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安曇野を訪れる皆さんを手づくりの花壇で歓迎する「アルプス花街道」の取り組みをご紹介します。
潤いのある地域づくりに向けて、市民と行政が一緒に汗を流し、協働によるまちづくりに取組んでいます。皆さん、ぜひ「花街道」にお出かけください。
また、県道については、長野県の「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」の協定締結団体として、私たちの地域の道路の景観・美化活動に取り組んでいます。
【参加団体】87団体
【参加人数】1,542人 (平成20年9月26日現在)
【開花期間】6月下旬から10月上旬頃まで
【植栽場所】
(豊科地域)
長野自動車道豊科インターチェンジ北、県道柏矢町田沢停車場線および安曇野わさび街道沿い約3キロメートルの区間
(堀金地域)
広域農道、旬の味堀金物産センター前の沿線、上堀橋から下堀西交差点まで約2キロメートルの区間
(三郷地域)
広域農道、住吉神社交差点西 日本アルプスサラダ街道沿線、約500メートルの区間
(穂高地域)
安曇野市立穂高南小学校東の市道、約50メートルの区間
【植栽延長】約5月5日キロメートル
5月31日(土曜日)、マリーゴールドの苗の一斉定植が行われました。あいにくの雨の中、地域や企業、団体等が一本一本ていねいに苗の植え付け作業を行いました。
【写真左】
参加団体へ苗を配布し、これから担当区画で作業を行います。
【写真右】
豊科地域の豊科インターチェンジ北、県道柏矢町田沢停車場線では、歩道脇のガードパイプの下に1株ずつ約50cm間隔で植えていきます。
今年は、環境に配慮した試みとして堀金地域の区画を中心に安曇野市の緑のリサイクル(剪定木の木チップ化)事業を活用して黒マルチではなく木チップを区画に敷きました。
この他にも従来の黒マルチでも敷き方に工夫して草が歩道に伸びないようにしたり、麻袋やマツバギクを利用している区画もあります。
また植栽だけでなくアダプトシステムの活動の一環として各区画ごとに沿道の除草なども行っています。
5月31日の一斉定植から3週間が過ぎて小さかった苗も、すくすくと育ち花芽もでてきました。そんな中、一部の区画ではネキリムシの食害があり、苗を数十本植え直しを行いました。
【写真左】
葉も緑が濃くなり、花芽がでてきたマリーゴールド(三郷地域)
【写真右】
ネキリムシの被害にあった苗
一部ネキリムシの被害もありましたが一斉定植から1ヶ月が過ぎ、あちこちで花が咲き始めました。今年の花の色は黄色です。これから株の丈を低めに抑えて花をより多くつけさせるために摘心の作業を行います。7月下旬には全体的に揃った花街道をご覧いただくことが出来そうです。
一斉定植から約2ヶ月を過ぎ、満開の時期を迎えました。市民のみなさんや夏の安曇野を訪れる全国のみなさんに見ごろの花街道をお見せできそうです。
【写真左上】
長野道豊科インター北交差点前のマリーゴールドとアダプトサイン(豊科地域)
【写真右上】
旬の味堀金物産センター前のマリーゴールド(堀金地域)
【写真左下】
日本アルプスサラダ街道沿線のマリーゴールド(三郷地域)
【写真右下】
穂高東小学校東のマリーゴールド(穂高地域)
8月10日 豊科インター北、スワンガーデン安曇野内スワンホールにおいて、アルプス花街道の活動をPrと安曇野市のイメージアップを図ることを目的に、『2008アルプス花街道in安曇野 花のじゅうたん-「夢」・「想」・「花」-(はなのじゅうたんむそうか)と題してイベントを開催しました。
好天に恵まれた日曜日でもあり約800人の皆さんに来場していただきました。 私たちの活動の「夢」・「想い」を込めて、マリーゴールドや地元の花卉かき農家の方から提供していただいた花と使って花の絨毯(じゅうたん)画を描きました。
この他、活動を多くの方に知っていただくためにパネル展示や、花の絨毯(じゅうたん)画の製作体験コーナー、マリーゴールドの種などの配布を通して来場していただいた多くの皆さんに私たちの活動を少しでも知っていただけたと思います