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中高生向けイベント「ミライ部」 2024年 秋の特別編 活動報告
ミライ部 秋の特別編 じっくり司書のお仕事体験 【中央】
2024年(令和6年)10月19日に開催したミライ部第4回目のイベント
今回は午前の部4名、午後の部6名の中高生に参加していただきました!
午前の部(1) ゆるっとブックトーク
図書館では、仕事の中で本の紹介や解説をすることがよくあります。
それを体験していただくため、今回「ゆるっとブックトーク」を行いました。
まずは、推したい本についてのいろいろなことを用紙に書いて、自分が話したい内容をまとめます。
準備が出来たら、いよいよ本番です!
自分の好きな本の簡単なあらすじや推したいポイントを発表し、質問などがあれば答えていきます。
参加者全員、ハキハキと発表していて、推し本にこめた思いが伝わってきました。
質問が飛び交ったり、笑いも交えて、とても盛り上がりました。
【参加者の方からの感想】
・ブックトークなどできる場所はあまりないので、こういう機会を設けていただき、とてもうれしく思いました。
・あまり本について話す機会がないので、出来て良かった。
午前の部(2) ブックコーティング体験
図書館の本には、全てコーティングが施されています。
こうすることで、本の表紙を傷や汚れから守ることが出来るのです。
普段司書が行っているコーティング作業に、挑戦してもらいました。
司書が実際に作業をしながら、やり方を説明。
真剣に手順を見て覚え、いざ実践。
はじめての作業は大変でしたが、きれいにコーティングすることができました。
参加者がコーティングした本は、現在図書館で利用されています。
【参加者の方からの感想】
・カバーを付けるのは難しく、失敗しないかひやひやしたけど、慎重にやったらうまく出来たので良かった。
・カバーをかけるのは思った以上に難しいことだと知った。
午後の部(1) Quiz☆分類番号
ここから午後の部がスタート。
最初は、図書館の本の背についている分類番号に関するクイズです。
十進分類法を使って決める分類番号は、本の配架場所を決める大事なもの。
まずは座学で説明を聞きます。
分類番号のことがわかってきたところでクイズスタート!
「この本の分類番号はなんでしょうか?」
司書の質問に、机に広げた十進分類法ポスターの該当する場所を指でさします。
答えがバラけたり、意外な答えだったり、分類の奥深さを知ることが出来ました。
【参加者の方からの感想】
・分類法については少し知っていましたが、詳しい仕組みを聞けて良かったです。
・内容がクイズ形式で楽しめた。
午後の部(2) レファレンス体験
最後は、司書の仕事の中でも重要なレファレンスの体験作業です。
レファレンスとは利用者からの質問を受け、適切な本や情報の載っている資料を探して提供するサービスです。
今回、参加者の皆さんには、二人のゲストの質問に答えてもらうことになりました。
ゲストのアッチととらねこたいしょうです。
レファレンスの大事な基本は質問者との会話。
どんな本が必要か、知りたいことはなんなのか、会話を通して情報を集めます。
集めた情報は付箋に書いて、ペタペタ貼っていきます。
情報が集まって、ある程度本が絞り込めたら、実際に図書館の書架に向かいます。
どんな本があるかな?この本は参考になるのでは?
質問の答えになる本を集めたら、元の部屋に戻って発表です。
二人のゲストの求める本を渡すことができ、レファレンスは大成功でした。
こうして、本日の司書体験は無事終了となりました。
【参加者の方からの感想】
・司書の仕事、本の探し方がよくわかった。
・レファレンスサービスはどういうことをするのか、そもそもそれは何なのか、楽しい経験で学ぶことが出来た。
・どういう風に図書館司書の方は仕事をしているのか、知ることが出来て楽しかった。
・図書委員なのでこの知識を役立てたいと思いました。
・本がどのような場所にあるのかわかり、とても有意義な時間でした。楽しかったです。
参加者の皆さんありがとうございました!