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平成28年6月 市長の活動日誌
6月30日(木曜日)
昨年10月に諮問させていただいた「公立保育園の民営化に関する基本的な考え方」について、市行政改革推進委員会から答申をいただきました。
現在、市には市立保育園が18園、幼稚園が1園ありますが、多様化する保育ニーズや非常勤保育士の増加、交付税の減額に対応するための財政運営等から、行財政改革の視点に立ち、今後の保育園のあり方についてご意見をいただきました。
答申では、中長期的な視野に立ち、民間活力を導入しながら、様々な保育ニーズへ対応していくことなどのご意見をいただきました。
今後、答申を踏まえ、公立保育園のあり方について検討を進めます。
6月28日(火曜日)
7月3日に開催される松本消防協会ポンプ操法・ラッパ吹奏大会に出場する、市消防団の選手の皆さんを激励しました。選手の皆さんには、家族や分団の仲間の支えを大切に、残りわずかの期間、健康に留意いただき、大会では訓練の成果を十二分に発揮し、優秀な成績を収めていただきたいと思います。
市消防団からは次の5チームが出場します。市民の皆さんの応援をお願いします。
•ポンプ車操法の部:第11分団(穂高)、第14分団(三郷)
•小型ポンプ操法の部:第4分団(豊科)、第13分団(堀金)
•ラッパ吹奏の部:音楽喇叭隊(各分団選出)
6月27日(月曜日)
今月3日に招集させていただいた、市議会6月定例会が本日閉会し、追加上程の議案も含め、14議案すべての案件について、承認をいただきました。
また、今定例会は、「熊本地震」や「千曲川・犀川浸水想定区域図」、「糸魚川-静岡構造線断層帯の地震発生確率」を受け、避難施設や物資等の確保を含めた防災対策の強化、被災地への支援協力体制の確立を再確認する議会となりました。今後も、地域防災計画を核に、多角的視点から防災力の強化に取り組んでいきます。
一方、一般質問では、健全財政への取組みに関するご指摘をいただき、全員協議会において、平成34年度までの財政計画を公表させていただきました。
今年度より、普通交付税の合併特例加算措置の段階的減額が始まり、平成33年度からは、基準財政需要額が一本算定となることから、平成27年度の交付税と比較し、毎年約20億円の減額が見込まれています。より歳出を抑制し、公共施設の再配置計画や民間へのアウトソーシング等をツールに、行政のスリム化に努めながら、健全財政を堅持していきます。
6月26日(日曜日)
市民スポーツ祭の総合開会式に出席しました。
スポーツ祭は、スポーツを愛する市民が一堂に会し、交流を深め、スポーツの振興と市民の一体感づくりのために始め、今年で7回目となります。本年度も多くの市民の皆さまからご協力をいただき、12月までに17種目の競技が行われます。
また、本日の総合開会式に合わせて、この度、完成した市歌「水と緑と光の郷」を使った健康体操を会場で披露させていただきました。
健康体操は、ラジオ体操の要素を取り入れながら、清らかな水や秋の稲穂など、安曇野の風景をイメージしたもので、子どもから高齢者まで手軽に運動できる体操です。ぜひ、身体を動かしてください。
今後も、市民の皆さまがいつまでも健康で生き生きとした毎日が送れるよう、健康長寿のまちづくりを進めていきます。
6月25日(土曜日)
安曇野市手をつなぐ育成会総会に出席しました。
障がいのある子どもたちの暮らしを支えるのは、何より家族ですが、地域の福祉団体や行政等が連携し、協力して地域全体で支え合うことが重要です。当会が、組織強化を図っていただき、引き続き会員同士の心の絆を深め、障がいのある子どもたちの心の支えとなっていただきたいと思います。
6月24日(金曜日)
市農業農村振興基本計画策定委員会に出席しました。
前期計画期間の5年が本年度で終了します。これまでの課題を整理し、第2次計画を策定することになり、策定委員を委嘱させていただきました。農業を取り巻く厳しい情勢の中で、当市の基幹産業である農業について、現場の声を反映した創意工夫による計画策定を進めていきます。
6月18日(土曜日)
国営アルプスあづみの公園が、本日、全園開園を迎えました。
同公園は、国・県をはじめ、多くの関係者のご尽力により、平成16年7月に堀金・穂高地区の一部が開園し、以降、大町・松川地区が開園、両地区ともに追加開園を経て、本年3月末までの総入園者数は、420万人を超え、訪れた多くの皆さまに安曇野の自然と文化を満喫していただいています。
本日、新たに開園した「里山文化ゾーン」は、49ヘクタールの敷地内に残る安曇野の里山文化を活用した農業体験学習、自然観察会、地域固有の稀少動植物の保全など、地域の人々も参加しながら、来訪者に安曇野の魅力を伝えるエリアです。
市では、国営公園の利用促進と周辺地域の活性化、公園周辺整備に向けて市民の意見等を聴く「あづみのパークコミュニティ会議」の設置や、一般県道豊科大天井岳線の須砂渡トンネルの建設促進に取り組んでいます。これからも、北アルプスや山麓の自然を活かし、国営公園を核とした山岳観光の整備に力を入れていきます。
6月17日(金曜日)
先の熊本地震の被災地支援のため、全国市長会からの要請に基づき、当市から職員6名を派遣することになりました。
派遣する職員は、6月19日から7月17日までの間、被害が大きかった熊本県益城町で、り災証明書の発行などに必要な家屋被害認定調査(2次調査)業務にあたります。被災された皆さまが、一日も早く元の生活に戻れるよう、今後も支援を続けます。
また、市議会6月定例会一般質問の3日目に臨み、次の6名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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藤原 正三 議員 |
・大型太陽光発電設備の現状と今後の対応 ・社会就労センターの過去と今後 |
小松洋一郎 議員 | ・三郷地域における畜産臭気対策について |
猪狩久美子 議員 |
・放課後児童クラブについて ・安曇野市介護予防・日常生活支援総合事業について ・防災対策と緊急時の住宅確保について ・健康診断の内容について |
増田望三郎 議員 |
・子育て日本一を目指す安曇野市の保育の方向性 ・離婚家庭の子育て支援 面会交流支援を |
松枝 功 議員 | ・豊かな水や水産資源を活用した産業、地域振興について |
荻原 勝昭 議員 |
・臨時職員保育士の正規採用と待遇改善の年次計画を公表すべきではないか ・市民生活に影響のあるTPPに今こそ市長の明確な意思表明を |
6月16日(木曜日)
市議会6月定例会一般質問の2日目に臨み、次の7名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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竹内秀太郎 議員 |
・大規模災害に対する防災・減災対策の見直しと防災ラジオの整備について ・豊科南部総合公園の整備と総合体育館の建設について ・官公需による市内中小企業の振興策について ・豊科老人福祉センターの入浴料金見直しについて ・梓橋の改築に向けた取り組みについて |
宮澤 豊次 議員 |
・地方創生に資する安曇野観光産業戦略について ・安曇野インター周辺地域開発の推移状況 |
内川 集雄 議員 |
・あずみっ子(児童)に関し ・水と緑と光の郷に関して |
小松 芳樹 議員 |
・防災と観光を兼ねた拠点整備と地方創生 ・ICT教育について |
坂内不二男 議員 | ・安曇野市の行政運営等の状況について (特に旧堀金図書館等の工事中止と文書館整備に関して) |
小林 純子 議員 |
・自治基本条例に住民投票をどう位置付けるか ・総合体育館建設に向け市民意向調査(アンケート)を |
林 孝彦 議員 |
・安曇野プライド・安曇野の誇りの確立発信について ・美しい緑のまち・安曇野の促進について |
6月15日(水曜日)
市議会6月定例会一般質問の初日に臨み、次の7名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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山田 幸与 議員 |
・防災対策の充実について ・市の将来構想実現に向けた取り組みについて |
一志信一郎 議員 |
・市道堀金1級1号線の歩道設置・舗装工事並びに防犯灯設置工事について ・「市民登山をしましょう」を提案します |
藤原 陽子 議員 | ・防災力強化のために |
中村今朝子 議員 |
・高齢者の安心・安全な生活のために ・B型肝炎ワクチン接種について |
平林 徳子 議員 | ・安心して子どもを産み育てるために |
松澤 好哲 議員 |
・財政と安全保障について ・民営化について ・安曇野市の文化継承について |
井出 勝正 議員 |
・大規模災害の対応について ・就学援助について |
6月12日(日曜日)
晴天のもと、「第2回信州安曇野ハーフマラソン」を実施しました。
本年も北海道から沖縄まで、また、海外からの参加者も含め、5,400人を超えるランナーの皆さんに参加いただきました。入賞されました選手の皆さん、おめでとうございます。
大会開催にあたり、実行委員の皆さんをはじめ、ボランティアの皆さん、協賛企業各社の皆さん、暑い中、会場や沿道で声援を送っていただきました多くの市民の皆さんに改めて感謝と御礼を申し上げます。
本年度は、親子で楽しめるファミリーランの部も新設し、北アルプスと田園風景の広がる安曇野のコースを満喫していただきました。今年の反省点を生かし、来年も全国の皆さんから愛される大会を目指します。
6月11日(土曜日)
日本禁煙友愛会明科支部の通常総会に出席しました。
市では、5月31日の「世界禁煙デー」に合わせ、広報などで市民の皆さまに広く禁煙の啓発に努めています。本会の青少年健全育成と社会奉仕活動による禁煙運動を通じて、生活改善と健康増進が図られることを期待します。
6月10日(金曜日)
新田子ども会と新田子ども会育成協議会の皆さんから、今年も東日本大震災の被災地への寄附金をお預かりしました。4月12日に行われた新田神社例大祭で子どもたちが出店した輪投げや、射的などの売上金を寄附していただきました。
子どもたちには義援金を通じて、被災地支援や地域間連携の大切さを感じていただくと共に、将来のボランティア活動や地域防災活動などに生かしていただきたいと思います。
児童会の子どもたち、育成協議会の役員の皆さまに感謝します。
6月8日(水曜日)
第86回全国市長会議(通常総会)に出席しました。全国市長会は、本年4月1日現在、790の市と東京都の特別区23区で組織され、国と地方の協議の場に関する事や、内閣または国会に対する意見具申、その他、行財政に関する調査研究を事業として行っています。
本日は、全国9つの支部から提出された82議案を審議し、全会一致で採択されたほか、6件の決議案と1件の特別提言案が採択され、国へ要請することになりました。
本日は安倍内閣総理大臣と高市総務大臣が、総会の冒頭挨拶をされました。これからも、全国の市長と連携協調し、小さな声を国に届けていきます。
❏第86回全国市長会決議事項
1.平成28年熊本地震への対応に関する決議
2.東日本大震災からの復旧・復興及び福島第一原子力発電所事故への対応に関する決議
3.地震・津波・台風等防災対策及び原子力安全・防災対策の充実強化に関する決議
4.地方創生の推進・分権型社会の実現に関する決議
5.都市税財源の充実強化に関する決議
6.持続可能で安定的な社会保障制度の構築に関する決議
❏特別提言
○多世代交流・共生のまちづくりに関する特別提言
6月7日(火曜日)
明日の第86回全国市長会議に先立ち、各支部から提出された議案の審議を行うため、第3分科会(厚生労働・環境・文教等)に出席しました。また、厚生労働省の武田政策統括官より「社会保障をめぐる最近の情勢について」、文部科学省の小松初等中等教育局長より「文教行政をめぐる最近の情勢について」講演がありました。今後も国の動向に注視していきます。
その後開催された県市長会6月定例会では、総務省自治行政局の海老原市町村課長より、「人口減少下における新たな広域連携の推進について」講演がありました。海老原課長は、平成2年4月の自治省入省後、本県の地方課に1年在籍した経験があり、面識のある首長も多く、長野県の事情にもよく精通しています。本日は、市町村合併後の新たな国の施策、「連携中枢都市圏」の取組みについて話をされました。
人口減少・少子高齢社会においても市町村が連携し、コンパクト化とネットワーク化により、活力ある社会経済を維持するための拠点を形成していく事の必要性を感じました。
6月3日(金曜日)
本日、平成28年市議会6月定例会を招集させていただきました。
冒頭、去る4月14日の夜から16日の未明にかけて発生した熊本地震により、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げますとともに、犠牲となられた多くの皆さまのご冥福をお祈り申し上げ、被災地の1日も早い復旧・復興を述べさせていただきました。
さて、今定例会の会期は6月27日までですが、付議案件は11件で、条例の一部改正が7件、補正予算関係が2件、市道の廃止・認定がそれぞれ1件です。15日・16日・17日は市政に対する一般質問が行われます。傍聴ができますので、是非議場にお出掛けください。なお、開会にあたっての挨拶は下記のとおりです。
6月2日(木曜日)
アルプス保育園の新園舎の完成と穂高幼稚園の大規模改造工事の完了に伴う「おひろめ式」を行いました。
アルプス保育園は昭和50年の建設で築40年が経過し、施設全体の損耗が激しいうえ、未満児保育や長時間保育など、昨今の保育事情を満たす事が困難な状況であったことから、隣接する土地をお譲りいただき、旧園舎の敷地と一体で整備しました。
穂高幼稚園は、昭和48年に現在地へ建設し、これまで増築をしながら、施設の長寿命化を図るため、平成26年6月より構造体の耐震補強と施設全体の改修工事を進めてきました。
今までの園舎と同様、地域の皆さまに愛され、子どもたちが伸び伸びと生活することができ、歓声の鳴り響く園舎でありますよう願います。
6月1日(水曜日)
JAあづみと、市民農園の活用について覚書を締結しました。
今回の覚書は、この度完成したJAあづみの大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」(豊科南穂高)の横に、来年4月に開園する市民農園80区画と、農業体験農場1区画の活用を協力して行うために行いました。
主な内容は、市民向けの利用者の募集や、農業体験を希望する市外の人向けに、同農園での農業講習会などの広報・情報発信を協力して行います。
安曇野インターに近い立地条件を生かし、観光客や友好都市の皆さんにも大いに利用していただき、交流人口の創出や地域の活性化に期待しながら、本市の農業振興につなげていきます。