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平成27年8月 市長の活動日誌
8月31日(月曜日)
平成27年市議会9月定例会を招集させていただきました。
新本庁舎議場での市議会は、6月定例会に続き2回目となりますが、照明設備を改善し、さらに照明度がアップした議場での開会となりました。
今定例会の会期は、9月28日までの29日間です。平成26年度の決算議会ということから、9月3日・4日に各部局において決算説明会が行われ、その後、9日・10日・11日に市政に対する一般質問を行い、28日の本会議で議案の採決をいただくことになっています。
今定例会では、「ふるさと寄附基金条例」を含む条例制定が2件、条例の一部改正が12件、補正予算関係が8件、決算の認定が15件、契約案件が4件、市道認定が1件です。一般質問は傍聴ができますので、是非、議場にお出掛けください。なお、開会にあたっての挨拶は下記のとおりです。
8月30日(日曜日)
9月1日の防災の日を前に、市総合防災訓練を実施しました。
本年度の訓練は、5月に運用を開始したデジタル防災行政無線を活用し、自身の安全確保を行う「シェイクアウト訓練」を全市域で行いました。また、自主防災組織の防災対応力の強化を訓練の重点項目とし、全市域の自主防災組織の代表者の皆さまに参加いただきました。
あいにくの雨模様でしたが、自主防災組織の皆さまには、いつ来るかわからない災害に向けて、真剣に訓練に取り組んでいただきました。
市では、市民の皆さまの生命・財産を守るため、新本庁舎や防災広場の整備により、「公助」の充実強化を図ってきました。一方で、被害を最小限に抑えるためには、自分の身は自分で守る「自助」と、地域住民の皆さまが相互に助け合い、地域をあげて災害に強いまちづくりを進めていく「共助」が大切です。
今後も、安全で安心して暮らせる市の実現に努めていきます。
8月28日(金曜日)
第29回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会「名水サミットin安曇野」を開催しました。
この協議会は、昭和60年3月に当時の環境庁が「名水百選」を選定したことを契機に、名水百選が所在する市町村が連携し、水環境の保全の推進と、水質保全意識の高揚を図ることを目的として設立されました。その後、平成20年に選定された「平成の名水百選」が所在する市町村を加え、現在175市町村が会員となっています。
当市は、昭和の名水百選で「安曇野わさび湧水群」が選定され、平成7年には、旧豊科町において「第9回名水サミット」を開催しています。市制10周年の節目に再び安曇野において「名水サミット」を迎える幸運となりました。
地下水は、私たちの暮らしに密接に関連し、欠かす事の出来ない地域資源です。安曇野では日量70万トンの地下水が湧き出ていると言われていますが、この豊富な地下資源を後世に残すため、これからも地下水の保全と涵養、適正な利用に努めていきます。
8月27日(木曜日)
定例記者会見を実施しました。
本日は、平成26年度決算状況及び健全化判断比率について、平成27年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)について、図書館フェスタの開催について、 長野県立歴史館巡回展 について、あづみ野ガラス工房30周年記念展の開催について、それぞれ説明と報告をさせていただきました。
平成26年度一般会計の決算状況は、歳入決算額435億9,485万円、歳出決算額423億8,342万円で、形式収支額は12億1,142万です。また、繰越財源を差し引いた実質収支額は、7億8,097万円の黒字決算でした。今後も、健全財政に努めていきます。
8月25日(火曜日)
友好都市、千葉県東金市の小学生の皆さんが、青少年育成事業「あづみの探検隊」で当市を訪れ、古川副市長と共に表敬訪問してくれました。「あづみの探検隊」は平成7年に始まり、今年で20年目の節目を迎えます。その間1,050人の東金市の小学生が安曇野を訪れています。
この事業で生まれた交流を契機として、現在では「みのりの郷・東金」で、安曇野の特産物が販売され、今年4月には両市の友好都市盟約が締結されました。20年に亘る「あづみの探検隊」での市民交流が、東金市と安曇野市の友好の「かけ橋」となりました。「第二のふるさと」安曇野で、楽しい思い出をたくさん作ってください。
8月24日(月曜日)
堀金支所等改修工事の起工式を行いました。堀金支所は、平成14年9月に竣工した建物で、地域住民の皆さまの「拠り所」として、また、住民生活に密着した地域の身近な窓口として、その役割を担ってきました。
この度の改修工事では、1階に支所事務室、水道料金センター、市民ロビーを、2階に堀金図書館、学習室を、3階には公民館を配置し、生涯学習機能を備えた複合施設として改修工事を行います。
新たな装いにより、それぞれの施設の相乗効果が得られるとともに、世代を超えて多くの市民の皆さまに親しまれ、快適に利用していただける施設となることが期待されます。
工事期間中、利用者や近隣住民の皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願いします。
8月22日(土曜日)
第25回信州安曇野薪能を開催し、当代一流の先生方による、能・狂言・舞獅子が上演されました。今年は市制10周年と、薪能の25回目という節目が重なりました。四半世紀の長きに亘り開催できましたのも、多くの皆さまのご支援の賜物と感謝申し上げます。
当市の薪能は、名誉市民である能楽師の故 青木 祥二郎先生の業績を顕彰するとともに、能を通じて国内一流の文化芸術に触れていただくため、青木 道喜先生のお力添えにより、毎年開催しています。今回の演目は、能「花月」の他、狂言「萩大名」など4作品が上演され、安曇野の自然と調和した、かがり火に浮かび上がる幻想的な雰囲気を多くの皆さんに楽しんでいただきました。
8月20日(木曜日)
東御市で開催された、第137回県市長会総会に出席しました。総会では、各市から提出された2議題、副市長・総務担当部長会議から提出された16議題を審議し、すべて採択のうえ、国への要望事項については北信越市長会へ提出することになりました。
当市からは、先の副市長・総務担当部長会議に続き、「特別な支援が必要な児童生徒に対応する支援員の県費による加配の実施について」「広域獣害防護柵の維持管理に対する県費補助の実施及び国の鳥獣被害防止総合対策交付金に対する県費補助の実施について」の2議題を、県に対する新規事業として要望しました。
来年は、当市において県市長会を開催することになっています。各市が抱える行政課題は多岐に亘りますが、今後も県内19市が連携を図り、市政運営に努めていきます。
8月14日(金曜日)
「第9回安曇野花火」が開催され、安曇野の夜空を彩りました。県内外から多くの皆さまが会場を訪れ、安曇野の夏の風物詩を楽しんでいただきました。
テーマは「安曇野は一つ」。市制施行10周年を記念し、旧5町村に思いをはせて町花、村花などをイメージした色鮮やかな花火が打ち上げられたほか、フィナーレは5つの地区の魅力により力強さを増した安曇野をイメージし、音楽に合わせて特大のスターマインが打ち上げられ、安曇野の夜空に輝きました。
今年も、市民の皆さまや企業の皆さまからのご協賛、実行委員の皆さまによる会場設営等の準備や安全管理のご協力により、花火大会を開催することができました。心から感謝いたします。
8月11日(火曜日)
厳しい戦いを勝ち抜き、ヒップホップダンスの全国大会で入賞を果たした川口君、また、陸上競技の全国大会へ出場する市内の小中学生の選手の皆さんが、市役所を訪問してくれました。次代を担う安曇野の子どもたちが、全国大会の大舞台で活躍してくれることを、大変嬉しく思います。
選手の皆さんには、指導者や保護者の皆さんをはじめ、支えてくれる皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、今後も競技を続けて欲しいと思います。そして、この中から2020年の東京オリンピック代表や、世界で活躍する選手が生まれることを願っています。
8月8日(土曜日)
第30回を迎える三郷地域の「ふるさと夏祭り」に参加しました。このお祭りは、安曇野の夏の風物詩として、また地域や近隣の絆づくりの場として、例年盛大に開催されています。
会場内のステージ上では和太鼓の演奏や、三郷中学校の生徒の皆さんによる、よさこいの演舞、吹奏楽などが次々と披露されました。祭りの最後には盛大な花火が夏の夜空に打ち上げられ、来場者の皆さんの笑顔が会場にあふれていました。
8月7日(金曜日)
市農業再生協議会の「安曇野タマネギ生産シンポジウム」に出席しました。旧豊科町時代から生産振興している玉ねぎは、日本人一人当たりの年間消費量が第2位であり、近年、安全・安心な国産農産物への需要が高まっていることから、収益性の高い転作作物として期待されています。本日は、富山県のJAとなみ野の先進事例の紹介や、松本農業改良普及センターによる、市内での機械化をはじめとした玉ねぎ生産振興モデル事業の取り組みが発表されました。
市としましても、田園産業都市を目指し、省力化、機械化により農家所得の向上を図りながら、持続可能な農業実現のため、熱意ある農業者の皆さまの取り組みを支援していきます。
8月6日(木曜日)
平成27年市議会第1回臨時会を招集させていただきました。
本日の臨時会では、堀金支所等の改修工事に係る請負契約について、市消防団へ配備する、小型動力ポンプ付積載車の購入に係る売買契約について、地方自治法第180条の規定による専決処分2件の報告について慎重審議をいただき、それぞれ可決いただきました。
既に三郷支所につきましては、7月27日に起工式を行い、公民館に支所機能を移転させるための増改築工事に着手しています。また、穂高支所は5月11日に仮施設での業務開始以降、現在は解体工事が進み、今年度中には建て替え工事に着手する予定になっています。
市民生活に密着した地域の身近な窓口として、整備計画に基づき、順次、支所の改築工事を進めて行きます。
8月5日(水曜日)
平成27年第2回安曇野・松本行政事務組合議会定例会を招集させていただきました。
今回の定例会は、平成26年度一般会計歳入歳出決算の認定と、平成27年度一般会計補正予算(第1号)の2件を上程させていただき、それぞれ承認いただきました。
当組合は、市と松本市にまたがる広域排水路の維持管理運営を行っています。水位計をはじめ、多くの機器類が設置されており、この監視も行っていますが、設置から数年が経過し、維持管理経費もかかるようになりました。適正な予算執行により、緊急時に支障がないよう努めていきます。
なお、本日承認いただきました議案の概要は下記のとおりです。
- 平成26年度一般会計歳入歳出決算の認定 … 歳入総額:20,310,474円、歳出総額:18,521,328円、実質収支額:1,789,146円
- 平成27年度一般会計補正予算(第1号)… 歳入歳出予算の総額に789千円を追加し、予算の総額を22,139千円とする。
8月1日(土曜日)
江戸川区の花火大会に、今年も市内の親子共々ご招待をいただきました。
江戸川区とは旧穂高町時代より交流が続き、昨年、友好都市盟約40周年の記念式典を開催いただきました。この花火大会にも、昭和53年よりご招待をいただき、これまで大勢の市民がお世話になっています。今では、親子の楽しい夏の思い出だけでなく、子ども達が江戸川区に関心を持ち、自ら学ぶ貴重な機会となっています。
今年の花火大会に参加した子どもからは、「初めて見る大迫力・大規模な花火に感動した、多様な海洋生物の観察ができて楽しかった。友達に教えてあげたい。」など、喜びの声が届きました。
江戸川区は人口約68万人、東京23区の中で最東端に位置し、東京ディズニーランドで有名な浦安市や市川市、松戸市と接しています。行政規模や都市環境に違いはありますが、これからも、同区との末永い交流を続けていきます。