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やあ、らいすんだよ。今回はお米さんを紹介するよ。
突然だけどクイズです。昔の安曇野は農業用水に乏しい地域で、それを改善するための用水路が造られました。その用水路のことをなんというでしょう?
正解は下の項目で!
米はイネ科イネ亜目イネ属で、原産地は中国南部から東南アジアと言われているね。
安曇野で作られている品種は「コシヒカリ」や長野県オリジナル米「風さやか」などがあるよ。米は品種もたくさんあるし商品もたくさんあるんだ。
5大栄養素がバランスよく含まれていて、ごはんで食べるとゆっくり消化・吸収されるから腹持ちがいいんだよ。
堰(せぎ)って知っているかな?一般的な読み方の堰(せき)は水を引いたり流量などの調節のために川水をせき止める所という意味だけど、せぎと後ろの音が濁る読み方は用水路のことを言うんだ。長野県やその周辺の方言で、特に農業用用水路を指して使われることが多いんだって。これがクイズの答えだよ。
堰が造られたことで安曇野は長野県内でも1、2位を争う穀倉地域になったんだ。平成28年には「拾ケ堰(じっかせぎ)」が世界かんがい施設遺産に登録されているよ。
農林水産省の「令和元年作況調査」によると安曇野市の水稲の収穫量は県内1位。全国的に長野県の水稲の生産量は多くはないけれど、玄米検査時の品質を示す1等米の割合や10アールあたりの収量は長年全国トップクラスなんだ。
安曇野の豊富な日照時間が米にぎっしり旨味を詰めて、冷涼な気候が病害虫の発生を抑えて農薬の使用を最低限にとどめているんだ。
イベントやPRを頑張っている農家さん。自然栽培や無農薬・無化学肥料栽培を頑張っている農家さん。米は色んな人の頑張りで色んな形でみんなに届いているんだ。ごはん、おもち、おせんべい。大人は日本酒。他にもたくさん米から作られているものはあるけど、今日君は何を食べた?