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平成29年度 安曇野市中学生議会を開催しました!

記事ID:0041856 更新日:2018年1月15日更新 印刷ページ表示

平成29年度 安曇野市中学生議会を開催しました!

 平成29年度安曇野市中学生議会を11月11日に開催しました。市内各中学校2年生の生徒18人の皆さんから、市政について質問、提言をいただきました。

 中学生議員の皆さんは、「穏やかに暮らせるまち」「安全・安心・快適なまち」「豊かな産業のあるまち」「人と文化を育むまち」「協働によるまちづくり」「環境にやさしいまち」の6つのグループに分かれ、7月と8月に合計3回の学習会を重ね、市の課題や取組について学んできました。これからのより良いまちづくりを目指し、協働社会の一員として、「自分たちに何かできることはないか?」という問いから、改善策を付箋に書き出し、分類したり整理したりしながら市の課題に向き合ってきました。議会当日には、地域の皆さんや保護者の皆さん、学校関係者や報道機関等74名ほどが傍聴する中、精一杯質問をしていただきました。

中学生議会開催チラシ [PDF]

中学生議会議事録

 当日、中学生議員のみなさんからいただいた提言型の質問とそれに対する市長、教育長答弁および各部長答弁の主な内容は以下のとおりです。

質問順と内容(タイムテーブル) [PDF]7

 

 

 

 

穏やかに暮らせるまちグループ

42

穏やかに暮らせるまち 質問 [PDF]

市長、部長答弁(1) [PDF]

安全・安心・快適なまちグループ

11

安全・安心・快適なまち 質問 [PDF]

市長、部長答弁(2) [PDF]

豊かな産業のあるまちグループ

16

豊かな産業のあるまち 質問書 [PDF]

市長、部長答弁書(3) [Pdf]

人と文化を育むまちグループ

91

人と文化を育むまち 質問書 [PDF]

教育長、部長答弁(4) [PDF]

協働によるまちづくりグループ

57

協働によるまちづくり 質問書 [PDF]

市長、部長答弁(5) [PDF]

環境にやさしいまちグループ

38

環境にやさしいまち 質問書 [PDF]

市長、部長答弁(6) [PDF]

 

 

中学生議会を終えて… (中学生議員の感想文より【抜粋】)

「今もこうして…」

 この中学生議会に参加できるのは一度きりで、このような機会を私が得ることができたことに、本当に感謝しています。最初は不安でいっぱいでしたが、市役所の方々の明るいご指導により、毎回の中学生議会がとてもためになる大切な時間となりました。まわりの人たちより少し、安曇野市に詳しくなれたと思います。私は、つい最近おばあさんに小学校の場所を聞かれ、近くまで案内をしました。その時、「安曇野市の子ども達は、明るくて優しくていいね。」と言われ、とてもうれしかったです。子どもが明るく優しく育つようなまちは、きっと穏やかに暮らせるまちだと思います。それが今、実現されているのは、今もこうして市のために働いてくださっている方々がいるからだということを、中学生議会に参加した今、大きく実感が湧きました。中学生の意見を取り入れて下さるこの活動は、とても素晴らしいものだと思います。なので、ぜひこの議会を引き続き行って欲しいです。 
                                                     穏やかに暮らせるまちグループ Tさん

「何か役に立てることはないか」

 特に私の心に残った言葉は、長寿社会課の方が話された「福祉=しあわせ」という言葉でした。それまでの福祉の仕事のイメージは、身体に障がいがある方や、高齢者の方や、子どもの子育てを支援するイメージでした。しかし、私は学習会で、福祉とは社会で生活する人たちが平等で幸せであることを目指している仕事であることを知り、とても感動しました。そこから、私自身が社会のため、人々のために何か役に立てることはないかと考えることができました。人は人との出会いで成長するという言葉を思い出し、中学生議会で成長させていただいたことに感謝してこれからも頑張っていきたいと思います。

穏やかに暮らせるまちグループ Tさん

「市政に、人に、直接かかわる」

 全5回という、少ない回数の中でしたが、「市政に直接かかわる」というとても貴重な体験をさせて頂きました。この経験は一生の宝になると思います。この中学生議会では、質問をつくる力や、人前で発表する力を付けることができました。これは、生徒会活動など様々なところで活用できると思います。また、他校の人とかかわるコミュニケーション能力も高めることができました。これから、様々な人とかかわりあう中で、学んだことを生かしていきたいと思います。

穏やかに暮らせるまちグループ Kさん

「安曇野市に生まれたからこそ」

 中学生議会を通して感じたことが四つあります。一つ目は、市役所の職員の方の優しさです。たくさんの資料を用意し、時には模型を使って分かりやすく説明してくださいました。二つ目は、担当課の方の思いです。学習会での説明を聞きながら、職員の方は安曇野市民が少しでも過ごしやすいように毎日考えているのだなと思いました。三つ目は、質問書をつくるときの支えです。学校の先生や職員の方、家族に手伝って頂いたお陰で質問書をつくることができました。四つ目は、私の提案をしっかりと考えてくださったことです。ガイドラインにボランティア項目として示して頂けるというお答えは、本当に嬉しく思いました。今回の中学生議会は、安曇野市に生まれたからこそできた経験だと思いました。これからは、市民の一人として誇りをもち、みんなの役に立ちたいと思いました。

安全・安心・快適なまちグループ Yさん

「やってみたいという気持ち」

 中学生議会のお話を先生から頂いたときは、正直とても不安でした。安曇野市役所の偉い方たちの前で発言できるか自分に力があるか心配だったからです。しかし、やってみたいという気持ちもあったので、一歩踏み出してみることにしました。実際に3回の学習会と本番の議会を通して、自分が初めて知ることの連続でした。住みやすいまちづくりのためにたくさんの工夫を加えて日々活動してくださっているんだなあと感じました。学んだことは安曇野のことだけではありません。仲間と学習を進めていく中で、議会に対しての不安が和らいでいきました。更に仲間の意見や発言には自分が考えもしなかった内容のものがあり、はっとさせられることも少なくありませんでした。仲間の重要性、そして大切な存在ということを改めて感じました。議会当日はとても緊張しましたが、一生に一度の発言なので、楽しむこともできました。そして皆が私の意見に耳を傾けてくれることもうれしかったです。

安全・安心・快適なまちグループ Iさん

「責任感が達成感に、緊張感を楽しさに」

 僕は、学習会から議会までを通して、二つのことを感じました。一つ目は、議長に選ばれ、皆の前で話したときに、急に「責任感」を感じました。 “Iさんが議長を譲ってくれたから本番を成功させなければ…”、“議長としてしっかりスムーズに議会を進めなければ…”、“アクシデントがないようにしなければ…”等、色々なものが入り交じっていました。そんな責任感の中での議長の任務はとても苦労しました。でも、終わった後は、その責任感はいつの間にか達成感に変わっていました。二つ目は、「緊張感を楽しさに」です。これは議会の担当の人がいつも言ってくれた言葉です。始めはこの言葉の意味が分かりませんでした。でもこれは、本番になって分かりました。市長や部長などがいるなか提言型の質問を読んだ時、僕はとても緊張していました。でも、担当の人が言ってくれた言葉を思い出したら、とても楽に緊張せずに読めました。「緊張感を楽しさに」とは、「この場でしか感じられない緊張を、あなたにしか感じられない楽しさで楽しんで!」という意味だったのです。とても大切なことだと感じました。

安全・安心・快適なまちグループ Sさん

「『なるほどなー!』と思う仲間の意見」

 私は、安曇野市の工業や観光の課題等を教えて頂き、たくさんのことを知ることができました。議会での他の人の発表も、自分では考えもしなかったことや「なるほどな-!」と思う意見がたくさんあってすごいと思いました。 また、市の方の答弁から「海外誘客プロモーション事業で11カ国の外国人に来ていただくモニターツアーを行っている」ということなどを知ることができました。 今回、中学生議会に参加しなければ知ることもなかったことや、安曇野市のことについてここまで深く考えることがなかったかもしれません。貴重な体験をさせて頂けて本当によかったです。

豊かな産業のあるまちグループ Sさん

「選挙に参加する楽しみ」

 質問書を作るときには、生活している安曇野市についてどのようなことで住みやすくなり、何が改善するべきことなのかについて、意識して考えたことがなかったので、大変戸惑いました。学習会での分かりやすい説明や親切な答えを頂き、無事質問書を作成することができ、議会でもはっきりと発表できたことに感謝します。なかなか体験することの難しい議会の雰囲気や緊張感を感じることで、政治に関して関心をもつことができました。18歳で選挙に参加できることを楽しみにしています。学習会や議会に参加して学んだことを生活に重ねて考えると、市民の生活を考えた制度や施設などがあることに、以前よりも気付くことができます。6カ月間での学びが楽しくできたことに感謝しています。

豊かな産業のあるまちグループ Tさん

 「緊張しながらも」

 本番になると、市長さんや部長さんたちや記者たちが議会の時にいたので、とても緊張しました。しかしその中で、緊張しながらもしっかりと発言できたのでよかったです。中学生として、元気よく堂々と発言することができました。市長さんや部長さんの答弁では、僕の提言についての大人としての考え方や、その提言がどのような欠点をもっているのかを知ることができる機会となり、とても貴重な経験をすることができました。僕が持っている考えに対してのアドバイスをどのようにして改善していけるのかを考え、今の安曇野市をさらによいものにしていくために、中学生議会を通して学んだことを生かしていきたいです。

豊かな産業のあるまちグループ Nさん

「法律がかかわるということ」

 議会本番の日が近くなっていくに連れて、自分の意見を相手に正確に伝えることができるのか、また相手に賛成・同意してもらえるようにした方が良いのかを考えるようになりました。議会本番、自分の質問を言った後の答弁では、「法律が関わってきます」と言われました。法律のことは考えてもいませんでした。一つの活動をするのに法律のことも考えなくてはいけないということを学びました。この中学生議会は、私にとって挑戦でした。私は表へ出ることが苦手だったのですが、中学生議会を通して自分に自信が出てきました。とてもよい経験をさせてもらいました。

人と文化を育むまちグループ Tさん

「たくさんの人の協力があってこそ」

 私は人と文化を育むまちグループで学習をしてきました。自分たちが気付かないようなところで周りが生活しやすいように工夫して仕事をしてくれているということがたくさんの話を聞いて実感しました。その中で、図書館の本を学校に貸し出しできると聞いた時には、とても驚きました。安曇野市には図書館がたくさんあるから、色々な人が利用できるというところがとてもよいと思いました。たくさんの人から協力してもらってこの議会ができているんだなと思うと、自分がそんなところに行けたということがすごく嬉しかったです。

人と文化を育むまちグループ Kさん

「相手に伝えることの大切さ」

 私は、今回、中学生議会で議長という貴重な経験をさせてもらいました。私が、市長さんや各部長さんに、「答弁をお願いします。」と言うと、その都度「はい議長。」と答えてくださり、とてもやりがいを感じました。また、普段入ることができない議場に入ることはもちろん、議会を進行したり、たくさんの関係者の前で意見を述べたりしたことはとても良い経験になりました。そして、市長の安曇野市をよりよくしていこうという思いを直に感じることができ、安曇野市をより身近に感じられるようになりました。私が最も感動したのは、私たち中学生の意見を市長さんや部長さんたちが真剣に受け止め、統計や計画を提示し、丁寧にわかりやすく答弁してくださったことです。また、私の提案を検討してくださるという意見を頂き、とてもうれしく思いました。議会は私たち市民の声が反映される大切な場だとわかりました。私は今回、中学生議会に参加して、自分の思ったことを相手に伝えることの大切さ、また伝えることで何かが変わるということを学びました。

人と文化を育むまちグループ Tさん

「コミュニケーション」

 私は、5回の中学生議会を行ってみて、たくさんのコミュニケーションをとることができました。安曇野市内の学校から代表生徒がそれぞれ参加し、とてもよい経験になりました。それぞれ3人グループに分かれ安曇野市の課題を話し合い、どうすればいいのかを積極的に発言し、私とは違った他の意見を聞くことができました。安曇野市の議場に入らせてもらったり、各学校の生徒と話し合いをさせてもらったりしたことは、私にとって貴重な経験になりました。そして、市長、各部長の方々が安曇野市をより良いまちにするために中学生の私たちに耳を傾け、一つ一つの提言に丁寧に答弁してもらえたことは、とてもうれしかったです。

協働によるまちづくりグループ Uさん

「予算のことを考えに入れる」

 僕は今回中学生議会に参加して、自分の成長につなげることができたと思います。課の方々のお話には、聞き慣れない単語が多くあり、最初はただ聞くだけでメモもとれませんでした。課の方は、行政に沿った内容をまず伝え、次にていねいに一つずつ簡潔にお話しくださいました。僕が質問しても笑顔で内容がわかるようにお話しくださり、感謝しています。 議案を考えるときに困ったことは、行政で何かを行うには予算を考えに入れなくてはならないことです。当初はホームページなどに感想を書くとか、何かをプレゼントしようと考えていましたが、他のよいアイディアを考えなくてはならなかったので困っていました。分からないことを課の方に質問すると、具体的に教えて頂き、提案もして頂き、議案書を作成することができました。感謝しています。

協働によるまちづくりグループ Kさん

「一人の中学生の意見を」

 この中学生議会を通して、他の学校の中学生と安曇野市の現状や将来について意見を出し合って相談し、安曇野の様子を学ぶことができました。男女共同参画の中で、現在は少子高齢化が進んできていること、仕事と生活を両立する男性が少ないこと、性別に基づく固定的な役割分担意識があるという課題を見付けて、中学生や先生、議員さんと対策を考えました。その中で、議員さんの苦労を感じることができました。市長さんや部長さんには、一人の中学生の意見を大事にし、これからの計画に沿って施策を考えて下さったことに感謝します。
                                                      協働によるまちづくりグループ Mさん

「私からはじめる」

 私は、中学生議会に参加すると決まった時、選ばれて嬉しいなと思う半面、私で大丈夫なのかとも思いました。違う中学校のみんなと話す機会も今までなかったので、あまり話すことができませんでした。でも、学習会を重ねていく内に、一緒に考えたり自分の意見を発表したりして協力することができました。質問を考えている時も、「こうした方が良いんじゃないかな」と言ってくれたのでとても助かりました。本番は緊張でいっぱいでした。少し失敗してしまったけれど、何とか終わったんだなと安心しました。この中学生議会を通して、私は自信がつきました。この自信をいろいろなところで発揮したいです。中学生議会を通して、私は安曇野市から少しでもゴミが減ればいいかなと思います。またごみを拾うなどのことを私からはじめていきたいです。

環境にやさしいまちグループ Mさん

「未知の体験に挑戦」

 私は、今まで沢山の人の前で話すのは苦手でした。失敗したらどうしようと不安で、勇気が出せませんでした。今回の中学生議会に、担任の先生から薦められて参加を決めました。今考えると、以前の自分と違ってきたように思います。議会で発表をすることを思うと最初は「緊張する、嫌だな」と思ってしまいました。しかし、学習会に参加していくうちに、「やるからには、しっかりやろう」と思えるようになってきました。議会本番ではしっかりと自分の考えを発表して伝えることができたように思います。今まで挑戦したことのないことを体験することができ、嬉しく思います。自ら未知の体験に挑戦できた勇気と自信を大切にして、今後の学校生活に生かしていきたいと思います。

環境にやさしいまちグループ Kさん

「発信することと聴くことの重要性」

 この中学生議会を通して、考えたことが二つあります。一つ目は、自分の意見を発信することの重要性です。以前の私は、自分の意見をもっているにもかかわらず、周りの意見を聞いて自分の中で賛否を決めていただけでした。ですが、最近は自分の意見を積極的に発信できるようになりました。二つ目は、人の話を聴くことの重要性です。意見を述べた後には、必ず賛否の意見が出ます。その意見をいかによく聴き理解すること、または、意見に対して、いかに具体的な質問や意見を発信するかということです。現に議会中の私の発表の時に、もう時間はかなり立っているのにもかかわらず、市の皆さんはとても親身になって聞いてくださいました。以上の二つのことを、私は中学生議会を通して考えました。そして、これからは、私もこれらのことを意識した生活を送りたいです。

環境にやさしいまちグループ Tさん

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