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平成28年8月 市長の活動日誌
8月25日(木曜日)
第139回長野県市長会総会を当市で開催しました。県内19市が市制順に当番市を務め開催しています。当市での開催は、初めてです。
午前中は役員会に出席し、午後は、総会から市内の視察まで、県内18市の市長さんと行政課題に係る議題審議を行うとともに、懇親を深めました。
本総会で採択された議題のうち、国に係るものは10月に富山県魚津市で開催される北信越市長会へ、県に係るものは、県知事及び県議会議長へ要望・陳情として提出されることになっています。
今年は、5月に北信越市長会総会を当市で開催し、市長会に係る大きな大会を続けて開催させていただきました。歴史ある市長会の一員としての自覚を新たにしました。
8月24日(水曜日)
NPO法人JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしん主催の「あんしん広場全員集合 林家一門によるあづみの生き活き寄席」に伺いました。
「あんしん広場全員集合」は、普段それぞれの地域の「あんしん広場」で独自に活動をされている皆さんが、もっと大きな輪にしようと、一年に一回、一堂に会する事業として実施されています。
高齢者の皆さんがより一層元気に、地域で生き生きと暮らすことを目指した活動に大変感謝しています。これからも「健康長寿のまちづくり」を積極的に進めます。
8月23日(火曜日)
平成28年市議会9月定例会を招集させていただきました。
今定例会の会期は、9月16日までの25日間です。平成27年度の決算議会ということから、8月29日・30日には各部局において決算説明が行われ、その後、9月2日・5日・6日に市政に対する一般質問を行い、16日の本会議で議案の採択をいただくことになっています。
また、今定例会への付議案件は26件で、条例の設置及び一部改正が3件、補正予算関係が6件、決算関係が15件、市道の廃止・認定がそれぞれ1件です。一般質問は傍聴ができますので、是非、議場へお出掛けください。
8月22日(月曜日)
県議会危機管理建設委員会の現地調査(松本地区)に出席し、9名の県議会議員の皆さんに市の状況を説明し、要望を行いました。
道路・河川・砂防をはじめ、社会資本整備による安全で快適な住み良い環境づくりは市民の願いであり、事業の促進が急務です。本日は以下項目について要望しました。
◆地域高規格道路 松本糸魚川連絡道路について
◆主要地方道 安曇野インター堀金線(本村)について
◆一般県道 小岩岳穂高 停車場線について
◆黒沢川河川整備について
◆一般県道 豊科大天井岳線(須砂渡トンネル)について
◆主要地方道 松本環状高家線「梓橋」周辺の渋滞解消について
◆安曇野建設事務所・犀川砂防事務所の機能強化について
8月20日(土曜日)
第26回信州安曇野能楽鑑賞会を開催しました。例年、明科龍門淵公園で「薪能」として開催していますが、隣接する旧明科公民館解体工事のため、今年は豊科公民館大ホールに特設能舞台を設置して開催しました。
能の鑑賞は、名誉市民である能楽師の故 青木 祥二郎先生の業績を顕彰するとともに、能を通じて国内一流の伝統芸能に触れていただくため、ご子息の青木 道喜先生のお力添えにより、毎年開催しています。
今回は、能「融」、狂言「鐘の音」等、当代一流の先生方により4作品が上演されました。幽玄な能の世界を多くの皆さんに楽しんでいただきました。
8月19日(金曜日)
安曇野市防災会議に出席しました。
熊本地震の発生や糸魚川静岡構造線の地震予測の報道に伴い、より一層、災害対策への強化が求められています。当市の防災計画をより実効性のあるものにするため、市防災会議の委員の皆さまからのご意見・ご提言、ご協力をお願いします。
安曇野市子ども子育て会議に出席しました。
国では、平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」を施行し、これに伴い当市でも、子育てに対する支援のあり方等について「子ども・子育て支援事業計画」を策定し、計画的な事業を推進しています。安心して子どもを産み、育てられる環境づくりは、活力ある市の発展のために欠かすことができません。
委員の皆さまには、市の未来を担う子ども達のために、各分野で培われました見識や豊富な経験を発揮していただきますよう期待します。
8月17日(水曜日)
「市地域活性化を図る産業振興条例(仮称)」の骨子(案)について、市商工業振興審議会へ諮問をさせていただきました。この条例では、従来の産業別の振興ではなく、6次産業化や異業種連携も含めた、一体的な市の産業振興の基本的な事項を定めることとしています。
また、本日は、市内の空き家対策に向けて、新たに設置した「市空家等対策協議会」の各委員も委嘱させていただきました。
少子高齢化や人口減少などを背景に、「市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げる産業振興や雇用の確保、空き家対策など市が抱える課題は少なくありません。
今後も「田園産業都市・安曇野」の実現を目指し、活力ある住みよいまちづくりに向けて取り組んでいきます。
8月15日(月曜日)
北穂高霊社の例大祭に出席しました。北穂高地区84柱の御霊がとこしえに安らかならんことをお祈りします。
本日は、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。祖国の安泰と愛する家族のため、身をもって任にあたり、尊い一命を捧げられた戦没者の最期と、残されたご遺族の気持ちを察する時、今なお悲痛の念が胸に迫ります。
戦後71年が経過した今日、戦争を体験した方は年々減り続けています。戦争の悲惨さを後世へしっかりと伝えていく必要がありますが、今年も8月6日の広島市平和記念式典に、市内の中学生21人が参列し、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さ・意味を学んできました。
これからも、先人から受け継いだ豊かな安曇野の自然を守り、市民の皆さまが安心してこのまちで暮らせるように、平和行政を推進していきます。
8月14日(日曜日)
「第10回安曇野花火」が開催され、県内外から多くの皆さまが会場を訪れ、安曇野の夏の風物詩を楽しんでいただきました。
地域活性化と全国規模の大会を目指し、市内の若手経営者の有志により始まったこの花火大会も10回を数えました。本年は、「安曇野はひとつ」をテーマに、天空に咲く花束をイメージした色鮮やかな花火が打ち上げられたほか、音楽に合わせて特大のスターマインが打ち上げられ、夏の夜空に輝きました。
今年も、市民の皆さまや企業の皆さまから多くのご協賛を頂戴すると共に、実行委員会の皆さまによる会場準備・設営、安全管理等のご協力により、無事、花火大会を開催することができました。ありがとうございました。
8月11日(木曜日)
16番目の国民の祝日「山の日」が制定され、本日、上高地で開催された記念全国大会に出席しました。皇太子同妃両殿下、並びに愛子内親王殿下のご臨席のもと、環境大臣、長野県知事、関係自治体の長をはじめ、関係者約500人が好天の上高地に集い、記念すべき第1回の式典が挙行されました。
日本は国土の7割近くを山地が占める「山国」です。そこに暮らす民は古くから山を崇め、森の恵みを受け、自然と共に生きてきました。郷土安曇野も北アルプスの恩恵を存分に受け、自然豊かな実りの里として、偉大な文化を育んできました。
「山と共に ~人と自然がつながる社会へ~」山の日を契機に、改めて山の恵みに感謝するまちづりを進めていきたいと思います。
8月10日(水曜日)
県松本建設事務所長をはじめ、幹部職員の皆さんに梓橋周辺の渋滞解消について要望活動を行いました。
豊科地域高家付近から新橋交差点にかけての交通渋滞は、アルプス大橋の開通により改善がみられるものの、依然として、梓橋周辺では朝夕の慢性的な渋滞が続いています。梓橋は、昭和6年に完成し老朽化しており、架け替えを求める声があります。
平成26年度には、「梓橋の新設(改修)の早期実現のため、県及び関係団体への働きかけを求める請願書」が、約2万人の署名を添えて市議会に提出され、同議会において採択されました。
市では渋滞状況の実態把握をするため、平成27年度に交通量調査を行ったところ、朝夕の滞留長は約700mにも及びました。交通渋滞解消には、様々な対応策が考えられると思いますが、道路管理者の立場から、渋滞解消策について検討をしていただくよう要望しました。
8月9日(火曜日)
ハローワーク松本・大町と当市の共催により、就職面接相談会が当市役所で開催されました。
一般求職者の早期再就職の実現と、企業の人材確保の促進を目的に開催され、本日は28社の事業所の皆様にご参加いただき、就労意欲のある方々と直接面談されました。企業にとりましても、この機会を将来の担い手確保のための人材発掘の一助としていただき、地域経済の活性化につなげていただければと思います。
8月6日(土曜日)
江戸川区の花火大会に、今年も市内の親子共々ご招待をいただき参加しました。
江戸川区とは旧穂高町時代より交流が続き、この花火大会には、昭和53年から招待を受け、これまで大勢の市民がお世話になっています。
江戸川区は人口69万人、人口減少が社会問題となる中、江戸川区の人口は増加しています。また、東京23区の中では最東端に位置し、東京ディズニーランドで有名な千葉県浦安市や市川市、松戸市と接しています。江戸川の対岸には市川市が位置し、この花火大会も同市との共同で行われ、今日も大勢の観客で賑わいました。
夏の風物詩“花火大会”、これからも各地で開催されますが、行く夏の楽しさを市民の皆さんと味わいたいと思います。
8月5日(金曜日)
VAIO株式会社の設立2周年記念プレスツアーに出席しました。
VAIO株式会社は、平成26年7月に発足し、翌年の2月には設計から製造までの全工程を、当市の本社工場で行う「モバイルノートパソコン」を発表し、製品自体に「made in azumino japan」(メイド イン アヅミノ)の刻印を施していただきました。
この製品は「安曇野ふるさと寄附」のお礼の品として大変好評をいただいており、市の産業振興や雇用創出に大きく貢献していただいています。設立2年目を迎え、今後の更なる事業拡張と雇用の促進に期待を寄せています。
8月4日(木曜日)
第2回千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会に出席しました。
この協議会は、河川管理者、県、市町村が連携・協力して、減災のための目標を共有し、ハード・ソフト対策を一体的、計画的に推進することを目的に、本年4月に設立されました。
市内の危険個所の早期改修を引き続き要望するとともに、水害対策に取り組むことにより常に洪水に備える「水防災意識社会」の構築に努めます。
8月3日(水曜日)
脊髄損傷による重度の障がいを持ちながら、常念岳を登頂した杉原紘人さんが訪問してくれました。杉原さんは東京都在住の大学生で、高校1年生の時にラグビーの試合で脊髄を損傷されました。“同じ境遇の皆さんの励みに”と登山を決意し、過酷なトレーニングを経て、昨年は見事富士山登頂を果たされました。2回目の挑戦となる今回の常念岳では、山頂からの雲海や槍ヶ岳などの眺めの素晴らしさに感動したとの感想をいただきました。杉原さんの熱意と努力に敬意を表します。
さて、8月11日は国民の祝日「山の日」です。当市には北アルプスをはじめ光城山、長峰山など、数多くの山があります。年代や体力、目的に応じて多くの皆さんが安曇野の山々に親しんでいただけたら幸いです。
8月2日(火曜日)
福岡市東区との青少年交流事業の歓迎レセプションに出席しました。
「安曇族」を縁に、旧穂高町で始まった東区との青少年相互訪問事業は、平成3年から始まり、本年で26回目を迎えます。この間、約900人の子どもたちが交流を深めてきました。
今年は、東区から10人の小中学生が訪問し、穂高神社や上高地、市内工場の見学のほか、キャンプなどを通じて、市内の小中学生と4日間の交流を楽しんでいただきます。子どもたちにとって有意義な夏休みの体験となり、海と山の若人の交流が末永く続くよう願います。
8月1日(月曜日)
関東農政局が主催した農業用水シンポジウムに出席しました。
8月1日からの「水の週間」に合わせて、農業用水の歴史と役割を振り返り、先人達が築いた農業用水によってもたらされた水の恵みや水環境の重要性、そして、地域ぐるみで施設の保全管理を考えることを趣旨として開催されました。
「安曇野の農業用水と景観」をテーマとした基調講演、「安曇野の農村景観と文化を次世代に」をテーマにしたパネルディスカッションには、市内外から500人を超える方が参加し、熱心に聴講されました。
水はすべての命を育んでいます。これからも、市政の重要な柱として、水を活かした地域づくりと農で生きるまちづくりを進めていきます。