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YA向けブックリスト Vol.3

記事ID:0112853 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月23日更新

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YA向けブックリスト Vol.3 (2023年版)

図書館員オススメ本をまとめました。タイトルをクリック・タップすると貸出予約の画面が開きます。

 

8コマ哲学<外部リンク>』(「ざっくりわかる」シリーズ)
著/小川 仁志 漫画/まめ 朝日新聞出版社 2022年​

この世で一番とっつきにくい学問である哲学を、8コマ漫画でゆる~く学べる一冊です。「自分、友達、社会、世界が、今このように存在しているのは何故なのか?」哲学者たちが考え続けた問いや解決法について解説。あなたの悩みを解決するヒントが見つかるかも?​

オタクを武器に生きていく<外部リンク>
著/吉田尚記 河出書房新社 2022年​

現代では、人は誰しも何かのオタク。「“好き”を活かしてお金を稼ぎたい」そんな夢を叶えた先人(オタク)達にインタビューした本です。
「趣味と仕事は別」と大人たちはよく言いますが、自分の人生なんだし、ワクワクして生きたいですよね。この本を参考に、“好き”を仕事にするための一歩を踏み出してみるのもいいかもしれません。​

​『10代で知っておきたい「同意」の話<外部リンク>』 
著/ジャスティン・ハンコック、 訳/芹澤恵、高里ひろ 河出書房新社 2022年


この本では、「同意」とは賛成ではなく、「選択」であると定義しています。日々の食事から人間関係まで、人生は「同意」の連続です。自分や相手の意思を尊重し、心を傷つけないために重要なことは何でしょう?同意について考えると同時に、自分の考えを振り返ることもできる一冊です。​

きみの体は何者か<外部リンク>』 (ちくまQブックス)
著/伊藤亜紗 筑摩書房 2021年​

緊張で体が動かない、上手く喋れない。そんな経験はありませんか?自分の体なのに、思い通りにならないものですよね。この本の著者は「どもる」体質の持ち主です。「偶然与えられてしまった体」でも、その癖を分析することで、うまく付き合っていく方法が見つかるかもしれません。​

めんどくさがりなきみのための文章教室<外部リンク>
著/はやみねかおる 飛鳥新社 2020年​

国内で唯一無詠唱魔法が使える七賢人の一人、“沈黙の魔女”モニカ・エヴァレット。その本性は“超”がつくほどの人見知り。ある日、極秘任務として第二王子の護衛を任され、セレンディア学園に通うことに…。
最強なのに最弱なモニカの学園潜入生活をお楽しみ下さい。​

税金で買った本<外部リンク>
原作/ずいの 漫画/系山冏 講談社 2021年

​小学生の時以来図書館に来ていなかったヤンキーの石平くん。失くした本を弁償しないと新たに本を借りられないことが分かり…。
「図書館の自由に関する宣言」の下、誰でも図書館を利用できますが、当然ルールも存在します!アルバイトをすることになった石平くんと一緒に、図書館の裏側を覗いてみませんか?​

残心 凛の弦音<外部リンク>』(「凛の弦音」の続編)
著/我孫子武丸 光文社 2022年

​​弓道を心から愛する主人公の凛。真っすぐな女の子ですが、生きることに不器用な高校生です。
個性的な周りの人々に翻弄されつつも、悩み、決断しながら、自分らしく生きていきます。打ち込むものはあるけれど、思うようにいかなかったり、将来への不安を抱えている人に読んでほしい一冊です。​

香君<外部リンク>』(上・下巻)
著/上橋菜穂子 文藝春秋 2022年

急速な発展を続けるウマール帝国。その最中、最も重要な産物である稲に虫害が発生。人々に静かな危機が迫っていた…。
架空の国が舞台ですが、食糧危機や科学を扱ったリアルな物語です。「主人公・アイシャのような特別な能力はないけれど、自分ならどう行動するだろう?」そんな風に考えながら読むと、より楽しめます。​

カンフー&チキン<外部リンク>
著/小嶋陽太郎 ポプラ社 2022年


松林竹人は塾帰りに不良グループに財布を取られてしまう。そこに出くわした変わり者のクラスメイト“クラゲ”に、取られたものを取り返そうと誘われ…。
悩みながらも、様々な人を巻き込んで“わるもの”に立ち向かう竹人の姿は思わず応援したくなります。テンポ良く進むスカッ!とした物語が読みたい皆さんにオススメです。

銀獣の集い<外部リンク>
著/廣嶋玲子 東京創元社 2021年


人気作家、廣嶋玲子による短編集です。
富豪の財産を巡り、最も優れた銀獣を育て競う「銀獣の集い」、孤島で灯台守をする罪人の物語「咎人の灯台」、魔女と8人のキアが戦う「茨館の子供達」。
どれも人間の欲や罪を描いたダークな物語です。
私も銀獣を育ててみたくなりました。

ぼくたちはまだ出逢っていない<外部リンク>
著/八束澄子 ポプラ社 2022年


クラスメイトからいじめを受けているハーフの陸。母が再婚し、新たな家庭環境に戸惑う美雨。二人が暮らす京都の街で、それぞれに「漆」と出会い、悩みと向き合う物語。
重たい雰囲気から始まる物語ですが、読んだ後は気分スッキリ!著者の経験を基にした、壊れた器を金継ぎで直す場面にもご注目ください。

階段ランナー<外部リンク>
著/吉野万理子 徳間書店 2022年


家族や部活のことで悩んでいる高校二年生の二人。あることをきっかけに、社会科教師・高桑の「階段ブログ」に出会い、階段の隠れた魅力を知っていきます。ある日高桑から「京都駅大階段駈け上り大会」に誘われ…。
悩みや問題を乗り越えようと頑張る主人公たちの姿は、まるで階段を駆け上るよう!勇気をもらえる作品です。

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