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平成29年3月 市長の活動日誌
3月31日(金曜日)
本日をもって退職される市の職員に辞令を交付し、併せて永年勤続表彰をさせていただきました。退職される多くの職員は、旧町村役場の時代から地方自治に携わり、市民の皆さまから「旧5町村が一つになって良かった」、そう感じて貰えるよう、職務に努めていただきました。
また、県教育委員会や松本広域消防局等から派遣職員としてお越しいただきました皆さまには、短い期間ではありましたが、市政の発展にご尽力を賜りました。これまで、市役所の職員として培った多くの経験と実績を次の職場や各地域で活かしてください。
3月30日(木曜日)
4月から県や松本広域連合に派遣する職員に辞令交付をしました。派遣される職員には、安曇野市の職員としての誇りと自覚を持って職務にあたり、帰任後には、多様化する市民ニーズや地域の課題に対し、経験を活かして力を発揮するよう訓示しました。
3月25日(土曜日)
安曇野屋敷林フォーラム2017に出席しました。
現在、市では「緑の基本計画」を策定中です。私たちの生活に身近なまちなかの緑や屋敷林、農地、山林など、市内の緑全般について総合的に取り上げていきたいと思いますが、本日は、「緑の基本計画」審議会座長で、信州大学農学部教授、佐々木邦博先生による講演、また、都市緑化の先進地である富山県砺波市、東京都武蔵野市の取り組みや課題などを通して意見交換が行われました。
市の特徴的な景観を創る屋敷林ですが、生活スタイルの変化等から、個人での保全が難しくなっています。より多くの市民の皆さんが屋敷林に関心を持ち、保全活動につながるよう、関係機関の皆さまと連携し、安曇野の景観の維持・保全に努めていきます。
3月24日(金曜日)
銀座NAGANOにおいて「北アルプスパノラマ銀座 メディア・エージェント懇談会」を開催させていただきました。
市山岳観光推進実行委員会による懇談会ですが、本日は、首都圏のメディア、旅行会社等、13社の皆さまに安曇野の観光情報を提供するとともに、旅行雑誌への掲載や商品造成に繋がる意見交換をさせていただきました。
市では、山岳と平地観光の連携から市内周遊は、交流人口拡大にとって重要な課題と捉えています。今後も山岳観光推進実行委員会と協力し、安曇野の情報発信に努めます。
3月23日(木曜日)
定例記者会見を実施しました。
本日は、4月1日付市職員の人事異動の概要について、防災用品購入補助金の交付について、母子・子育て相談窓口の開設について、『さくら サクラ 桜 安曇野風土記3』の刊行について、それぞれ説明と報告をさせていただきました。
市では、4月3日から本庁舎1階南側の健康推進課の窓口に、妊娠から出産から子育てについての相談を受ける「母子・子育て相談窓口」を開設します。妊娠期から子育て期までの不安や負担感、心配事に寄り添いながら、個別のケースに応じた切れ目ない支援が必要とされる中、相談窓口を1か所に集約し、様々なケースに応じた支援へと繋いでいきたいと思います。窓口には保健師を配置し、状況に応じて支援プランを作成し、保健医療部のほか福祉部など関係部署と連携して対応していきますので、お気軽にご利用ください。
なお、記者会見の詳細は、こちらをご覧ください。
長年にわたり消防業務に従事し、勤続25年以上の勤務成績等優秀な団員に贈られる、総務省消防庁の永年勤続功労章を、市消防団の鳥羽 昌弘団長が受賞し報告をいただきました。
鳥羽団長には、昭和62年、24歳の時に旧明科町の消防団員として消防業務に従事され、市発足後は、分団長・副団長を歴任され、平成28年4月から、市消防団を統率いただいています。地域防災力の要である市消防団を代表して表彰されたことは、多くの団員や市民の皆さんの励みになります。
団員確保が全国的に難しい中、市としても消防団員の待遇改善や装備の充実に努めながら、災害に強い安全・安心なまちづくりを目指していきます。
3月18日(土曜日)
平成28年度協働のまちづくりフォーラム・つながりひろがる地域づくり事業の成果発表会を行いました。
第1部「協働のまちづくりフォーラム」では、信州大学人文学部の茅野恒秀准教授から、「地域資源を活かした市民主体のまちづくり」と題してご講演をいただき、全国のユニークなまちづくりを紹介いただきました。
第2部は、本年度、地域づくり事業の補助金を活用した団体の皆さんから、事業の成果を発表していただきました。この補助制度は、支え合う地域社会を目指し、自主的で主体的な地域に根差した市民活動事業に対して交付するもので、本年度は19団体から活用いただきました。新年度も多くの市民活動団体の皆さんからの活用をお待ちしています。
3月17日(金曜日)
2月17日に招集させていただいた、市議会3月定例会が本日閉会し、追加上程の議案も含め、44議案すべての案件について、承認をいただきました。特に今定例会は、平成29年度予算に係る審議議会として、13会計の承認を賜り、中でも一般会計においては、413億7,000万円と、4年連続で400億円を超える大型予算となりました。
これまで以上に職員一丸となり、前例・先例に捉われず、無駄を廃し、コスト意識を持ち、行政のスリム化を図りながら、一層の健全財政に努めていきます。
また、市の自治に関する最高規範「自治基本条例」を制定させていただきました。自治の基本理念、市政運営の基本原則に基づき、協働によるまちづくりを一層進めていきます。
3月16日(木曜日)
市内の全小学校で卒業式が行われ、三郷小学校の卒業式に出席しました。
同校は、「自ら学ぶ子ども(やる気)〈知〉」「心豊かな子ども(思いやり)〈徳〉」「明るくたくましい子ども(健康)〈体〉」を学校の教育目標に掲げ、小学校生活を送っています。
平成28年度は、重点目標の一つに「健康・体力づくり」を掲げ、全国健康づくり推進学校優良校として表彰されました。
本日、三郷小学校を巣立つ児童は、男子88名・女子85名の173名です。いよいよ4月からは中学生です。市内小学校を卒業生されるすべての皆さんへ、充実した中学校生活となりますよう祈ります。
3月15日(水曜日)
市内の全中学校で卒業式が行われ、堀金中学校の卒業式に出席しました。
同校では「高めあう学び」「かわしあう挨拶」「響きあう歌声」「磨きあう清掃」を学校の教育目標に掲げ、日々、学業にスポーツに取り組んでいます。
本日、堀金中学校を巣立つ生徒は、男子52名・女子58名の110名です。この3年間、苦しく、辛い日もあったと思いますが、勉学に、スポーツや文化活動に一生懸命頑張ってきました。今日までお世話になった先生や友達、家族や地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、夢の実現に向かって大いに羽ばたいてください。
本日、中学校を卒業されるすべての皆さんへ、希望に満ちた旅立ちに心からエールを送ります。
3月14日(火曜日)
優れた環境コミュニケーションを表彰する「第20回環境コミュニケーション大賞」(環境省/一般社団法人地球・人間環境フォーラム共催)のエコアクション21の取組結果をまとめた「環境活動レポート部門」で、市内の共和アスコン株式会社が優良 賞を受賞し、受賞の報告に見えました。
同社は環境省が策定したガイドラインに基づき、取り組みを行う事業者向け認定制度「エコアクション21」の認証を取得しており、環境に配慮した事業経営と、図やグラフなどを効果的に使用し、読みやすくまとめた環境活動レポートが評価されました。
市役所本庁舎も本年度「エコアクション21」の認証を取得し、平成29年度からは小・中学校などでも取り組む予定です。今後も省エネルギー、省資源・廃棄物削減などに取り組み、持続可能な社会の構築に努めていきます。
3月13日(月曜日)
穂高幼稚園の卒園式に出席しました。幼稚園を卒園される園児の皆さん、保護者の皆さま、ご卒園おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
穂高幼稚園では、教育目標に『生活を切り拓いていける心身共に逞しい子どもを育てる』を掲げ、本年度も「明るい挨拶」「感謝のことば“ありがとう”」「反省のことば“ごめんなさい”」「靴の整頓」を重点に取組んできました。特に年長児はリーダーとして、小動物の飼育当番や小さい組のお世話を張り切ってやってくれました。
本日、穂高幼稚園を巣立つ男子23名・女子17名の40名の園児は、4月からいよいよ小学生です。穂高幼稚園で学んだことを思い出し、勉強に運動に、一生懸命頑張ってくれることでしょう。
これからも、「安曇野市で子どもを生んで良かった」、「育てて良かった」と言われるまちづくりを目指していきます。
穂高幼稚園の卒園式から戻り、市社会福祉協議会と「福祉避難所の開設及び運営に関する協定」を締結しました。この協定は、災害時に高齢者や障がい者など一般の避難所での生活に不安がある人のために、市内16カ所で指定している福祉避難所の開設や運営を、福祉の専門資格等を持った市社会福祉協議会にお願いするものです。
今後は、円滑に運営するためのマニュアル等の整備を進めます。
3月9日(木曜日)
信州大学の濱田州博学長にお越しいただき、同大学と包括的連携に関する協定を結びました。今回の協定は、旧穂高町時代に人文学部と結んだ協定を引き継ぎ、全学との包括的な連携協定へ移行するものです。
協定では、市が抱える様々な課題の解決や政策立案の際、その分野を専門とする学部から学術的、専門的見地からアドバイスをいただきます。
健康長寿、農業振興を目指す当市にとって、それぞれの専門学部を持つ大学との連携は心強く、また、貴重な学内資源に触れることで、職員一人ひとりの課題解決能力の向上にも期待が持てます。様々な分野での連携を深め、多様な市民ニーズに的確に応えられるよう、取り組んでいきます。
3月8日(水曜日)
特定非営利活動法人「ふるさとオンリーワンのまち」から、当市が「ふるさとオンリーワン」に認定されました。
同法人は、そのまちのあまり知られていないユニークな観光資源を再発見し、情報発信を行うことを目的に活動を行っており、県内では飯島町に続いて2件目、全国では8件目の登録となりました。
当市の美しい景観を有する観光地に加え、ロゴマークの制作や日本観光ポスターコンクール入賞など、安曇野ブランドへの取り組み、また、多方面に及ぶ産業活動などが評価され、今回の認定となりました。
今後も、安曇野ならではの「オンリーワン」を発掘し、全国各地・世界各地に発信していきます。
3月6日(月曜日)
市議会3月定例会一般質問の最終日に臨み、次の7名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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松枝 功 議員 | ・ホストタウンを契機としたまちづくりの戦略について |
坂内 不二男 議員 | ・「スポーツ観光型まちづくり」の推進について |
・受益者負担(使用料)について | |
・防災広場の利用について | |
藤原 正三 議員 | ・豊科高家所在の公有財産の変遷について |
増田 望三郎 議員 | ・子供たちのために、我々はどのような教育を用意していくのか |
召田 義人 議員 | ・文化を学び育むまちづくり |
小林 純子 議員 | ・必要な人に届く福祉サービス |
・年3回支給の児童扶養手当を市独自の方法で毎月の分割支給へ | |
林 孝彦 議員 | ・安曇野独自の農林水産業の振興について |
・安曇野の自然回帰・自然保護と自然体験交流の推進について |
3月5日(日曜日)
中学生海外ホームステイ派遣事業出発激励式に出席しました。
グローバル化する国際社会に通用する子どもたちを育てるため、本年度も春休みの期間を利用し、市内7つの中学校から14人の生徒をオーストラリア・メルボルン市に10日間派遣します。
生徒の皆さんからは、英会話能力の向上や、現地の皆さんとの交流、異文化体験、ふるさと安曇野の紹介など、出発にあたりそれぞれの気持ちを話してくれました。
短い期間ではありますが、この貴重な体験を活かし、将来市を担い、日本や世界をリードする人材になってくれることを期待します。
3月3日(金曜日)
市議会3月定例会一般質問の2日目に臨み、次の7名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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竹内 秀太郎 議員 | ・平成29年度予算編成方針と予算内容について |
・第7期介護保険事業計画と健康寿命延伸対策について | |
小松 洋一郎 議員 | ・職場の活性化と行政改革について |
・黒沢川治水事業の整備状況について | |
藤原 陽子 議員 | ・がん対策の推進について |
平林 徳子 議員 | ・松くい虫の被害状況と対策について |
・コミュニティスクール事業について | |
・生涯学習について | |
黒岩 豊彦 議員 | ・安曇野市スポーツ振興計画について |
・安曇野市消防団の現状と課題 | |
内川 集雄 議員 | ・地域(区内)消防力向上と消火栓等に関して伺う |
・JR篠ノ井線田沢駅前および周辺等、開発(整備等)まちづくりに関して伺う | |
・軽自動車税納税証明書(継続検査用)インターネット発行について | |
猪狩 久美子 議員 | ・安曇野インター東の開発について |
・新総合体育館建設について | |
・介護予防・日常生活支援総合事業について |
3月2日(木曜日)
市議会3月定例会一般質問の初日に臨み、次の7名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 | 質 問 内 容 |
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山田 幸与 議員 | ・平成29年度の施策展開(政策面・財政面)について |
・水道事業の統合にむけて | |
一志 信一郎 議員 | ・外国人観光客の対応について |
・あづみ野やまびこ自転車道の安全環境等対策について | |
・無年金者の救済対策について | |
松澤 好哲 議員 | ・安倍政権と平和のあり方と自治はどこへ行くか |
・拾ヶ堰世界かんがい施設遺産登録と安曇平お船祭りの文化とビジョンについて | |
・29年度予算と健全財政・市民の暮らしについて | |
・地下水利用と財政のビジョンについて | |
・農業農村振興基本条例の存続について | |
中村 今朝子 議員 | ・安曇野市役所におけるワークライフバランスの実現に向けて |
・安曇野の子ども達のために | |
荻原 勝昭 議員 | ・穂高老人保健センターは存続すべきでないか |
小松 芳樹 議員 | ・基金と積立金等の現状について |
・市民への周知について | |
井出 勝正 議員 | ・平成29年度予算編成での市長の考え |
・いのちと人権にかかわって | |
・子どもの貧困の解消のために | |
・国保会計の県化の説明と穂高広域施設組合の焼却炉更新予算が平成29年度予算に組み込まれなかった理由は |