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一部が市有形文化財に指定されている「本陣等々力家」について、官民連携で再生・活用事業を進めるための事業提案の募集及び選定委員会による選定を行いました。
この度、交渉先に選定された扉ホールディングス株式会社(代表取締役 齊藤忠政)を代表法人とする4者のコンソーシアムと、事業化に向けた詳細協議を行うための協定を締結しました。
写真:協定締結式 令和7年3月14日(金曜日)
事業者名 |
所在地 |
---|---|
扉ホールディングス株式会社 (※代表法人) | 松本市 |
株式会社アルファコンサルティング | 東京都 |
降幡建築設計事務所 | 安曇野市 |
山共建設株式会社 | 安曇野市 |
(※代表法人を中心とする4者のコンソーシアム)
安曇野市では、一部が市有形文化財となっている「本陣等々力家」の再生・活用について、持続可能な継承の在り方を検討するため、外部人材も入れた安曇野市古民家再生・活用検討チームを設置し、等々力家の再生・活用の方策等について検討しました。
その結果、「等々力家は市指定文化財の長屋門だけではなく、屋敷を構成する建物群や庭を含めて歴史的・文化的な価値は非常に高く、将来に亘って保存・継承していく必要がある。また、再生・活用に係る事業手法については、具体的な事業提案をチャレンジしてもらえる事業者を募集して判断していく必要がある。」との報告を受けました。
そこで、官民連携手法として安曇野市では初めてとなる随意契約保証型の民間提案募集として、持続可能で具体的な事業提案を募集したところ、4者からの応募があり、2月17日に選定委員会を開催した結果、扉ホールディングス株式会社様を交渉先として決定しました。
今後、締結から1年間を期限として、提案内容の事業化に向けた詳細協議に入ります。
提案事業概要(本陣等々力家再生・活用事業) [PDFファイル/3.62MB]
本陣等々力家 (安曇野市穂高2945-1ほか 敷地面積:5,674.34平方メートル)
江戸時代に松本城主の狩猟休憩場として利用され、「本陣」と呼ばれた。18世紀初頭には等々力村を含め計 11 村をまとめる組手代の役割を担った。現在の屋敷内には主な建物として長屋門、主屋、座敷、裏座敷の他に5棟の蔵が残る。このうちの長屋門が市有形文化財、庭園の樹齢 400 年前後と伝わるビャクシンが市天然記念物に指定されている。
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