さん18チームが出場し、今日まで支えてくれた選手以外の団員や家族の皆さんの応援を受け、これまでの訓練の成果を見せてくれました。
なお、大会の成績は次のとおりです。優勝・準優勝チームと音楽喇叭(らっぱ)隊は7月5日、朝日村で行われる松本消防協会ポンプ操法・ラッパ吹奏大会に出場します。ぜひ市民の皆さんの応援をお願いします。
大会結果
第1部 ポンプ車 優勝:第11分団(穂高) 準優勝:第14分団第1部(三郷)
第2部 小型ポンプ 優勝:第4分団(豊科) 準優勝:第6分団(明科)
6月12日(金曜日)
市議会6月定例会一般質問の2日目に臨み、次の7名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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竹内秀太郎 議員 | ・新本庁舎開庁後の行政運営の魂について ・聞こえないデジタル同報系防災行政無線について |
井出 勝正 議員 | ・「戦争立法」について ・生活困窮者の問題について ・「子どもの貧困対策の推進に関する法律(通称:子どもの貧困対策法)」による市の取り組みについて ・増田建設産業の問題について |
小松 芳樹 議員 | ・地方創生とまちづくり |
小松洋一郎 議員 | ・市長の政治姿勢について |
中村今朝子 議員 | ・子ども・子育て支援の拡充について |
松枝 功 議員 | ・地方創生に係る地方版総合戦略の策定について ・新水道ビジョンの策定と事業統合への対応について |
浜 昭次 議員 | ・第3次行財政改革~その取り組むべき最重要課題は |
6月11日(木曜日)
市議会6月定例会一般質問の初日に臨み、次の8名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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藤原 正三 議員 | ・まち・ひと・しごと創生戦略について ・空き家対策の現状と今後の取組 ・職員のスキル |
猪狩久美子 議員 | ・健康で安心、安全なまちづくりを ・指定管理者、業務委託事業者の労働環境について |
宮澤 豊次 議員 | ・安曇野市の地方創生と総合戦略について |
内川 集雄 議員 | ・安曇野市制10周年節目の「安曇野ふるさと寄附」 ・進む少子化のなかでの市立上川手保育園・豊科東小学校 ・学校と地域連携小・中学生の交通安全教育 |
荻原 勝昭 議員 | ・大天荘の民間譲渡を今何故進めようとするのか ・TPPの市民生活へ影響をどう捉えているか ・集団的自衛権行使について |
一志信一郎 議員 | ・国営公園と滞在型観光政策並びに周辺対策について ・東金市との生涯教育の交流について |
平林 徳子 議員 | ・本庁舎開庁と職員体制について ・健康推進のために ・認知症について |
小林 純子 議員 | ・増田建設産業の一般廃棄物処理業の許可更新の見通しについて ・温泉を活用した健康増進について |
6月10日(水曜日)
第85回全国市長会議(通常総会)に出席しました。全国市長会は、今年4月1日現在、790の市と東京都の特別区23区で組織され、国と地方の協議の場に関する事や、内閣または国会に対する意見具申、その他、行財政に関する調査研究を事業として行っています。
本日は、全国9つの支部から提出された82議案を審議し、全会一致で採択されたほか、5件の決議案と1件の緊急決議案、1件の特別提言が採択され、国へ要請することになりました。
現在、第189回通常国会が開会中ですが、本日は安倍内閣総理大臣と高市総務大臣が、総会の冒頭挨拶をされました。これからも、全国の市長と連携協調し、小さな声を国に届けていきます。
第85回全国市長会決議事項
- 東日本大震災からの復旧・復興及び福島第一原子力発電所事故への対応に関する決議
- 地震・津波・火山噴火等防災対策及び原子力安全・防災対策の充実強化に関する決議
- 地方創生の推進に関する決議
- 地方の創意を活かした分権型社会を実現する決議
- 都市税財源の充実強化に関する決議
緊急決議
- 個人情報保護に関する緊急決議
特別提言
- 少子化対策・子育て支援に関する特別提言
6月9日(火曜日)
明日の第85回全国市長会議に先立ち、各支部から提出された議案の審議を行うため、第2分科会(地方税財政等)に出席しました。また、総務省自治財政局の佐藤局長より「当面の地方財政の課題」について、自治税務局の平嶋局長より「地方税制の動向と課題」について講演がありました。共に、経済財政諮問会議での協議等が報告されましたが、自治体にとって地方財政・税制は最も重要な課題です。今後も国の動向を注視していきます。
その後開催された県市長会6月定例会では、長野県信州首都圏総合活動拠点の熊谷所長より、「銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~」の現状と課題について講演があり、意見交換を行いました。昨年10月26日のオープン以来、49万人の来場者を迎え、盛況振りが報告されましたが、見えてきた課題もあり、消費者の心をつかむ戦略が大変重要になっています。当市も魅力的な情報発信のツールとして、しあわせ信州シェアスペースの積極的な活用を図ります。
6月8日(月曜日)
東京都江戸川区の多田正見区長が訪問され、それぞれの行政課題について意見交換を行いました。江戸川区との交流は旧穂高町との縁で始まり、昭和49年2月15日に友好都市盟約を結んでいます。昭和51年6月には、区民の皆さん待望の江戸川区民健康施設「穂高荘」が旧有明小学校の跡地にオープンしました。以来、40年に亘り行政をはじめ、民間や住民同士の交流が続いており、昨年8月3日には江戸川区において、友好都市盟約40周年の記念式典を行いました。また、本年3月26日には40周年を祝い、江戸川区総合文化センター前の公園に、市の木「けやき」を植樹させていただきました。
多田区長は現在79歳ですが、今年の統一地方選挙において5選を果たされました。区民一人当たりの樹木数10本を目標にされるなど、都市公園の整備等を積極的に行っています。これからも両区・市の末長い交流を約束しました。
6月7日(日曜日)
晴天のもと、記念すべき「第1回信州安曇野ハーフマラソン」を実施しました。
北は北海道から南は沖縄県まで、全国から4,921人のランナーの皆さんにご参加いただき、市制施行10周年の記念事業として、成功裏のうちに開催することができました。
入賞されました選手の皆さん、おめでとうございます。そして、準備を進めていただきました実行委員の皆さん、当日お手伝いをいただきましたボランティアの皆さん、協賛企業各社の皆さん、会場や沿道で声援を送っていただきました多くの市民の皆さん他、大会にご支援・ご協力をいただきましたすべての皆さまに、改めて感謝と御礼を申し上げます。また、当日のゲスト、オリンピックメダリストの有森裕子さんには、最後のランナーまで一人ひとりに温かい声援を送っていただきました。
ランナーの皆さんからは、北アルプスと田園風景の広がるコースを満喫していただいたようです。今年の反省点を整理し、来年・再来年と「信州安曇野ハーフマラソン」が全国の皆さんから愛される大会となりますよう頑張ります。
6月5日(金曜日)
新田子ども会と新田子ども会育成協議会の皆さんから、東日本大震災の被災地への寄附金をお預かりしました。子どもたちは、4月12日に行われた新田神社例大祭で自分たちが工夫した輪投げや射的などの売上金を寄附してくれました。震災直後から続けていただき、今回で4回目になります。
募金活動により、社会の役に立つという喜びは、子どもたちの成長過程で必ず心の糧になると思います。
児童会の子どもたち、育成協議会の役員の皆さまに感謝いたします。
6月4日(木曜日)
「地域高規格道路松本糸魚川連絡道路建設促進期成同盟会」の総会に出席しました。
この道路は、中信地域と日本海とを結ぶ路線で、広域的な交流・連携が期待されていますが、平成23年に概略ルートが発表されて以降、県から地元に十分な説明がないまま経過しているため、地域としては計画に対する盛り上がりが見られない状況となっています。
今日の総会では、具体的な計画説明も含めて、県が責任と主体性を持って進めていただくよう幹部職員の皆さんに改めて要望をさせていただきました。
6月2日(火曜日)
安曇野防犯協会連合会総会を開催させていただきました。
安曇野警察署管内において発生した、平成26年中の犯罪認知件数は676件(前年比マイナス31件)、うち街頭犯罪は261件(前年比マイナス57件)で、ともに減少しています。しかしながら、街頭犯罪では自転車盗が100件、器物損壊が77件と依然として高い発生状況が続いています。
当連合会と安曇野警察署では、ウォーキングパトロール隊の普及促進や特殊詐欺被害防止対策事業、少年の健全育成・環境整備事業等を実施していますが、これらの活動を続ける中で、地域の皆さん一人ひとりが危機意識を高めていただき、「自分たちの地域は自分たちで守る」という考え方を広げていきたいと思います。
6月1日(月曜日)
本日、平成27年市議会6月定例会を招集させていただきました。
市制施行10周年の節目の年に、多くの皆さまの念願でありました新本庁舎が完成し、去る5月7日には開庁式を挙行させていただきました。新本庁舎建設に際しましては、紆余曲折がありましたが、本日こうして木のぬくもりがある新議場において、市議会が開会できます事に、大きな喜びを感じています。
今定例会の会期は25日までです。11日・12日・15日に市政に対する一般質問を行い、25日の本会議で議案の採決をいただきますが、付議案件は8件で、条例の一部改正が4件、補正予算関係が2件、市道の認定が1件、地区土地利用計画が1件です。
一般質問は傍聴ができますので、是非、議場にお出掛けください。なお、開会にあたっての挨拶は下記のとおりです。