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安曇野市は、北アルプスから流れる豊かな地下水に恵まれ、その地下水はワサビ栽培や養鱒など地域の産業を支えています。さらに、地下水は産業だけではなく水道水として市民の皆さまの暮らしにも密接に関係しており、非常に大切な地域資源といえます。
しかしながら、近年湧き水の量が減少している傾向が見られます。
また、今後地下水の利用量が増加する可能性に備えて、地下水保全の取り組みの検討が必要になってきています。
このような背景から市では、平成22年7月に地下水を利用している関係機関、国・県の関係機関、学識経験者、庁内関係係各課等で組織をした安曇野市地下水保全対策研究委員会を立ち上げ、地下水保全対策指針の策定に向けた取り組みを始めました。
本シンポジウムは、それらの一環として、地下水は地域の共有財産という立場にたち地域が誇れる水文化が紡がれることを願い企画したものです。
高橋 裕 氏(自然環境共生技術協会名誉会長東京大学名誉教授)
藤縄 克之 氏(信州大学教授)
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