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平成30年度安曇野市中学生議会を11月10日に開催しました。市内各中学校2年生の生徒18人の皆さんから、市政について質問、提言をいただきました。
中学生議員の皆さんは、「いきいきと健康に暮らせるまち」「安全・安心・快適なまち」「豊かな産業を維持・創造するまち」「学び合い人と文化を育むまち」「協働によるまちづくりの推進」「自然環境を大切にするまち」の6つのグループに分かれ、7月と8月に合計3回の学習会を重ね、市の課題や取組について学んできました。これからのより良いまちづくりを目指し、協働社会の一員として、「自分たちに何かできることはないか?」という問いから、改善策を付箋に書き出し、分類したり整理したりしながら市の課題に向き合ってきました。議会当日には、地域の皆さんや保護者の皆さん、学校関係者や報道機関等63名ほどが傍聴する中、精一杯質問をしていただきました。
当日、中学生議員のみなさんからいただいた提言型の質問とそれに対する市長、教育長答弁および各部長答弁の主な内容は以下のとおりです。発表順と内容(タイムテーブル) [PDF]
グループ |
質問内容 | 答弁内容 |
---|---|---|
いきいきと健康に暮らせるまちグループ |
質問書1[PDF] | 答弁書1(市長・部長) [PDF] |
安全・安心・快適なまちグループ |
質問書2 [PDF] | 答弁書2(市長・部長) [PDF] |
学び合い 人と文化を育むまちグループ |
質問書3 [PDF] | 答弁書3(教育長・部長) [PDF] |
豊かな産業を維持・創造するまちグループ |
質問書4 [PDF] | 答弁書4(市長・部長) [PDF] |
協働によるまちづくりの推進グループ |
答弁書5(市長・教育長・部長) [PDF] | |
自然環境を大切にするまちグループ |
質問書6 [PDF] | 答弁書6(市長・部長) [PDF] |
中学生議会photo (中学生の議長&議場の風景)
障がい者こそいきいきと暮らせるまちづくりを目指して Kさん
私は、この中学生議会の話を聞いて、参加してみたいと思い立候補しました。私は、「いきいきと健康に暮らせるまち」というグループでした。このグループで何をどうやれば、安曇野市がよりよくなれるのかを考えました。「いきいきと」から、どんなことを工夫すればよいのか、どんなことを解決していけばよいのか考え、その中でもいじめ問題、人権の問題に重点をおくことが大切ではないかと思いました。そして、2回目の学習会から、市の方のお話をお聞きして、その後、私は家でこれまでに考えていたことやお聞きした話を思い浮かべました。そして、3回目の学習会が終わり、家へ帰ってからも安曇野市の課題や市に提言することを考えていました。そして、最終的に改善すべきところをまとめた結論が、障がい者のことです。
私が障がい者のことを考えたのには、理由があります。それは、私のおじいちゃんとおばあちゃんが、聴覚障がいがあるからです。そのようなこともあり、私は障がいのある方が困っているところを見かけたときは、声をかけたり、お手伝いをしたりしていますが、お手伝いをしたりする人はいなかったので、このような障がい者に対しての市の取組や、一人一人の意識の持ち方が課題だと思い、決めました。
発表当日、私は発表順が最初だったので、とても緊張しましたが、なんとかやり遂げることができて良かったです。このような貴重な体験ができて本当によかったです。ありがとうございました。
協力すれば、なんでもできる Tさん
中学生議会の学習会から議会までを経験して感じたことは、協力すればなんでもできる、ということです。
学習会では、課長の方々のお話を聞かせて頂きながら色々なことを学びました。安曇野市のことをもっと知ることができて、よい学習会になりました。そしてその学習会を重ねていくうちに、議会に向けて提言を考えはじめました。でもやはり、自分の案だけではうまくまとまりませんでした。そんなとき、仲間の意見も聞いてみたり、手伝ってもらったりして案のもととなるものができました。仲間がいてくれたおかげで提言をつくることができました。協力はとても大切なことで素晴らしいことだと実感できた学習会でした。
議会の答弁を受けて、今の安曇野市の健康に対する対策が分かりました。安曇野市長、課長の方々はしっかりそこまで考えてくださっているようで安心しました。
私はこれから、健康に対する意識を高めていこうと思います。がんへの危機感をもって早期発見ができるよう検診も受けていきます。そして、周りの人にも呼びかけをしていきたいです。
市のためになるような行動を Fさん
私は、この中学生議会を経験して、私たち中学生はほとんどの人が今住んでいる市についてあまり考えずに生活しているけど、これからは、「どういう市にしていきたいか」などをもっと考えて生活していかなければならないということを強く感じました。今回学習会などで市の職員さんたちのお話を聞くことができたのですが、本当に安曇野市と市民のことを考えてくださっていました。今、快適な暮らしができているのは職員の皆様のおかげだと思いました。でも、自分たちは市のことを考えて市のためになることをしていないと思います。なので、もっと市のことを考えて市のためになるような行動を心がけていきたいと思いました。
議会での質問は、とても緊張しました。でも、何度も練習したりして、本番では、はっきりと自分の意見を伝えることができました。この貴重な経験をこれからの自分の生活や学校の生徒会等で活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
自分の世界観が広がる、とてもよい時間 Aさん
僕は、この中学生議会を通して、多くのことを学びました。第1回から第3回までの学習会の中で、安曇野市はどのようなことを考え市政に取り組んでいるのか、市役所にはどのような働きがあるのか、市の職員の方はどのようなことを普段しているのかなどを知ることができたのでとてもよかったです。また六つの課の方から話を聞く中で、どの課の方も市民のことを第一に考え、色々な活動や取組をしてくれているのだなと改めて実感すると共に、市の職員の方の活躍があって今のくらしやすい安曇野市があるのだなと感じました。
議会当日においては、3回の学習会を通して考えたことを、市に質問できてとてもよかったです。市長及び市民生活部長におかれましては、質問に対して様々な観点から分かりやすい答弁をしてもらえてよかったです。
今回の経験は、僕にとって社会の仕組みを知るよい勉強になりました。また、他の学校の人達と多くの意見を交わすことができました。それにより自分では思いつかないような独創的な考えを聞くことにより、自分の世界観が広がり、とてもよい時間を過ごせました。この4カ月で学んだことをこれからの生活に生かすと共に、多くの場面で役立てたいと思います。
中学生議員になってみて、市議会議員さんの大変さを始め、色々なことを知ると共に貴重な体験ができてよかったです。これからも市職員の方や議員さんに感謝しながら日々の生活を送っていきます。
大人になっても、自分から。 Oさん
今回、中学生議会を体験して思ったことは、議会はとても大変なことだということ、市や県のためにとても貢献しているということです。まず、中学生議会の質問や答弁を考えるために、多くの時間をいただきましたが、課題に対しての解決策を考えるのが、とても大変でした。そして、議会をすることで、自分の考えが実際に行われたり、県や市にある問題をなくしたりすることができるのだなと思いました。そして、ぼくは議会で市の方の前で質問、答弁をするときに、とても緊張しました。けれど、大人になった時に、大勢の方の前で話すことはとても大切なことなので、議会でよい経験ができたと思います。
この経験を通して、大人になっても市や県のために自分から動いて、今回のような機会があったら参加をして、市や県をよくしていけるといいです。そのために、家族や友人と身近な問題について話し合っていきたいです。
やってよかった。私、成長したな。 Yさん
私は、この中学生議会を通して感じたことが二つあります。一つは、今まであまり自信がなかった自分に、自信が付いたことです。私は、中学生で二年間代議員会をやってきましたが、いつも、こんな私にできるのだろうかと不安に思っていました。ですが、中学生議会をやってみて、私にもできるかも、と自分自身にも自信が付きました。「やっぱりやってよかったな、私、成長したな。」と思いました。
二つ目は、答弁を聞いた時のことです。停電はできないと言われた時は、少しショックでしたが、私の意見で動いてくれることが、「すごい。」と思いました。
ここで、学んだことをこれからの学校生活で活かしていこうと思いました。短い間でしたがとてもよい経験になりました。
「一歩、前へ」を友と共有したい Kさん
私は「人と文化を育むまちグループ」で様々な課の方のお話を聞いて、今まで知らなかった安曇野市の取組や地域のよさを学ぶことができました。例えば、私は今まで安曇野にはどんな歴史や文化があるのかを全く知りませんでした。ですが、活動を通して、話を聞いていくうちに、安曇野の素晴らしい文化遺産のことや、それらを後世に残していくための取組について考えることができました。教育の問題などにも触れ、学校についての課題やそれに対する対策を提言できることも中学生議会でしかできないので、とても貴重な体験をさせて頂いたと思っています。
議会の本番では、提言を考えてからのはじめての返答だったため、少し緊張しましたが、教育長さん方の説明が分かりやすくて本当にすごいと思いました。そして同時に安曇野市の現状を把握することができました。中学生議会で学んだこと、感じたことをこれからも活かしていき、議会のキーワードであった「一歩、前へ」を周りの友と共有したいです。そして今までできなかったことや、やろうとしなかったことなども積極的に取り組んでいきたいです。
お話を伺うことが、とても楽しかった Sさん
中学生議員に決まった時、私はあまり乗り気ではありませんでした。なぜなら休日は少し遅めに起きて、ゆっくり過ごしたかったからです。
しかし、学習会に参加させて頂くことを通して、中学生議会に向けて積極的な気持ちになっていくことができました。市の担当者の方々からお話を伺うことが、とても楽しかったからです。私は教育に関するグループで、今まで知らなかった安曇野市の取組について知ることができました。学習を進めていくうちに、他のグループの学習内容や発表についても興味をもつようになりました。
中学生議会当日はとても緊張しました。しかし、何度も書き直した原稿を使いながら、落ち着いて質問をすることができました。また、他のグループの質問や答弁も聞くことができたのでよかったです。
私は、今回の中学生議会という貴重な体験をさせていただくことにより、安曇野市の政治に興味をもつことができました。活動を支えて頂いた市長をはじめ、市の担当者の方々、教育委員会の方々に感謝しています。ありがとうございました。
提言と答弁から、議会の大切さ学ぶ Mさん
僕は、中学生議会を通して今まで知らなかった市のことについて多くのことを学ぶことができました。学習会に参加する前は安曇野市について自分から詳しく調べることはなく、安曇野市についてあまり知りませんでした。しかし学習会で説明を受けると、今まで知らなったことをたくさん知ることができて、なるほどなと思う場面が多くありました。その後、提言を考えていく中で、自分からネットで市について調べることも増えました。この議会を通して、僕は安曇野市のことをよく知ることができました。
議会への提言は、僕の体験を取り入れたかったので、スポーツ施設の利用料金について提言しました。今までの学習会で教えて頂いたデータなどを取り入れながら文を考えました。本番では「検討する」という答弁だったので、僕の提言についてしっかりと考えてくれると思うと、とても嬉しかったです。また、Wさんの意見はもう取り入れられていてすごいと感じました。僕は提言と答弁を通して、議会の大切さを学びました。また、普段議会でやっていることを体験でき、とてもいい経験になりました。これからもこの経験を活かして生活をしていきたいです。
四ヵ月間の努力の形 Wさん
私は、この中学生議会でたくさんのことを学ぶことができました。とくに私が成長したと感じたことは、自分の意見をもち、それをどのようにして、聞き手に伝えるか工夫できるようになったことです。
7月から9月までの数回にわたって行った学習会では、提案内容が似ている人達のグループごとに別れて、市役所の職員の方々から市の現状や課題の話をお聞きし、議会で行う質問原稿を考えました。考えたのは、「あまりに知られていない安曇野林檎ナポリタンをもっと安曇野市の郷土グルメとして知ってもらいたい。」ということでした。私は自分の学校の2年生全員にアンケートを取って知名度を調べてみたところ、90%以上の人が知りませんでした。結果から、市民に知ってもらうためには実際に食べてもらうのが一番と考え、安曇野林檎ナポリタンを市内の学校給食に出してほしい。という提案原稿を書き上げました。議会発表に向け、声の大きさや読むスピードなどを考え何度もリハーサルを重ねることで本番では堂々とした質問を行うことができました。提案は実際に受け入れて頂けることになり、とてもうれしく、努力してきた甲斐があったと思いますし、食べるのがとても楽しみです。
この経験は、私にとってとても貴重な経験になりました。この経験をこれからの学校生活に活かしていきたいです。最後に、このような貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
その先を考えることができた Tさん
僕は、中学生議会の学習会から議会までを経験してみて、各担当部長から説明をして頂いたり、その場で質問したりすることにより、安曇野市の産業に関する問題点や課題を深く知ることができ、色々な案を考えることができました。また、始めて他校の人ともかかわったので、コミュニケーションを高めることができました。
学習会では、各担当部長さんが資料を使って、一つ一つ詳しく説明して頂いた後すぐに質問をすることができたので、とてもよい学習会でした。学習会の最後に、グループで1回ごと付箋などを使って質問を考えることができ、提言文を考えるときには、スムーズに行うことができました。議会では、はじめての議場やマイクの設定等、はじめてのことがあり過ぎましたが提言型質問をしっかりと行うことができました。また、提言後の答弁は、すぐに回答するわけではなく、今行っている活動を、一度説明してからであったり、提言での更なる課題や、よい点、これからどうするのかを具体的にゆっくりと話してくださったりしたお陰で、提言の改善やこれからこうしていこうと先を考えることができました。
中学生議会を通して、その先を考えることができるようになり、自分の成長につながりました。議会まで、会場準備や色々なサポートをして頂いた方々、本当にありがとうございました。これからも、もっとよりよい安曇野市になるように、行動していきたいと思います。
市について考える機会、ずっと続いて欲しい Nさん
中学生議員に選ばれた時、正直な気持ち、「私なんかに務まるかな。」と不安でいっぱいでした。何年か前に中学生議員に選ばれた姉も、大変だったと言っていました。何をするのか、どのように提言するのか想像もつかず、本当に不安の毎日でした。ですが、学習会に行ってみると、思っていたよりも重苦しくなく、しっかりとお話を聞き、話し合うことができました。市の方からいろいろな話を聞くことで自分たちの住んでいる安曇野のことをより深く知ることができ、また、これからの自分たちが市のためにできることを考えることができました。市民のことを考え、いろいろな案を出している市議会議員の方はすごいと思いました。グループの二人と話し合い、たくさんアイディアをだすことできました。提言書も4回も書き直し、締め切りギリギリで本当に大変でしたが、とてもよい経験になりました。
リハーサルと本番は、実際に議場に入ってのことだったので、緊張感もあり、とても集中できました。本番では、声が震え、声も小さくなってしまった気がします。とても怖かったし緊張したけれど、すごくよい経験になったし、これからもきっとこの経験が役に立つときがくると思います。このような素晴らしい機会を与えて下さった方々や、サポートして下さった家族や先生方には本当にお世話になりました。このように市について考える機会は中学生にはあまりないので、ずっと続いて欲しいと思います。
自分の考えを友に伝える大切さ Mさん
私は、この中学生議会を体験して、市について今まで以上によく知ることができました。主に、まちづくりの推進について聞いてみて、難しいことがたくさんあったけど、とても興味深い内容でした。その中でも、人権男女共同参画について興味をもって質問を考えていく中で、自分が市に貢献できているのが実感できました。とてもやりがいのある仕事だったと思います。また、他校の生徒の人と交流することで、他校の様子が分かったり、自分のつながりの輪が増えたりして嬉しかったです。3回にわたる学習会で、少しでもコミュニケーション能力をあげることができたので、今後に活かしていきたいです。
本番では、とても緊張して声のトーンや大きさがあまり良くなかったけど、今できることがしっかりとできたと思います。答弁に関しては、私が思っていることに向き合って、今できることやしていることを教えて頂きました。私はポストに入れてそれを発表するという意見だったけど、「お互いが理解をするために直接意見を交換する機会が大切である」と考えているという答弁を聞き、深く納得しました。直接の方が、市をよりよくするための思いが伝わると思うことができました。ありがとうございます。
私は、人生で一度きりしかできないような、貴重な体験をすることができて、本当に嬉しかったし、楽しかったです。自分の考えをまとめて、友だちと交換し合ったり、それをいろいろな人に伝えたりするという大切さが分かったので、これからの生活で自分の気持ちを相手に伝えることをしっかりとしていきたいと思います。ありがとうございました。
自分に自信をもたせてくれる、よい機会 Sさん
私は、この中学生議会でたくさんのことを学ぶことができ、とても貴重な体験ができました。中学生議会に参加すると決まったとき、私にはできるだろうかと不安でいっぱいでしたが、議会はとても和やかな雰囲気で、リラックスした状態で学習をすることができました。
私が一番印象に残っていることは、熱心に安曇野のことを教えてくれた課の方々の姿です。私は、その期待に応えようと精一杯頑張ることができました。そして、同じグループの生徒とたくさん話し合い、より学習を深められました。本番では、うまく自分の意見が伝わるかとても不安でしたが、思い切って自分の意見を出すことができました。そして、答弁では、中学生議員一人一人の意見を大切にし、丁寧に答えて頂いた市長、各部長の方々にとても感謝しています。
私がこの中学生議会を通し、大切だと思ったことは、たくさんコミュニケーションをとること、そして自分の考えをはっきりと言うことです。これらのことを、今後に活かしていきたいです。この中学生議会は、自分に自信を持たせてくれる、よい機会でした。
受け身の自分ではなく、自ら行動できるように Nさん
この度、中学生議会に参加させて頂き、ありがとうございました。私は、安曇野市と外国の方たちとの交流について質問させて頂きました。教育部長の答弁の中で、(1)総合的な学習の時間や道徳の時間の題材に取り上げて扱うこと、(2)自分の意見を学校の先生方に伝えていくこと、(3)中学校の生徒会活動で、グローバル化や国際化を題材にして活動をしてみる方法、この3点は私たち中学生でも、自ら考え活動できる内容だと感じました。そして、私たちがあと数年で社会に出た時に、頼るのではなく自ら考え積極的に活動していかなければならないということを学ばせてもらいました。
今回の中学生議会の経験を活かして、学校そして社会に出ても、受け身の自分ではなく、自ら行動できることを目標に、精一杯頑張っていきたいと思いました。
「市」として考える大変さ Mさん
私はこの4カ月間の議員として学べたことが二つあります。一つ目は、この安曇野市を変えるための大変さです。このよりよい安曇野市を変えるために何をしたら変わっていくのか、本当に難しかったです。毎日このようなことを考えている職員の皆さんは、すごいと思いました。
二つ目は、「市」として考える大変さです。普段は自分や学校のことなど小規模ですが、「市」として考えなければいけません。メリット、デメリットたくさん考えないといけないことなので、大規模で考えなければならない責任の重さをとてもつよく感じました。
議長を務めさせて頂き、議会をまとめる大変さや、自分の思いを伝えること等、一生に一度しか学ぶことができないことを学ばせて頂き、本当にありがとうございました。自分の「市」を変えるために、毎日毎日を意識して過ごしていきたいです。また、質問に答えて頂いた、市長、市民生活部長ありがとうございました。リサイクルだけではなく、ゴミの廃棄などにも注意して、そしてまわりにも呼びかけていき、安曇野を思って過ごしていきたいです。本当に4カ月間ありがとうございました。
安曇野市がより好きになった Mさん
僕は、議員になって、いち中学生の活動に多くの方が関わって活動を支えてくださっていること、市の方針が自然環境を大切にしていることなどを知りました。「安曇野市はすごい市だ」と感じました。 安曇野市は美味しい野菜や水、空気の他にゴミが少なく野生動物が多いこと、道祖神をはじめ史跡が数多く残されていること等、自然と歴史に囲まれて生活していることを知りました。そして、安曇野市がより好きになりました。
中学生議会当日、市の職員の方が大勢集まっている中で質問するのはリハーサルよりもとても緊張しました。自分の発表後、職員の方の答弁を聞いてとても感動しました。それは真剣に検討してきてくれたからです。僕が提言したことはコストや技術に課題があり、すぐに変わらないようですが、課題を乗り越えていつか実現してほしいです。
市民として、今私たちにできること Yさん
今回中学生議会に参加し、地域のことについて学習することで、安曇野市のよい所や課題を知ることができました。私がいた自然環境を大切にするまちグループでは、上下水道や絶滅危惧種、特定外来生物等について学習しました。上下水道などについては小学校で少し学習したので、なんとなくは知っていました。しかし、自然がとても豊かな安曇野にもこんなにたくさんの絶滅危惧種がいたなんて知らなったのでとても驚きました。 私は、「絶滅危惧種」という言葉は知っていても、具体的にどんなものが指定されているのか知りませんでした。きっと多くの市民の方々がそうだと思います。
中学生議会に参加したことで、地域の良い所や課題などが多く見つかり、市民としてできることを知ることもできました。今回の経験を将来へ活かし、今私たちにできることをやっていきたいです。
中学生議会photo 2 (中学生議員の質問風景)
3回の学習会、リハーサル、そして中学生議会当日と、市役所へ足を運んだのはわずか5日間でしたが、7月7日から中学生議員として、とても熱心に学び、市や市民のために考え抜いた4ヵ月間でしたね。みなさんは、『一歩、前へ』確かに踏み出すことができました。この一歩をもとにして、さらに大きな一歩につながっていくことを願っています。 安曇野市教育委員会 事務局一同 |
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