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別冊:安曇野市公民館報第6号
こどもの日に響く歌声
第49回童謡祭り(5月5日 豊科公民館)
3月22日から29日まで、2回目となる市の公式訪問団が姉妹都市オーストリア共和国クラムザッハ町を訪ねました。
今回は、公募で集まった市内の高校生10人が初めて現地を訪問。高校生たちの交流の様子や体験を通じ感じたことなどを紹介します。
クラムザッハに着いた時、空気の感じが違い、人種が違い、家具などの物が日本の物より大きくて、見る物すべてが初めてで驚きの連続。デジタルカメラを常に手に握りしめている状態でした。最初は、圧倒され委縮気味でしたが、交流会を重ねるにつれて、つたない英語でも会話をすることができるようになりました。この時、自分の英語に自信がなくてもはっきりとしゃべる事が大切だと感じました。クラムザッハの人たちはみんな親切で陽気で、元気をたくさんもらいました。クラムザッハで見た景色、食べた物、風習…すべてがかけがえのない思い出です。今後はこの経験を生かしてさまざまな国へ行き、違う文化・言語に触れて世界を股にかける人になりたいと思います。
私は今回初めてクラムザッハを訪れて、とても良い所だと思いました。家の外観は日本と違ってカラフルできれいで、安曇野にいる時よりさらに山を近くに感じました。
クラムザッハではいろんな人と交流させてもらいましたが、積極的な人たちだと思いまし
た。でも私は英語があまり分からなくてとても残念でした。英語の勉強をしていても、実際に話そうと思うと言葉が出ず、話しかけられても聞きとれなくてはがゆい思いでした。これからはもっとしっかり英語を勉強しようと思いました。
オーストリアは車が右側通行なので、バスの乗車口も日本と逆でとても不思議な感じがしました。チキンにジャムをのせることにも驚きました。
この旅に参加させてもらって、いろんな文化の違いなどを経験して、自分の視野を広げる
ことができたと思います。ありがとうございました。
私は「クラムザッハ青年交流事業」に参加したことで、自分の中で何かが変わったような気がします。飛行機で12 時間かけて着いたオーストリアは思っていたよりも暖かく、とても良い天気でした。空港から最初に見た景色は日本では一度として見たことがないほど美しく澄んでいました。あの時の感動は今でも頭から離れたことはありません。クラムザッハの皆さんは親しみすく、一緒に過ごした時間は本当に楽しかったです。上手に話せず、片言のドイツ語や英語を必死に理解しようとしてくれたことが何よりもうれしかったです。ですがその時に、自分の英語力の低さに驚きました。もっと英語が話せていたら、もっと楽しむことができたのではないかと後悔しました。今回オーストリアに行ったことでしっかりした目的もなく学んでいた英語を、普通に会話できるくらいに身につけたいと強く思いました。この研修旅行で得たものは大きいです。
首都ウィーンの西方450km チロル地方に位置する人口約5,000 人の町。同町との交流は、昭和61 年、旧豊科町で「あづみ野ガラス工房」が開設されたころ、ヨーロッパ唯一の国立ガラス専門学校があること、それぞれアルプスを仰ぐ地勢が似ていたことから交流が始まり、平成5年に旧豊科町が姉妹都市提携を締結しました。平成19 年11 月4 日、安曇野市として姉妹都市提携を結び直し、相互訪問など民間レベルでも幅広い交流が行われています。
ヨーロッパに行くのは初めてで出国日が近づいても実感がわかず、私は遠い先の事のように感じていました。しかし、それはドイツの街並みを空から眺めた時、突然、現実化したのでした。
クラムザッハでは習いたてのつたないドイツ語が通じた時は安心しました。しかし、相手が話していることを理解するのは本当に難しいと思いました。どうすれば自分の伝えたいことを相手が理解してくれるか考え、英語とドイツ語とジェスチャーを交えながら懸命に話しました。私は彼らに会う前、緊張して上手に英語やドイツ語が話せないかもしれないと、不安でした。しかし、彼らは気軽に話しかけてくれ、すぐに打ち解けることができました。そのおかげで自分の語学力の不足を気にせず会話ができました。
今回の交流を通して、外国の人に自分から積極的に話をすることの楽しさを感じとることができました。
今回の旅ではクラムザッハと安曇野市との強い絆というものを実感できました。最初は見知らぬ地で交流することに不安がありましたが、空港に迎えに来てくれた皆さんの笑顔はその不安を取り除くには十分でした。思い出せば見る景色が新鮮で、経験することが楽しい毎日でした。とても親しく接してもらったので、クラムザッハの皆さんとの会話は小さなことでも楽しく、つい時間を忘れてしまうほどでした。特に最後の日の答礼夕食会の時は音楽の演奏、プレゼント、話したことを今でも鮮明に覚えています。別れる際には急に寂しくなり涙が出そうになりました。こうした直接人がかかわり絆を深める国際交流はとても大切だと思いました。そしてクラムザッハの皆さんとの交流、経験は自信になりました。
もっと世界に出てみたいと思いました。この交流事業で得たものはとても大きいです。ほかの若者にもぜひ行ってもらいたいと思っています。
今回私は初めてオーストリアに行き、滞在中は驚きや発見の連続でした。中でも印象に残ったのは美しいアルプス山脈と、クラムザッハの人々のあたたかさでした。
クラムザッハの役場の皆さんは活発で元気だなと思いました。バスでは学校の友人同士のような雰囲気で、大人でもこんなに無邪気な人たちがいるんだと新鮮な驚きでした。それからクラムザッハの高校生たちも朗らかで、目が生き生きしていたのがとても印象的でした。滞在中は、もっとドイツ語ができたらかなり楽しいだろうと思いました。また、現地のドイツ語に連日触れてもっと理解したいという意欲が高まり、「ドイツ語を堪能にすること」が目標になりました。これを達成すれば再びクラムザッハを訪れたとき、今回出会った人たちとたくさん楽しい思い出をつくれると思います。
今回この交流会に参加して世間や世界に対する自分の価値観が変わりました。最初は外国の人は少し怖いイメージがあったのですが、実際にクラムザッハの人たちと交流すると本当に優しく、親しみやすくてびっくりしました。滞在中、ユースクラブ「Mikado」の人とビリヤードを一緒にやり交流しました。僕はビリヤードをするのが初めてでルールも知らなかったのですが英語で丁寧に教えてくれ、初対面でも一緒に楽しくできてうれしかったです。クラムザッハに滞在したのは4 日間でしたが、本当に内容の濃い4 日間でクラムザッハをたつ朝は本当に寂しく、もっと長い間いたいし、友達も作りたかった、という気持ちになりました。今回、異国の地でそのような経験をして世界への興味も以前にも増して湧いてきたように思います。そして機会があればまたゆっくりとクラムザッハに行きたいです。
私が、オーストリアで感じたことは、チロルは、安曇野と似たような所があり、山がとても近くにあるように思え、建物などは日本と違い統一感がありとてもきれいだと思いました。また、食べ物はすべてがおいしく、毎日の食事が楽しみでした。現地の若者と交流してみて感じたことは、英語がとても重要だということでした。なぜなら彼らはすらすらと英語を話していましたが、私はうまく英語がでてこなく、話したくても話せない。自分の話している英語が通じないなど、もどかしく思ったからです。自分の英語力の無さを痛感しましたが、私にとっては、これから社会に出ていくためには、このオーストリアでの交流は、とても有意義な体験となりました。これからも世界のいろいろな人と交流をしたいと思いました。現地では、日本人が働いていて、日本だけでなく、海外にも目を向けるいいチャンスとなりました。
クラムザッハは人口が約5,000 人のとても小さな町。美しく雄大なアルプスの山々と広大な草原、色とりどりの家々が立ち並びまるで絵のような風景が広がるのどかな町でした。私が今回交流をさせていただいた皆さんは空港まで私たちを迎えに来てくれて、町長さんをはじめ町全体で手厚く歓迎してくれたことに非常に感動しました。日本では目にできない建築物やスワロフスキー本社などを見学できました。また、同年代の方々との交流で将来について話すこともできました。しかし、自分の思いをなかなか伝えられず、語学力の未熟さを痛感しました。私は将来国際社会に対応できる人になりたいと考えています。今回の交流事業でその意志がより強くなりました。いつかこの経験を安曇野市で生かせればと思います。これからの後輩にもこの事業をつなげていってください。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
私は、以前から日本とは違った文化、生活、社会そして日本語ではない言語を体験したいと思っており、クラムザッハの訪問を楽しみにしていました。クラムザッハで一番印象に残ったことは人々の温かさです。クラムザッハの町長さん副町長さんをはじめ、役場の人たちやユースクラブ「Mikado」の人たちみんながにこやかに声を掛けてくれ、とてもうれしかったです。
「Mikado」では同じ年ごろの女の子と日本の文化について話すことができました。最初のころは、しっかりと会話できるか、土地になじめるか不安でしたが、副町長さんと一緒にチロルの農家を見たり、役場の人たちと食事したりするにつれて、もっとクラムザッハにいたい、帰りたくないと思うようになりました。今回の旅行を機に、もっと英語力、ドイツ語力を上げて、今回交流したすべての人たちにもう一度会うため、またクラムザッハを訪れたいです。
クラムザッハへ授業のない春休みの時期を利用し、高校生10人を含む青少年12人を友好大使として初めて派遣しました。
私にとっても10回以上の訪問で現地に多くの友人もおり、初めての青少年交流に何か役に立てるのではと、率先して団長を引き受けました。参加したすべての高校生が書いているように、本当に「こころ温まる」歓迎を受けました。これも25年以上続く民間友好交流があったからこそで、あらためて交流を続けられてきたことに感謝申し上げます。今回、同世代との交流を通じて世界観豊かなグローバル思考を持った青少年が数多く育ち、将来活躍され、未来の安曇野市の礎となることを期待します。
また、クラムザッハからの青少年を受け入れる際は、「ぜひわが家へも」と提案してきました。市民の皆さんにもご協力いただけると幸いです。今後も、こうした交流を継続できるようご理解をお願いします。
市観光協会は、平成24年4月から一般社団法人となりました。これに伴い、JR穂高駅前に新たに情報発信の拠点となる市観光情報センターがオープンしました。1階が観光案内所、2階が観光協会事務局となっています。今後は市の特産品の販売も行う予定です。お気軽にご利用ください。
農業・農村活性化施設が新しく 市では農業・農村活性化施設2施設を改装しました。
1月から休館していた堀金烏川のほりでーゆから四季の郷は大規模改修工事がほぼ完了し4月28日、営業を再開しました。同館は、平成7年に本館、平成13年に南館が開館。開館後15年が経過、外壁や配管の老朽化、多様化する利用者への対応が望まれていました。改修費は4億4100万円。改修により、館内は暖かく落ち着いた雰囲気に、新しい浴場や体が不自由な人に配慮した客室など設備も充実しました。
三郷温にある古民家を利用したやすらぎ空間施設(旧こむぎ亭)も「旬彩庵ふるや」としてメニューを一新。4月29日に再オープンしました。
友好交流都市福岡市への公式訪問団(団長 宮澤市長ほか53人)が5月2から4日、現地を訪問しました。今回の訪問は、昨年9月に全国安曇族サミットで本市を訪れた高島宗一郎福岡市長の招きによるもので、訪問団は「第51回博多どんたく港まつり」パレードの参加や安曇野よさこい踊り連の演舞を披露し安曇野をPR。東区の皆さんとも交流しました。パレードでは、安曇野市の名
がアナウンスされると沿道の皆さんから大きな拍手と声援が送られ、市訪問団の皆さんも大きく手を振り応えていました。また、観光物産展では安曇野のワサビなどの販売やりんごの抽選会が行われ、多くの人でにぎわいました。福岡市東区との交流は、古代「安(阿)曇族」のつながりから平成元年に旧穂高町との間で始まりました。平成3年からは毎年、小中学生の相互訪問を通じ交流を深めています。市では今後、民間交流や農産物の紹介、観光振興などさまざまな分野での交流を通じて同市との友好を深めていきます。
市消防団の待遇や消防施設の整備などを審議する市消防委員会を4月24日、豊科総合支所で開催しました。当日は宮澤市長から12人の委員に委嘱書が手渡された後、委員長には元市消防団副団長の中野博夫さんが選ばれました。市となって3期目となる同委員会では、近年、火災以外の災害でも消防団の役割が期待される一方で、団員数が不足している実情を踏まえ、分団・部の再編成といった消防団組織の見直しなどについて審議します。中野委員長は、「団員が活動しやすくなるよう力を尽くしたい」とあいさつしました。
「親子のためのコンサート2012 春」が4 月22 日、自然体験交流センター「せせらぎ」ホールで行われました。このコンサートは、昨年市内で行われたチャリティーコンサートをきっかけに結成された安曇野交響楽団が、子どもたちにクラシック音楽を身近に感じてもらおうと初めて企画・運営しました。この日は、同楽団によるアンサンブル演奏のほか、明科高校吹奏楽部が特別出演し、アニメソング「トトロファンタジー」「崖の上のポニョ」などを演奏し、子どもから大人まで約50 人が聞き入りました。同楽団の米山秀樹代表は「多くの人が音楽を楽しみ、こうした機会をきっかけに安曇野に音楽文化が一層広がって
いってほしい」と話していました。
市内で早起き野球が開幕しました。このうち三郷早起き野球連盟(百瀬久幸会長)では4 月22 日、三郷小倉グラウンドで42 回目となる今季の開幕式を行いました。ユニホーム姿で勢ぞろいした登録9 チームの選手代表70人がグラウンドを行進し、野球シーズンの到来を告げました。百瀬会長は「健康と親睦ぼくを大切に、応援してくれる家族に感謝しつつ、全力でプレーをしましょう」と選手を激励しました。選手を代表して1 回目から出場している小倉球友の増田正人さん(74・三郷小倉)が力強く選手宣誓をしました。
市内で活躍する音楽家の演奏を気軽に楽しめるロビーコンサートが5 月3 日、穂高交流学習センター「みらい」エントランスホールで開催されました。今回の出演は、明科在住の「二胡」奏者 周世辛さん。「早春賦」「さくらさくら」などのなじみのある楽曲をはじめ、「賽馬」など二胡を代表する楽曲、合わせて12 曲を演奏しました。人の声に近い楽器と言われる中国の伝統楽器「二胡」の繊細さの中に力強さを感じさせる独特の響きと、豊かな表現力で紡がれる大陸的な音楽の世界が会場に広がりました。夕暮れ時のひととき、親子連れなど、ロビーに集まった約140 人の観客は、叙情的な二胡の音色に耳を傾けていました。コンサートに訪れた立石幸子さん(穂高)は「二胡の音色は心の中に静かに入ってくる感じがします。機会があれば習ってみたいです」と話してくれました。
関連イベントとして、日中国交正常化40 周年に合わせ、東京大学名誉教授の福武直さん(故人)が中国訪問の際に収集し、旧穂高町に寄贈された資料を6 月19 日まで交流ギャラリーに展示しています。硯、印章、筆筒、筆洗などの書画の道具や水墨画をご覧ください。
県の森林の里親促進事業による契約記念式典と植樹が4 月29 日、長峰山森林体験交流センター「天平の森」(明科光)で開催されました。この事業は県が仲介し、市などが所有する森林を森林保全に力を入れる企業が里親となり一緒に整備していくものです。今回、里親となったのは長野朝日放送株式会社(菊地誠一代表取締役社長・長野市)で、市が所有し、NPO 法人「森倶楽部21」が管理する天平の森周辺の森林3ヘクタールを2 年間、下草刈りなどの活動を通じて里山の再生に取り組みます。式典で菊地社長は「植樹に参加した子どもたちが数十年後の森づくりを担ってほしい」と期待を込めました。式典後、市内の小学生や県内外からの親子連れなど100 人が、クヌギの苗木とオオムラサキの食樹となるエノキの苗木、各150 本を植樹しました。家族と参加した西澤柚希くん(豊科田沢)は「早く育ってチョウや生き物がたくさん集まる森になってほしい」と森の成長を楽しみにしていました。
インターバル速歩とは、「ゆっくり歩き」と「はや歩き」を交互に繰り返すトレーニングです。
インターバル速歩に興味がある人を対象に体験会を開催します。
社会教育課スポーツ振興係 電話62-4565 ファクス62-3525
スポーツを愛好する市民が一堂に会し、交流を深めスポーツの普及を図るため、第3回安曇野市民スポーツ祭を開催します。大勢の皆さんのご参加、ご観覧をお願いします。
第22 回信州安曇野薪能が8月18 日(土曜日)に開催されます。実行委員会では、連吟(一緒に謡曲をうたうこと)・仕舞(舞を舞うこと)に出演する小・中学生を募集します。
明科公民館電話62-4605ファクス62-5894
地産地消にこだわり健康づくりにつながる料理教室を開催します。今話題の塩麹(こうじ)を使った料理を一品加えます。ちょっとぜいたくなランチを楽しみましょう。
堀金公民館 電話72-5796ファクス72-5801
市の振興作物のひとつ「黒豆」栽培を学びます。秋に枝豆を味わい、冬には黒豆豆腐・黒豆ご飯などの料理講習を予定しています。
中央図書館 電話84-0111ファクス84-0116
英字新聞を利用してエコバックを作ってみませんか。親子一緒(子どもは小学生以上)でのご参加もお待ちしております。
三郷図書館 電話76-3078 ファクス76-3077
絵たより講座を開催します。初心者大歓迎です。お気軽にご参加ください。
穂高交流学習センター「みらい」電話81-3111 ファクス82-0966
穂高交流学習センター「みらい」のエントランスホールで開催する「ロビーコンサート」(第2回から第5回)に出演していただける人を募集します。プロ・アマは問いません。多くの皆さんのご応募をお待ちしています。
文化課図書館係 電話84-0111ファクス84-0116
市では、図書館の運営に関し、館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕について館長に意見を述べる機関として、「安曇野市図書館協議会」を設置しています。この協議会は教育委員会が任命する15人以内の委員で組織され、学校教育・社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験者で構成されます。次のとおり委員の募集を行いますので、ご応募をお待ちしています。
(1) 国および地方公共団体の議会の議員
(2) 常勤の国家公務員および地方公務員
(3) 市の附属機関等の公募による委員
(4) 市税の滞納がある人
長野県は自然環境に恵まれ、太陽光、水力、風力、地熱等の再生エネルギーの* 賦存量が比較的豊かで、以前から有効利用の試みが進められ、昨年の東日本大震災に伴うエネルギー危機に直面して、地域でのエネルギーの地産地消の取り組みが注目されてきています。エネルギーの有効利用については、スマートシティを想定したスマー
トグリッド(次世代送電網)システムがある事を知り、文献等を探していたところ、中央図書館の新刊書コーナーに本書を見つけ早速読んでみました。本書には、スマートグリッドの概念から、その目指すところの姿と波及効果、さらに国内外の実証・展開の事例と課題等が幅広く掲載されています。各章に分かりやすくタイトルが付けられ、身近なところから目を通されても良いかと思います。電力需給のウェブ化の流れは、エネルギーの有効利用に向けて、近い将来に避けて通る事のできない事象と思われます。
*賦存量:理論的に算出するエネルギー資源量で、種々の制約要因(土地用途、利用技術、法令、施工性等)を考慮しないもの。
詳しい内容は各施設等へお問い合わせください。
松本サリン事件の第一通報者であり、事件の有力な容疑者とみなされ報道被害を受けた河野義行氏に当時の様子や、この事件をモデルとした映画を制作した熊井啓監督との思い出などについて講演いただきます。講演会終了後に、映画「日本の黒い夏 冤罪」の上映会を行います。
画材(会場でも販売します)は自由ですので、気軽に参加してください。
テラコッタ粘土(素焼き)を使って人物の頭像を制作します。素材の持つ素朴さが表現できます。
平成23 年度研成ホールの美術講座で制作された作品の中から、彫刻、水彩画、油彩画、テラコッタ等を展示します。
14 回目を迎える豊科地域の交流発表会です。皆さんお誘いあわせてお出掛けください。
美術館庭園に咲く約500 種、1000 本のバラが5 月下旬から6 月中旬に見ごろを迎えます。各種イベントのほか、館内では春の特別展「日本の近代絵画展」を開催中ですので、お楽しみください。
会 期 5 月26 日(土曜日)から 6 月3 日(日曜日)
ギター・ウクレレ・マンドリン奏者の棟居淳さんをお招きし、恒例となったバラ祭りコンサートを開催します。
平成24 年度前期講座全4 回を次のとおり開講します。
本年度のテーマは「水野家の農民統制のあり方」です。古文書の読み解きとともに、江戸時代の社会や人々の考え方も学んでみませんか。
館内くんじょう(収蔵資料の防虫)作業のため、6月5日(火曜日)・6日(水曜日)の2日間を臨時休館します。
問豊科郷土博物館 電話ファクス72-5672
問堀危機管理室消防防災担当 電話72-6769ファクス72-6739
市消防団では、消防技術向上を目的とした恒例のポンプ操法大会を開催します。ポンプ操法は消防活動に必要な規律を備えた上での安全性、迅速性・確実性を競い合う大会です。各分団から選抜された選手の皆さんが、仕事の傍ら練習に励んできた訓練の成果を発揮しますので、多くの皆さんのご声援をよろしくお願いします。なお、車でお出掛けの場合は、現地誘導員の指示に従ってください。
消防法で一定規模以上の防火対象物に対して選任等が義務付けられている防火管理者の講習会です。
計量法に基づき有効期間満了となる水道メーターの取り替え作業を7月から順次行います。作業は市から委託された作業員が市の腕章を着用の上、敷地内に立ち入り行います。作業は無料です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
広報あづみの(4月25日発行)143号
任期満了に伴う市農業委員会委員一般選挙が6月24日告示、7月1日(日曜日)投票の日程で行われます。委員の任期は3年で、選挙により選ばれる委員の数は次のとおりです。
※立候補予定者1人につき2人以内で出席してください。
※立候補予定者説明会の受付順により時間指定となります。
市議会6月定例会を次のとおり予定しています。本会議や委員会などはどなたも傍聴できますので、お気軽にお出掛けください。
会期日程など詳しくは、議会事務局へお問い合わせいただくか、議会ホームページをご覧ください。
市では、公益財団法人長野県緑の基金が実施する「緑の募金運動」に合わせて、5 月から6 月にかけて平成24 年度緑の募金運動(家庭募金)を行います。これは、身近な環境の緑化、森林の保護および健全な森林づくりに対する理解・認識を高めるとともに、各種緑化や森林整備事業の推進を目的に実施されるもので、「学校・公園等公共施設の緑化」「みどりの少年団の育成」「苗木、緑化木の配布」「森林整備活動への支援」などに使われます。木々の呼吸は地球温暖化を防ぎ、緑は人々の心を癒やします。この貴重な財産を次の世代に引き継ぐため「緑の募金」は大きな役割を果たしています。皆さまの募金が健全な森林づくり、子供たちの緑化教育につながります。
こうした趣旨に賛同いただき「緑の募金」にご協力をお願いします。
平成25年4月採用の市職員の採用試験(上級・中級)を次のとおり行います。
来年4月に採用予定の松本広域連合消防職員(上級)の採用資格試験を次のとおり行います。
保育園で園児と一緒に遊んでいただける通称「おじいちゃん先生」を募集します。
「勉強が分からなくて、困っている」「分からない所をそのままにしていたら、ますます分からなくなってきた」など、学習につまずいている児童の勉強を、ボランティアで指導していただける人を募集します。
子ども手当が児童手当に変わりました。3月末現在、子ども手当の受給者は、引き続き児童手当が支給されます。なお、6月分から「夫婦子ども2人で年収960万円」を基準に所得制限が導入されるので受取額が変わる家庭もあります。
※現況届を6月上旬に送付します。受給者は内容をご確認の上、6月末日までに提出してください。
地域の防犯意識を高めようと安曇野警察署(中村邦男署長)は4月13 日、三郷小学校(山岸彰校長)で本年度の「わがまちのセーフティーリーダー」の委嘱式を行いました。中村署長と関係団体の役員からクラスの代表児童へ委嘱状とリーダーの証しとなる赤い帽子が手渡されました。中村署長は「大きな声であいさつをしてほしい。下級生の
良いお手本となってほしい」と呼び掛けました。委嘱された5 クラス164 人の6 年生は、それぞれが帽子を手にし、地域の防犯や交通事故防止への意識を高めました。
学校とボランティアをつなぐ地域コーディネーター学校の希望する活動に対して、地域の人にボランティアを依頼し、学校と地域住民を結び付ける学校支援地域本部の地域コーディネーターを紹介します。
男女共同参画の基本目標は、男女が互いに人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にとらわれずその個性と能力を十分に発揮することが出来る社会づくりです。長野県男女共同参画社会の実現に向けた取り組みや安曇野市男女共同参画推進条例が策定され、啓発イベント、人権のつどい、講習会、安曇野市男女共同参画フォーラムや女性の活躍する場面が増えて、県民の意識や意識調査への関心も徐々に高まってきています。しかし、男女の役割分担の意識がまだ根強く残り、女性の意思決定、過程への参画に関しては未だ進んでいない分野があること、自治会長、公民館役員など、特に防災委員に関する女性の役割は全体的に低いことなどを、残念に思います。
昨年の大震災の、女性のアイデアや細かい対応の活躍が放映されましたが、女性のさらなる発信力、手を挙げ意思表示する勇気を期待したいところです。第3次長野県男女共同参画基本計画が策定され、多文化共生社会づくりに目が向けられていますが、安曇野市の国際化が進む中、お互いの文化の違いを認め合い、支え合い共に生きてゆくことが大きな流れになり、経済的発展につながればと思います。今後、子育て、介護などの身近な問題を地域社会全体で支えてゆく仕組みづくりが一番重要になってきま
す。さらに、男も女もできることから前に進み、人権を尊重し共に笑顔で地域・家庭づくりを行っていくことが男女共同参画社会づくりにつながるのではないでしょうか。
市では民事法務協会の協力により成年後見制度に関する無料相談窓口を開設します。お金の管理や契約などに不安のある人、認知症や障害のため今後の生活に不安がある人、または、そのご家族は、お気軽にご相談ください。相談内容の秘密は固く厳守します。
「行政相談」では、国・県・市等の行政に対する意見、要望などを住民の皆さんからお聞きし、解決や実現を図ります。この身近な窓口が総務大臣から委嘱を受けた行政相談委員です。各種手続きの仕方や行政サービスについて、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
大切な人を突然失ったという、つらく苦しい気持ちを自由に語り合い、支え合っていける場として松本あすなろの会(中信地域自死遺族交流会)が開催されます。守秘は厳守。毎回保健師が参加します
がんの最大の原因は、タバコです。タバコがなくなれば、男性のがんの3分の1がなくなると言われます。現在、日本でもっとも死亡が多いがんが、肺がんです。肺がん死亡のうち、男性で70%、女性で20%はタバコが原因だと考えられています。特に若い人の喫煙は危険で、20歳未満で喫煙を開始した人は、吸わない人の約6倍も肺がんによる死亡率が高くなります。ノドのがん・胃がん・食道がん・肝臓がんなども、タバコで増えます。
一方で、男性の喫煙率が減少している中、女性の喫煙率はだんだんと増加しています。健康上の被害は、女性は男性よりも受けやすいと言われています。妊娠中の喫煙によって胎児に十分酸素が行き届かず、発育が遅れる、低体重児が生まれるといったリスクが増加します。さらに、タバコの最大の問題は、受動喫煙による他人への影響です。タバコのフィルターには、タバコの煙に含まれる発がん物質などを取り除く働きがあります。つまり受動喫煙でまわりの人が吸い込む煙の方が、発がん性が高いのです。健康づくりの第1は最初からタバコを吸わないこと、第2は禁煙すること、できなければせめてまわりの人に受動喫煙させないようにしましょう。
禁煙に取り組もうとする人のための診療科を「禁煙外来」と言います。禁煙外来では、 医師からの禁煙指導や、禁煙補助薬の処方を受けることができ、一定の条件を満たすと健康保険が適用されます。市内の禁煙外来のある医療機関については、安曇野市医師会(電話72・2347)までお問い合わせください。
市では、6月から35歳以上の住民を対象に胃・大腸検診を実施します。職場や人間ドックなど、他で検診を受ける機会のない人は、市の検診を受診してください。検診を申し込んでいない人は、最寄りの保健センターにお申し込みください。
いずれの地点においても健康に影響のない値でした。詳しくは市ホームページをご覧ください。
(1) 申請者 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 長野支店長 亀谷義則
(2) 申請者 佐藤弘康
松本広域連合が企画する、自然、歴史風土の素晴らしさを再発見するバスツアー。
35回目の今回は、新緑の美しい牛伏川フランス式階段工周辺をウォーキングしながら、しののめの道沿線の寺院などを巡ります。
※申し込み多数の場合は抽選になります。結果の通知発送は6月1日(金曜日)を予定しています。
豊科女性研修センター利用運営委員会では、安曇野の家庭に伝わる「七夕まんじゅう」作りの講習会を開催します。季節の野菜を使った、おいしい郷土の行事食の作り方を覚えてみませんか。
10月から「安曇野市屋外広告物条例」が施行になります。この条例はこれまでの「長野県屋外広告物条例」に代わり、禁止物件・禁止広告物などの規制内容、3つの規制地域区分(安曇野市全域が該当)、許可基準、申請手続きなどを定めたもので、市内で屋外広告物を表示・設置する場合には、この条例に基づく許可申請が必要になります。許可申請の適用除外になる場合などもありますので、ご不明な点はお問い合わせください。
穂高広域施設組合構成市町村(安曇野市・池田町・松川村・生坂村・筑北村・麻績村)の住民代表による最終処分場の現地見学会を、本年度は5 月から11月にかけて実施します。穂高広域施設組合の焼却施設から排出される焼却灰や不燃残渣などの処理・処分は、県内2 カ所にある民間最終処分場に処理委託しています。見学会は、それぞれ異なる処理・処分方法を採用している2 施設を見学していただき、当組合で今後、施設整備を計画している「一般廃棄物最終処分場」がどのような施設かを確認していただくことが目的です。
後援など
日=日時 場=場所 定=定員 料=料金 申=申し込み 問=問い合わせで表示
中国の長い歴史に育まれ、受け継がれている養生法気功八段錦、太極拳は正しい姿勢と細く長い呼吸に合わせた動きで、精神の安定と自然の治癒力を高め、腰痛、肩こりの軽減、特に転倒予防に効果があると言われています。
安曇野交通安全協会では、運転免許更新者を対象に特定任意講習会を開催します。この講習を受けると、更新時の講習は免除されます。70 歳以上・更新時に70 歳になる人は、別講習が必要なため受講できません。また、優良運転者は受講する必要はありません。
※自動車運転免許証・筆記用具を持参してください。
わの会では、パソコン初心者を対象に基礎知識および基礎操作の習得のためのパソコン教室を開催します。
※パソコンを各自で持参してください。
※5月28 日から受付開始
音楽に合わせて体を動かし、五感を刺激し、「シナプソロジ―」を高めるプログラムです。脳が活性化され、注意力・判断力・認知機能が高まります。
※運動の苦手の人もOK です。
これから柔道を始めようとする子どもさんから経験者の大人まで、安全第一に柔道の基本技能を身につけていただきます。柔道着の購入を希望する人、保険加入を希望する人は、申し込みの際に申し出てください。
※随時受け付けます。
合気道に興味がある人はお集まりください。合気道がどのようなものかを知っていただき、基本の第一歩から指導します。長袖長ズボンのスポ―ツのできる服装で参加してください。
クラフト、マイバック、茶道、おやつ作りなどの体験コーナーのほか、○×クイズ、射的、輪投げ、積み木広場、お話の会など、楽しい催しが盛りだくさん。全部まわるとプレゼントがあります。
市内および他地域より申し込みされた40 組によるカラオケ大会を開催し、音楽文化と地域の交流を深めます。決勝大会は8月5日(日曜日)に開催します。
市では、「ごみゼロ」にちなんで、5 月27 日を市内一斉清掃の日としています。ごみ拾いは誰にでもできる身近なボランティアです。ご自身の身近な地域、自治会、企業、ボランティア団体などが実施する清掃活動に積極的に参加しましょう。
平成21年10月から、65歳以上の人が受給する公的年金からの市県民税の特別徴収(天引き)が始まっています。これは、年金所得の金額から算出された市県民税のみを年金から特別徴収する制度であり、納付いただく1年間の税額は変わりません。
Q 特別徴収の対象となる人は?
A 市県民税を納めている人のうち、次のすべてに該当する人が対象です。
なお、対象者であっても、死亡・転出などの理由で年の途中で年金からの特別徴収が停止になる場合があります。また、障害年金、遺族年金は非課税ですので、これらの年金の支払いを受けている人は対象にはなりません。
Q 2年目以降の徴収はどうなるの?
A 特別徴収が2年目以降の人は下表2のとおりです。2月に年金から特別徴収した金額と同額を4月・6月・8月の年金から特別徴収します(仮特別徴収といいます)。これは1年間の市県民税額の決定後の10月から特別徴収されると、1回あたりの特別徴収額が大きくなってしまうため、その負担を軽減するものです。ただし、昨年度中に特別徴収の人で税額の更正が行われ、途中から普通徴収(口座振替・現金納付)に切り替わった人は、表1の徴収方法になりますのでご注意ください。
特別特別徴収が2年目以降の人は右下表2のとおりです。2月に年金から特別徴収した金額と同額を4月・6月・8月の年金から特別徴収します(仮特別徴収といいます)。これは1年間の市県民税額の決定後の10月から特別徴収されると、1回あたりの特別徴収額が大きくなってしまうため、その負担を軽減するものです。ただし、昨年度中に特別徴収の人で税額の更正が行われ、途中から普通徴収(口座振替・現金納付)に切り替わった人は、表1の徴収方法になりますのでご注意ください。
Q 特別徴収をするか、しないかは本人の意思で選択できますか?
A 本人の意思による選択はできません。公的年金からの市県民税の特別徴収は、原則として公的年金を受給しているすべての納税義務者が対象です。
Q 2月に亡くなった親の納付書が届きました。納付する必要がありますか?
A 納付する必要があります。本年の1月1日時点で市内に住所がある場合は納税義務が生じ、相続人(遺族)に納税義務が引き継がれるため、納付書が発行されます。
Q 申告時に市県民税は発生しないと言われたが、4月、6月分が特別徴収されているのはなぜですか?
A 昨年度市県民税が発生し、特別徴収されていた人は2月に徴収された額と同額を4、6、8月も引き続き仮特別徴収され、停止することができません。本年度の市県民税が非課税になった等の対象者には、仮特別徴収した4、6、8月分を還付しますので、確認後に通知します。
公的年金からの市県民税の特別徴収に関すること
平成24 年度分の市県民税の納税通知書は、6 月11 日ころ発送する予定です。市県民税は、平成24 年1月1日現在で市内に住所があり、平成23年中に一定額以上の所得があった人に課税されます。納税通知書がお手元に届きましたら内容を確認の上、納期限までに納付してください。今回お送りする納付書は、金融機関や各総合支所の地域支援課窓口、コンビニエンスストアで納付できます。
第1期7月2日(月曜日)第2期8月31日(金曜日)第3期10月31日(水曜日)第4期平成25年1月31日(木曜日)
※口座振替をご利用の場合は、納期限までに預金残高の確認をお願いします。
税制改正により、平成24 年度の市県民税から扶養控除が下表のとおり変更となります。これにより、18 歳以下の扶養親族がいる納税者の場合、昨年度と単純に比較して市県民税の額が増えることになります。
平成23 年度まで平成24 年度から15 歳まで33 万円廃止16歳から18歳まで45万円33万円
平成24 年度(平成23 年中の所得)所得証明書は、6 月11 日(月曜日)から各総合支所の地域支援課窓口で発行できます。所得証明書の発行を希望される人は、運転免許証などの身分証明書を持参の上、申請してください。同居家族以外の人の証明書発行には委任状が必要となります。
※本庁舎と県安曇野庁舎では所得証明書の発行はできません。
確かな食でつながる水とおひさまの郷美しい大地を生かす生産に支えを農のある安曇野で満ち足りた生活を
市では、農業・農村が抱える課題を明らかにして、田園産業都市を目指すために、平成24年度から平成28年度までの5年間を計画期間とする「安曇野市農業・農村振興基本計画」を策定しました。
安曇野は、清冽な水と肥沃な大地、農家のたゆまぬ努力によって、県内でも有数の農作物の生産地を形成してきました。また、農村は美しい田園景観や地下水の保全など、多面的な機能を担い、私たちの生活を潤しています。一方で、市の農業・農村を取り巻く状況は、高齢化と後継者不足、農産物販売価格の低迷や農業の国際化など、さまざまな課題に直面しています。このような状況を踏まえ、市の農業・農村の抱える課題解決と着実な活性化を実現する戦略として農業・農村振興基本計画を策定しました。
農業・農村の現状、課題などを明らかにし、市の農業・農村振興の基本方針となる計画を策定するため、公募委員を含む、さまざまな立場から選出された20人の委員により「安曇野市農業農村振興計画策定委員会」を組織しました。策定委員会の協議に先立ち、平成22年度には農業関係団体等へのヒアリング、農業者アンケートの実施、平成23年度には市民アンケートを実施し、農業者・消費者双方の意向を調査しました。
これらの基礎データを参考にし、平成23年6月から平成24年2月までの間に計13回の策定委員会を開催しました。策定委員会での協議と並行して、庁内関係部署で構成する調査部会で対応を検討し、パブリックコメント等を経て「安曇野市農業・農村振興基本計画」を策定しました。計画書および概要版は市ホームページからご覧いただけます。
基本計画で定めた方向性を受けて、平成24年度からは振興計画(アクションプラン)の策定を進めます。具体的には、施策の進ちょく管理を行うための数値目標の設定や、目標達成に向けた具体的施策の検討を行います。
「(仮称)安曇野市農業・農村振興計画推進委員会」を設け、継続的に計画の点検・評価および見直しを行います。また、市や市農業再生協議会が計画の実行組織となり、市・JA・農家等が連携して取り組む振興策を講じ、迅速な対応を行う体制とします。
三農政課庶務担当(電話77-3111代表ファクス77-6060)
1.農業で「稼ぐ」から経営するから
所得向上の方向性に応じて、経営の大規模化あるいは多角化を図るために必要な基盤を確立します。
「質」と「量」の両立を目指し、新技術や地域イメージを生かして、安曇野のブランド力を
強化します。
農産物直売所の活用やインターネットなどを利用した生産流通、農業体験・観光との連携への対応により、6 次産業化などを推進します。
部門別振興方針 農業で「稼ぐ」ことの実現に向けた振興方針を、農産物の部門別に定めます。
2.田園を「守る」から維持するから
田園を守るために不可欠な、地域の「核」となる体制を形成します。
新しい概念である「職農教育」(注)などの取り組みを進めて、農業後継者を確保し、育成します。
田園環境と景観の維持、優良農地の保全、生産基盤の整備、農家と非農家の連携推進および中山間地域、荒廃農地、鳥獣害への対策を進めます。
(注)「職農教育」:子ども達に職業としての農業のすばらしさを伝え、農業を職業の選択肢と捉えてもらうために、農家・地域・学校を挙げて取り組む教育
3.安曇野に「生きる」暮らす
食と農についての教育、地産地消の活動、市民が農業を学び実践する機会や場を確保し、農のある暮らしを充実させます。
安曇野のイメージをさらに向上させる環境に優しい農業への取り組みや地下水量の保全、農村の未利用エネルギー活用など、環境を資源と捉えて保全・活用します。
消費者の関心が高い農産物の放射能問題、地下水の汚染、果樹農薬の飛散、生活環境保全としての畜産臭気対策といった環境問題に対処します。
県では、県民の安全で平穏な生活の確保と社会経済活動の健全発展につながるよう「長野県暴力団排除条例」を平成23 年9 月1 日施行に制定しました。この条例では、社会全体で暴力団の排除を推進するため、「県、県民および事業者の責務」「暴力団の排除に関する施策の基本となる事項」「青少年の健全な育成に係る措置」などについて
定めています。
さらに、県条例の内容に加えて、当市でも4 月1 日、公共事業や施設利用などから暴力団を排除するため、「安曇野市暴力団排除条例」を制定しました。「金を出さない! 契約しない! 利用させない! つくらせない! 使わせない!」をスローガンに、市民みんなで安全で平穏な生活を守りましょう。
市では不法投棄を未然に防ぐため、不法投棄を発見した場合、すぐに市へ連絡するよう
14人に不法投棄監視連絡員を任命し、市内を随時パトロールしています。悪質な投棄の場合、市は警察と連携し、行為者を特定します。絶対に不法投棄は行わないでください。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によると、不法投棄をした者には5年以下の懲役、もしくは1千万円以下の罰金、またはその両方が科せられる場合があります。また、この法律では土地、建物の管理には土地、建物を清潔に保つことが求められています。不法投棄をされないように管理者は日ごろから注意しましょう。
ごみ・資源物指定集積所(ごみステーション)は分別されたごみ、資源物を回収するための場所です。ごみを捨てる場所ではありません。ごみを捨てる人は「これくらいなら」という軽い気持ちで行っているかもしれませんが、土地、建物、もしくはごみ・資源物指定集積所(ごみステーション)の管理者にとっては大きな迷惑であり、負担が強いられます。法律によって罰せられることもありますが、それ以前に一人一人のマナーの問題です。私たちの心掛けで街をきれいにしましょう。
昨年度シリーズ「糖尿病」に引き続き、本年度は「インスリン節約生活」を紹介します。
生活習慣病である2型糖尿病の予防のポイントは、血糖を下げるインスリンが少量で済むような生活をすることです。心筋梗塞や脳卒中の予防にもつながるインスリン節約のコツを12 回に渡ってお伝えします。
手ばかりで覚える自分の食事量インスリンを節約して2型糖尿病を予防するためには、自分の体にあった量の食事を規則正しく食べることが基本です。自分にあった食事量の目安をつける方法の1つに「手ばかり栄養法」があります。食事の量は、一般的に体の大きさ(身長や体重)、年齢、性別、身体活動などを考慮して決められます。「手ばかり栄養法」は、手の大きさと身長が比例しているという点に着目して誕生した方法です。手が大きい人は身長も高く、食事量も多めになります。そこで、自分の手を使って、誰でも簡単に適正でバランスのよい食事がとれるよう、それぞれの食品ごとに量が示されています。(図1)「手ばかり栄養法」を使って、日々の食事量を確認してみましょう。
「食」で育む健康で豊かな人づくり 私のおすすめレシピ(12) 豊科女性研修センター利用運営委員会では、毎月12 日(3 月を除く)に安曇野産大豆を使った豆腐づくり体験教室を行っています。この教室で教えていただいた家庭向けレシピを紹介します。
材料(2 丁分)大豆300グラム にがり28グラム 水(豆乳用2リットル、にがり用10cc)
作り方
※(9) でできた「おから」は、いろいろな料理にご利用ください。
ご存じですか? 民生児童委員全国に23 万人いる民生児童委員は、地域にお住まいの皆さんと自治体や社会福祉協議会などの福祉の窓口とをつなぐ、地域の身近な相談・支援者です。各委員は、民生委員法に基づき厚生労働大臣の委嘱を受け
て活動しています。活動にあたっては守秘義務などが定められています。
市内では各担当地区を受け持つ204人の民生児童委員と、児童問題を主に受け持つ12人の主任児童委員が地域に根差した活動をしています。各委員は人権とプライバシーに配慮しながら各家庭への訪問や相談、支援、福祉に関する情報提供を行っています。
不安なこと、困ったことは一人で悩まず、まずはお近くの民生児童委員へご相談ください。
次回発行…お知らせ版6月6日(水曜日)
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