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市長定例記者会見 令和2年5月25日

記事ID:0062186 更新日:2020年5月25日更新 印刷ページ表示

・令和2年5月24日(水曜日) 午後4時から
・本庁舎 共用会議室306

項目

(1)令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)について
(2)特別定額給付金の対応状況について
(3)新型コロナウイルス感染症の拡大による市内経済の動向について
(4)新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に伴う市内事業者への支援金の支給について
(5)市内園児の手洗い習慣化に向けた行動と“みずんとあわあわ手あらいシート”の配布について
(6)令和2年度南農連携事業「安曇野オリジナル商品開発プロジェクト」について
(7)その他

資料

会見内容

 1.令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)について

 令和2年度一般会計補正予算(第2号)の概要について、説明させていただきます。

 今回の補正は、5月15日に議決された新型コロナウイルス感染症対策事業に引き続き、感染拡大への対応として、緊急かつ速やかに実施が必要なものの補正、また、本年度予算の執行開始後間もないことから、急な対応により、6月に補正予算が必要な事業について、追加補正を行うものでございます。
 補正金額としましては、既存の予算額に、6億1,700万円を追加し、歳入歳出それぞれ、535億3,300万円とするものでございます。

 主な補正内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、キッセイ薬品工業株式会社 様より頂戴した寄附金を活用し、市内の医療機関へ感染症対策医療用品を配布するための経費や、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済支援として、2カ月分の水道基本料金を減免することによる、水道事業会計への負担金(1億2,371万9千円)を計上するものであります。

 また「GIGAスクール構想」として国が進めている「児童・生徒に一人一台の学習用端末整備」について、新型コロナウイルス感染拡大への対応として、市内小・中学校における、校内ネットワーク環境の整備(2億3,652万1千円)を早期に実施すると共に、「オンライン学習」を視野に入れた学習用端末の整備費(2億1,600万円)など、所要の補正を行います。

 説明は以上でありますが、今申し上げた内容も含めた詳細は「令和2年度 一般会計補正予算(第2号)の概要」をご確認いただきたいと思います。

2.特別定額給付金の対応状況について

 国民一人に10万円を給付する「特別定額給付金」に対する、安曇野市の対応状況について報告いたします。

 市では、5月7日から、マイナンバーカードを使ったオンライン申請の受付を始めるとともに、雇止めとなった方など特別な事情のある方を対象とした相談窓口を開設し申請の受付を始めました。
 5月15日の臨時議会に於きまして、98億3千万円余りの「特別定額給付金」関連の補正予算案の議決を受け、5月19日に職員、約100人体制で「特別定額給付金申請書」の封入作業を行い、市内40,188世帯へ申請書の発送をいたしました。
 5月19日には、特別な事情のある方などの先行申請者、オンライン申請者で審査が終了した1,260件、3,298人分の給付金の支払いをさせていただきました。
 また、明日26日には、さらに464件、1,190人分の給付金の支払いを予定しております。
 郵送で申請された皆様へのお支払いは、申請順に6月2日以降、毎週火曜日に指定口座に振り込みをさせていただきます。

 特別定額給付金のお支払いについては、1日でも早く全市民の皆様へお届けすることが急務であることから、堀金支所内に特別定額給付金事務を集中して行う執務室を設け、申請書の受付から審査・システム入力事務までを迅速かつ効率的に行う体制を取り、全部署の協力体制で対応しています。申請期限は、8月25日までとなっていますので、申請内容や添付書類をご確認の上、早めの申請をお願いいたします。

 また、今回の新型コロナウイルスの影響で、市内の経済や雇用は一段と厳しさを増しています。打撃を受けている事業者を支援するため、市民の皆様には、この定額給付金を市内の商店街や小売店・飲食店等で積極的にご利用いただくよう、お願いを申し上げます。

3.新型コロナウイルス感染症の拡大による市内経済の動向について

 今般の新型コロナウイルス感染症の拡大により、今年1月から3月期の国内総生産は落ち込み、「戦後最大の危機に直面している」と政府は発表しました。

 市では4月から、より有利な条件の資金貸付の制度を設け、事業者の資金繰りの一助に努めております。この制度では、事業者が民間金融機関から借り入れする際に発生する保証料について、その全額を市が補給するとともに、既存の信用貸付の借り換えにもご利用いただけます。

 また、これまで最長1年であった据置期間を2年に、最長7年の貸付期間を10年にそれぞれ延長したことから、固定費の圧縮が図れ、事業収入が激減した事業者への資金繰りに寄与しております。
 この制度を活用いただいた事業者数は、5月21日現在、237件、融資あっせん額は約28億6千万円を超えております。

 資金需要から見える市内企業の動向ですが、今回資金を必要としている業種は、過去のリーマンショック時とは異なり、業種が多岐にわたっていることです。
 4月当初は、飲食や小売業、生活関連サービス業の需要が目立ちましたが、ここにきて製造業や建設業、医療業へも波及し、1件の借入額も多額になってきております。

 市内の経済基盤の主軸を担う製造業でも、新規の受注案件が減少傾向にあり、事業の継続に不安をお持ちの経営者が多数おられます。
 市では、長野労働局から委嘱された社会保険労務士による、雇用調整助成金等に係わる相談会を6月に2回、7月に3回、開催いたします。労働関係法規の基礎的な内容の解説や申請手続きについて、丁寧に対応させていただくことから予約制での対応となりますので、事前に担当の商工労政課にお問い合わせいただき、お申し込みをお願いいたします。

4.新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に伴う市内事業者への支援金の支給について

 全国に拡大した緊急事態宣言の発令を受け、長野県と連携して休業等の協力要請にお応えいただいた事業者の皆様への協力金・支援金の交付が始まりました。
 県の申請受付は6月1日までとなっております。申し込みは郵送による受付のみですので、対象事業者の方はお早めに申請をお願いします。申請方法などご不明な点は、市の商工労政課でもご相談に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 また、この要請対象業種の中で営業時間等、県の要件を満たさなかった事業者の方や、自粛期間が延長された後も引き続き感染防止対策を講じていただいた対象業種の方に対し、市独自の支援金の交付を行っております。

 こちらの支援金の受付は、6月30日までとなっておりますので、申請内容等担当の商工労政課でご確認いただき、ご活用いただきたいと思います。
 この支援金以外にも、国や、県で様々な支援策が講じられておりますが、仕組みがわからずにご利用に至らない事業者の方もおられると思います。

 制度のご紹介などは商工労政課で行っておりますので、事業継続の一助として積極的に活用いただきたいと思います。

5.市内園児の手洗い習慣化に向けた行動と“みずんとあわあわ手あらいシート”の配布について

 今般の世界的規模での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、一人一人が感染を防ぐための衛生行動が大変重要であると言われています。

 安曇野市では、私立を含めた市内の園児一人一人に対し、正しい手洗いを園でも家庭でも習慣化していただくため、防水加工された手洗い手順がわかる“みずんとあわあわ手あらいシート”を作成しました。

 公立園では、このシートにある正しい手洗いを歌にのせて、園児と保育士が手洗いを行うことで、毎日楽しみながら手洗いが出来るよう工夫していきます。

 また、このシートを市内園児のご家庭にも配布します。
 ご家庭で園児と保護者の方が、引き続き一緒に楽しく手洗いをしていただくことで、新型コロナウイルス感染症の感染防止に限らず、衛生習慣が定着し、広がっていくことを強く期待して作成しました。

6.令和2年度南農連携事業「安曇野オリジナル商品開発プロジェクト」について

 市では、平成27年9月に長野県南安曇農業高校と農業分野で連携協定を締結し、これまでさまざまな取り組みを行ってきたところですが、今年度より新たなプロジェクトを発足させましたのでご紹介させていただきます。

 名称は「安曇野オリジナル商品開発プロジェクト」です。
 これまでは市が原材料を提供し、南農高校単独で商品開発や試作を行ってまいりましたが、当プロジェクトでは新たに市内事業者にご協力いただき、南農生が研究した試作案を、実際に商品化し、販売までできる道筋をつけることができました。
 私も、色々な場面で「安曇野ならではのお土産をつくって欲しい」と申しておりましたが、このプロジェクトによって、そうした商品ができればと大変期待しております。
 5月29日には、商品開発の研究に取り組まれる生徒さんに対し、事業者が要望や課題、期待する商品イメージ等についての説明を行う「オリエンテーション」が南農高校で開催されます。
 当初は4月に行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、このたび、満を持しての“プロジェクト始動”であります。ぜひ多くのメディアの皆様に取り上げていただければと思います。

7.その他

新型コロナウイルス感染症防止に係る教育関係施策の対応について

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市内の小中学校では、3月5日から臨時休業とし、入学式と始業式(4/6)は規模を縮小して実施し、4月9日から再び5月20日まで休業としつつ5月11日から分散による登校をしながら、5月21日からは短縮日課により全校児童生徒の登校を開始したところです。

 6月1日から本格的な通常授業に移行することになっていますが、長い休業により子供たちの心身の健康状態や学習の進み具合(学習機会の保障)が心配されるところです。

 そこで、あさって5月27日 水曜日の午後1時30分から「安曇野市総合教育会議」を開催し、6月1日以降の児童生徒の安全安心な学校教育活動をどう確保していくか、特に、学習機会の確保のため夏休みの短縮や部活動の再開などについて協議いたします。

 あわせて、市の公民館や文化施設などの再開の状況と課題など、当面の教育文化行政の総合的な環境づくりについても教育委員会の皆様と協議をし、課題解決に向けて一定の方向性を定めてまいりたいと考えております。これらのことを市民の皆様に広く知っていただくとともに、ぜひマスコミの皆様にも5月27日 の「安曇野市総合教育会議」を取材していただきますようお願い申し上げます。

 

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