本文
平成29年12月 市長の活動日誌
12月28日(木曜日)
本日、市議会臨時会を招集させていただき、中山 栄樹さんの副市長選任について、全議員の皆さんの同意をいただきました。行政経験豊富な中山さんには、高い見識と実績のもとに、事務の執行・監督と職員指導にお力をいただきますよう期待します。
また、本日は平成29年の仕事納め。職員の皆さんには、さらに厳しくなる行財政運営に対して、仕事の内容を見直し、コスト意識を持って取り組んでいただくよう訓示しました。
新しい年が市民の皆さまにとって、輝かしい年となりますようお祈りします。
12月26日(火曜日)
三郷交流学習センター「ゆりのき」の建設工事が完了し、鍵の引き渡し式が行われました。手狭となった三郷図書館の移転改築は、合併前の三郷村時代から地域住民や関係者の悲願でした。
愛称の「ゆりのき」は、明治41年に林学博士・白澤保美が温小学校の開校を記念して植樹したもので、三郷地域を象徴する樹木です。このたび竣工した施設は、図書館を中心に学習室や展示ギャラリーを備えており、生涯学習を支援する公共図書館として大いに役立てていただきたいと思います。白澤博士がユリノキの植樹に込めた願いを引き継ぎ、市の文化活動の振興と発信に大きく寄与することを願い、今後の運営に努めていきます。施設は、来年3月10日に開館となります。多くの皆さまのご利用をお待ちしています。
12月25日(月曜日)
今年も残すところ後わずかとなりました。本日は、安曇野シルバー人材センターから門松1対を寄贈していただきました。同センターの門松は丁寧な作りが評判で、市内外から多くの受注があるそうです。お蔭様で、市役所の正面玄関も華やかでお正月らしい雰囲気となり、新たな気持ちで新年を迎えることができます。
また、夜は年末警戒にあたる市消防団員の皆さんを激励しました。団員の皆さんには、自分の仕事を持ちながら、消火活動のほか、日々、予防広報や行方不明者の捜索などの活動をいただいています。団員不足や活動も多様化していますが、市としても団員確保や装備の充実に努めていきます。期間中、市民の皆さんが安心して新年を迎えることができるよう警戒をお願いします。
12月22日(金曜日)
明科七貴の天王原で初収穫されたブドウを使った白ワイン10本を、荒廃農地の再生に取り組む池上文康さん(明科)から寄贈していただきました。池上さんは、地元の農業委員を中心に設立された「明科地域の農業を守る会」の会員で、公募により畑の耕作を担ってきました。この取り組みは、市の荒廃農地再生事業を活用し、国の交付金やボランティアの作業奉仕を受けながら、荒廃農地となった天王原をワイン用ブドウ畑(約10ヘクタール)に再生させました。本年度は約13トンのブドウが初めて収穫され、今回寄贈いただいたワインは、そのブドウを使用したものです。
今後、商品化の軌道に乗せるまでが大きな仕事となりますが、国内ばかりでなく、海外の皆さんにも親しまれるワインに生まれ変わることを期待し、引き続き、事業の支援をさせていただきます。
12月20日(水曜日)
第82回国民体育大会・第27回全国障害者スポーツ大会長野県準備委員会設立総会に出席しました。本年7月に日本体育協会から第82回国体の内々定があり、長野県開催が事実上決定しました。やまびこ国体以来、49年ぶり2回目の大会に向け総会が開催され本格的な準備がスタートします。
国体開催は、スポーツに親しむ契機となり、次代を担う子供たちに夢や希望を与え、健康増進や地域の魅力向上、さらには観光や経済活動への波及効果が期待できます。昨年11月には、本市も含め中信管内の市村で、長野国体が松本市を主会場として開催されるよう要望書を県知事あてに提出しました。今後は、市としても各競技会場の受け皿として新総合体育館の建設を進め、スポーツの振興に積極的に取り組んでいきます。
12月19日(火曜日)
先月22日に招集をさせていただいた、市議会12月定例会が本日閉会し、追加上程も含め、23議案のすべてについて承認いただきました。
また、今議会では、市長の政治姿勢や公約、3期目の取り組み等について、各論の質問をいただき、中でも、長峰荘や穂高プールへの今後の対応、子育て支援や高齢者対策、デマンド交通「あづみん」を含めた公共交通システム、産業の活性化や自主財源の確保、副市長の選任等は複数の議員からご質問、ご意見をいただきました。また、サテライトキャンパスといった新たな提案もありました。
いずれも、市民の皆さまにとっては身近で重要な問題です。特に利害関係の生じる問題は拙速な結論ではなく、財政問題も含め充分な検証と共に、説明責任を常とし、意見交換の場を重ねながら、市民の皆さまからは、一定のご理解をいただき、市民と行政が一つの方向性を共有していくことが大切だと考えます。
このことを深く認識し、今後とも、「現場主義」に徹しながら、5つのまちづくりをさらにパワーアップし、「住む人・来る人に、楽しくやさしいまち」の実現に取り組んでいきます。
12月14日(木曜日)
市まちづくり推進会議に出席しました。
近年、人口減少や少子高齢化の進展、生活スタイルや価値観の多様化などにより、地域課題は多様化・複雑化しており、市民・行政だけで課題を解決することが難しくなっています。会議では、市民の最も身近な地域コミュニティである区の意義や重要性などについて、様々な意見をいただきました。市民の皆さんが、安曇野市で暮らす喜び、幸せを感じられる地域づくりを目指して今後も検討を進めていきます。
12月11日(月曜日)
バスケットボールとバレーボールで全国大会へ出場する中学生、高校生が市役所を訪れてくれました。選手の皆さんは「上位入賞を狙いたい」「県代表として感動を与えるプレーをしたい」など、大会への意気込みを話してくれました。
選手の皆さんには、持てる力を存分に発揮され、一つでも上の成績を狙って頑張ってください。市では、スポーツの振興にも力を注いでいます。多くの小中学生・高校生が、全国の舞台で活躍することを願っています。
12月8日(金曜日)
市議会12月定例会一般質問の3日目に臨み、次の5名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 |
質問内容 |
---|---|
臼井 泰彦 議員 |
・防犯灯設置等について ・県道の歩道整備 ・猿害対策について ・公共交通について |
松枝 功 議員 |
・人口減少社会の行財政経営と中小企業支援について ・人口減少時代の都市整備、地域整備の進め方について |
林 孝彦 議員 |
・穂高商業高校や大学を含む産学官連携の促進について ・介護と福祉のまち・安曇野の促進について |
内川 集雄 議員 |
・安曇野市における働き方改革に関して伺う ・市内小中学校における教室等の学校環境衛生に関して伺う |
小林 純子 議員 |
・穂高クリーンセンターのごみ焼却施設建て替え計画について ・穂高クリーンセンター(穂高広域施設組合)の一般廃棄物(焼却灰)最終処分場の建設について |
12月7日(木曜日)
市議会12月定例会一般質問の2日目に臨み、次の5名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 |
質問内容 |
---|---|
竹内秀太郎 議員 |
・市長選における宮澤市長公約に関連して次の3点について伺う ・少子化対策(教育・子育て支援)について ・高齢者が安心して暮らせる健康長寿のまちづくり ・自主財源の確保策について |
小林 陽子 議員 |
・安曇野の元気ある農業振興について ・地域の公共交通のあり方について ・子供が元気に育つまちの市内唯一の屋外プール、穂高プールについて |
増田望三郎 議員 |
・市政の懸案事項について ・市の若者対策 次の時代の担い手である若者に焦点を |
平林 明 議員 |
・有明高原寮との連携について ・公用車の管理・交通安全について |
井出 勝正 議員 |
・三郷スカイラインの第29号カーブ付近の崩落について ・国民健康保険の県単位化について |
12月6日(水曜日)
市議会12月定例会一般質問の初日に臨み、次の6名の市議の質問に対して、市の現状や今後の方針について答弁をさせていただきました。
市議名 |
質問内容 |
---|---|
一志信一郎 議員 |
・日本アルプス常念岳・蝶ヶ岳と烏川渓谷等の安全な観光開発を ・健全財政を目指して |
山田 幸与 議員 |
・市長公約の実現に向けた施策について ・市長公約の実現に向けた組織体制について |
宮下 明博 議員 |
・市長の政治姿勢 |
藤原 陽子 議員 |
・契約に関する方針について ・防災力強化のために ・耕作放棄地の活用について |
中村今朝子 議員 |
・身近な課題から ・安心・安全なまちづくりのために |
遠藤 武文 議員 |
・自殺対策の進捗について ・安全・安心のまちづくりについて |
12月5日(火曜日)
平成29年市議会12月定例会の代表質問に臨み、次のとおり4会派の代表質問に対して、市の取り組みや今後の方針について答弁をさせていただきました。
会派・市議名 | 質問内容 |
---|---|
清政会 召田義人議員 |
・市長3期目の政治姿勢について |
政和会 平林徳子議員 |
・市長の政治姿勢について |
公明党 小松芳樹議員 |
・市長の政治姿勢について ・持続可能な施策の取り組み ・入札と財政計画 |
日本共産党市議団 猪狩久美子 議員 |
・市長の政治姿勢と市政課題への取り組みについて |
12月3日(日曜日)
「人権のつどい」を開催しました。
毎年12月4日から10日までは、国連で世界人権宣言が採択されたことを記念して定められた「人権週間」です。市ではこれに合わせ、一人ひとりが人権意識を高め、人権を尊重していくこと、今を大切にし、お互いに住み良い地域を創っていくことを目的に開催しています。
第一部では、「全国中学生人権作文コンテスト松本地区大会」の優秀作品6作品の表彰と朗読発表を行いました。第二部では、蓮池薫先生をお招きし、「夢と絆」と題して講演をいただきました。拉致問題に対して深く考える機会となり、人権の重みや人間の尊厳についても思いを新たにしていただけたことと思います。
12月1日(金曜日)
年末特別警戒・年末交通安全運動に伴う出発式を実施しました。
安曇野警察署管内での10月末時点の犯罪発生件数は345件で、前年に比べ83件減少しています。また、特殊詐欺被害は3件で66万円と、こちらも前年の同時期と比較し減少しています。一方、本年1月に交通死亡事故が発生し、1名の尊い命が失われています。
これからの時期は日没が早く、積雪による路面の凍結などにより、例年事故が増加傾向にあります。交通事故や犯罪のない安全・安心なまちづくりは、市民の願いです。これから年末に向けてより一層、交通安全・地域防犯活動に取り組みます。