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広報あづみの191号(平成26年8月20日発行)

記事ID:0002855 更新日:2015年10月29日更新 印刷ページ表示

内容

  • 災害に備えて(2ページ)
  • 夏祭り写真(6ページ)
  • 市政トピックス(8ページ)
  • 生涯学習(12ページ)

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概要版

特集 災害に備えて

想定外の災害への「心」の備えを
 市では、災害に強い安全・安心なまちづくりに向け、市民の皆さんに防災意識を高めてもらおうと、7月に防災講演会を行いました。今月号ではその内容と9月開催の市防災訓練についてお伝えします。

市では7月12日、堀金総合体育館で本年度の防災講演会を開催しました。当日は、区や自主防災会の役員、消防団員など約300人が聴講。群馬大学大学院教授の片田敏孝さんが「想定外の災害にどう備えるか」と題して講演しました。片田さんは、東日本大震災での津波からの避難を事例に、日ごろから災害に対して、一人ひとりが高い意識を持ち、自分の身を守ることの大切さを呼び掛けました。

犠牲者を一人も出さない防災体制づくり
片田さんは、豪雨や巨大台風など最近の気象状況を取り上げ、「『今までと違う』『何か変だ』という感覚を大切にして欲しい。経験をあてにせず、考え方を変えましょう」と会場に訴えました。また、経験したことのない「想定外」の災害に対し、まず、「自分の事」と考え、自らの命を守り、どう備えるかが大切だとし、その上で自分の家族や地域から「犠牲者を一人も出さない」防災体制づくりが必要だと話しました。
避難3原則
最善を尽くして自分の命を守る
 岩手県釜石市の事例から明治や昭和の三陸津波など幾度も壊滅的な被害を受けてきた三陸沿岸。しかし、片田さんが釜石市で津波防災教育に取り組み始める前は、津波被害を伝える言い伝えなども忘れ去られ、
警報が出ても避難しないことが常態化していたそうです。片田さんは、「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者となれ」の避難3原則に基づき津波防災教育を実践。学校では子どもたちに「これだけ訓練・準備をしたので、自分は絶対に逃げると親に伝えなさい」と教え、自分の命に責任を持ち、全力で避難するようにしました。
その結果、東日本大震災の際、釜石市では、小中学生が自ら考え、行動して避難しました。その真剣な姿に打たれ、今まで警報が出ても避難しなかった高齢者も津波到達前に高台に避難し、多くの命が救われました。

防災教育は「生きる力」をはぐくむ
片田さんは、「防災教育は『災い』教育ではない『生きる力を育む』教育だ」と言います。釜石では、津波被害を伝える記念碑の掃除や高齢者との交流を通じて、子どもたちが地域の一員としての自覚が芽生え、地域づくりにもつながったと言います。
私たちが住む安曇野市は、「糸魚川―静岡構造線断層帯」が縦断し、周囲を山に囲まれ、多くの河川が流れています。片田さんの講演から、私たち市民一人ひとりが自らの命を守り、備えることが当たり前という、起こり得る想定外の災害への「心」の備えを持つことが、災害に強いまちづくりにつながります。

市民一人ひとりの防災意識の向上を目指して    
                               市長 宮澤宗弘
災害に強い安全・安心なまちづくりは、防災体制の充実と共に、市民の皆さんの防災意識の向上が欠かせません。9 月7 日の市防災訓練では、多くの皆さんが参加できる自主参加型の一斉防災訓練(シェイクアウト訓練)を行います。1分間、自分の身を守るという訓練ですが、自分自身の命の大切さを改めて認識し、「自助」の力を高め、防災について考えていただけたらと思います。
12 月には、市民の皆さんの安全・安心を守る防災拠点となる新本庁舎が完成します。市では、公共施設の耐震化などを進めると共に、「共助」の基本となる区、隣組など地域との連携や自主防災組織への支援などを行い、万一の災害に備える体制づくりを進めていきます。

9月7日(日曜日)市防災訓練

本年は、大規模災害発生直後の初期対応と応急対策を中心に、一斉防災訓練(シェイクアウト訓練)や避難所設営訓練などを行います。訓練への参加のほか、当日は地震体験車や防災グッズの展示もありますので、ぜひ、お出掛けください。

  • 時間 午前9 時から11 時まで
  • 会場 堀金総合体育館ほか

一斉防災訓練への参加で災害に備える「心構え」づくり

市では、本年度の防災訓練で全市民参加型の一斉防災訓練(※シェイクアウト訓練)を初めて行います。この訓練では、9月7日の午前8時30分に、参加者がその場で自主的に地震から身を守る「3つの安全行動」を行います。多くの人が参加し、実際に行動することで、自らの命を自分で守る「自助」の意識を持ち、防災意識を高めます。

訓練には、区や自主防災会、企業単位のほか、個人でも参加申し込みできますので、ぜひご参加ください。

シェイクアウト訓練2008年(平成20年)にアメリカで考案された、地震災害のための大規模な防災訓練方法。3つの安全行動は「Drop(ドロップ)」「Cover(カバー)」「Hold on(ホールドオン)」と呼ばれ、子どもから大人までできる基本的な安全行動とされている。日本では、平成24年に東京都千代田区で初めて行われ、約2万5000人が参加した。訓練は「日本シェイクアウト提唱会議」の訓練基準に基づき行われる。

安曇野市シェイクアウト訓練

日  時 9月7日(日曜日)午前8 時30 分

対象者 どなたでも参加できます(要事前登録)

訓練内容

市内でマグニチュード8.0 震度6 強の地震が発生したと想定し行います。

(1) 午前8 時30 分に防災行政無線を通じて訓練開始の合図をします。

(2) 合図に従い下記の3 つの安全行動を1分間程度行います。

(3) 訓練と合わせ、防災対策の再点検や他の防災訓練をします。

申し込み方法等

参加者数把握のため、次ページの申込書に必要事項を記入の上、メール、ファクスまたは郵送で危機管理課まで送付してください。また、訓練後にアンケートへの協力をお願いします。

【訓練登録締め切り】9 月3 日(水曜日) 【アンケート締め切り】9 月12 日(金曜日)

3 つの安全行動
(1) その場でしゃがみ、姿勢を低くします
(2) 机の下などに潜り、頭を守ります
(3) 揺れが収まるまで待ちます
シェイクアウト訓練と合わせて
・隣近所や職場、家族で災害発生時の避難経路や、連絡の取り方などを話し合っておきましょう。
・地震の際の転倒を未然に防ぐため、家具などを点検し、金具などで固定しておきましょう。
・各自で非常持ち出し袋の確認などをしましょう。
申込書省略

問い合わせ・送付先
〒399 - 8211
安曇野市堀金烏川2750 番地1 安曇野市役所堀金支所内危機管理課
電話72・6769 ファクス72・6739 メール kikikanri@city.azumino.nagano.jp

市政トピックス

  • 江戸川区との友好都市交流が40周年

東京都江戸川区との友好都市盟約締結40周年記念式典が8月3日、江戸川区内のホテルで行われました。
式典には双方の理事者、議会議員など関係者28人が出席し、記念品の交換などが行われました。多田正見・江戸川区長はあいさつで「風光明媚で文化が薫る
安曇野との縁が続くことは、区民にとって幸せだと思います。これからも末長くお付き合いをお願いします」と話し、宮澤市長は「江戸川区との交流は友好都市の中で一番長い歴史を持っています。
40周年を機に民間交流も含め、江戸川区との絆がさらに深まるよう願っています」と話しました。
同区との交流は、旧穂高町が旧有明小学校跡地を江戸川区へ譲渡したことが縁で始まり、昭和49年2月に友好都市盟約を結びました。昭和51年6月には、旧小学校跡地に江戸川区民健康施設「穂高荘」がオープンし、相互訪問による交流事業が行われてきました。平成19年8月、市として友好都市提携を結び直し、区民まつりへの参加やスポーツ交流、青少年交流等を通じて友好を深めています。

  • 全市に臭気規制適用へ 環境審議会に諮問

市では、新しく定める臭気規制案に関して7月15日、環境審議会(吉田利男会長)に諮問を行いました。
諮問は、穂高支所で開催された審議会の冒頭で行われ、宮澤市長から吉田会長へ諮問書が手渡されました。
新しい臭気規制案は、これまで、穂高地域の一部に適用していたアンモニア、硫化水素などの悪臭防止法に定める22物質の個々の物質濃度による規制に替えて、人間の嗅
覚を用いて有資格者がにおいの程度を評価する臭気指数による規制を市内全域への適用を検討しています。
これにより約40万種類あるといわれている多種多様なにおいの物質や、様々なにおいがまざった複合臭によるにおいに対応できるようにします。
市では審議会からの答申を受けて、パブリックコメント、市民・事業者説明会等を経て平成27年10月からの新しい臭気規制の導入する予定です。

  • 新市まちづくり計画の期間変更 地域審議会に諮問

市では7月11日、県安曇野庁舎で5地域の地域審議会へ諮問を行い、宮澤市長から各地域の会長へ諮問書が手渡されました。
今回の諮問の内容は、市まちづくり計画(新市建設計画)の計画期限を現在の平成26
年度から32年度まで変更することについて意見を求めています。
市まちづくり計画は、合併前の平成17年2月に策定されたもので、合併後の市の将来像のほか、道路や上下水道などの整備、産業振興や福祉サービスなどの充実といった主要施策とその実現に向けた財政計画などが記されています。
平成24年6月の法改正により主な財源となる合併特例債の発行期限が、5年間延長されました。市では健全財政を維持し、必要な施設等の整備に合併特例債を有効活用していくため、発行期限の延長に必要な市まちづくり計画の計画変更について、今回地域審議会へ意見を求めたものです。
各地域審議会では、9月までに答申にまとめ、市では、答申内容を受け、財政計画の見直しなどを行います。

安曇野日和

  • 田淵さんの自宅跡に記念碑 7月2日 田淵行男邸跡記念碑除幕式
  • 「山」に感謝し、守り、育て、活かす 
    7月27日 「信州山の日」制定記念イベント
  • 安曇野のモノづくりを知る
    7月19日 豊科郷土博物館「安曇野のエジソンたち」
  • 自然豊かな洞どあい合自然公園で観察会
    7月26日 三郷まなび隊「わんぱくキッズ大作戦」
  • 海と山の若人が交流 7月29日 友好交流都市福岡市東区青少年交流
  • 「働く」を学ぼう 7月22・23日 穂高東中学校職場体験

安曇野市教育委員会 生涯学習・図書館・施設のイベント

公式スポーツ施設整備計画策定委員会委員の募集
生涯学習課スポーツ推進担当 電話62・4565ファクス62・3525

新市立博物館構想策定委員会委員の募集
文化課博物館係 電話62・3090ファクス62・3525

穂高プール 親子カヌー体験会
生涯学習課スポーツ推進担当 電話62・5717 ファクス62・3525

学校開放講座参加者の募集
生涯学習課社会教育担当 電話62・4565ファクス62・3525

信州大学市民開放授業
生涯学習課社会教育担当 電話62・4565ファクス62・3525

スポネット常念「ウオーキング教室」参加者募集
生涯学習課スポーツ推進担当(スポネット常念事務局)電話ファクス72・6340

図書館フェスタ開催
図書館交流課図書館交流担当 電話84・0111ファクス84・0116

豊科図書館チャレンジ講座 パステルカラーで描く絵はがき
豊科図書館 電話71・4022 ファクス73・1801

講演会「アール・ヌーヴォー、アール・デコと日本の工芸」
安曇野高橋節郎記念美術館 電話81・3030ファクス82・0551

貞享義民記念館の催し
義民をたずねて(14) (臨地講座)「明和の木曾騒動」受講者募集
白鳥写真愛好会第3回写真展「白鳥たちの安曇野」
貞享義民記念館 電話77・7550ファクス77・7551

田淵行男記念館企画展 赤沼淳夫写真展
田淵行男記念館 電話72・9964ファクス88・2010

臼井吉見文学館友の会 秋の講演会
臼井吉見文学館 電話72・6743

情報ボックス

市議会9月定例会会期日程
問堀 議会事務局 電話71・2156ファクス71・2150

安曇野市まちづくり計画(新市建設計画)の変更に意見をお寄せください
問安 政策経営課企画担当 電話71・2000代表ファクス71・5000

平成25年度公文書の公開請求は50件
問本 総務管理課文書法規担当 電話71・2000代表ファクス71・5000

鳥獣害防止用爆音器の適切な使用にご協力ください
問三 農政課集落支援担当 電話77・3111代表ファクス77・6060

全国消費実態調査
問三 情報統計課統計係 電話77・3111代表ファクス77・6060

湯多里山の神 改修工事に伴う休館
問穂 観光交流促進課 電話82・3131代表 ファクス82・6622

秋季 愛犬しつけ方教室
問穂 環境課環境保全係 電話82・3131代表ファクス82・6622

第14回ふるさとCM大賞NAGANOビデオ作品を募集
問本 秘書広報課秘書広報担当 電話71・2000代表ファクス71・5000

平成27年大糸線カレンダー作成用の写真を募集
問安 政策経営課企画担当 電話71・2000代表ファクス71・5000
大糸線利用促進輸送強化期成同盟会事務局(大町市役所情報交通課交通政策係大町市情報センター内) 電話 0261・85・0070 ファクス0261・21・3801

第67回全国植樹祭のシンボルマークを募集
問三 耕地林務課林務担当 電話77・3111代表ファクス77・6060

県営住宅 入居者の募集
問 県住宅供給公社松本事務所 電話47・0240

守る老人ホーム温心寮の職員募集
問健 長寿社会課長寿福祉係 電話81・0731ファクス81・0703

アクアピア安曇野ふれあいデー
問豊 下水道課維持管理担当 電話72・3111代表ファクス72・2510
安曇野建設事務所公園下水道課 電話72・8880代表

三角島を親子で描くイベント
問穂 観光交流促進課ブランド推進担当 電話82・3131代表ファクス82・6622

くるりん広場講座 取材の仕方 分かりやすい記事の書き方
問 市民活動センター「くるりん広場」電話82・1922

みんなあつまれから第7回ふぁみさぽまつり
問健 子ども支援課児童係 電話81・0728ファクス81・0703

放課後学習室の指導者募集
問教 学校教育課教育指導室 電話62・0133 ファクス62・5721

学校とボランティアをつなぐ地域コーディネーター
問教 学校教育課教育指導室 電話62・0133 ファクス62・5721

弁護士・司法書士による多重債務者無料相談会
問穂 市民相談室 電話82・3131代表ファクス82・6622

旧町村誌などを販売中
問教 文化課文化財保護係 電話62・3090ファクス62・3525

旧町村広報縮刷版を販売中
問本 秘書広報課秘書広報担当 電話71・2000代表ファクス71・5000

裏表紙

安曇野市メールサービスをご活用ください

市では、7月から防災情報の伝達手段の一つとして、火災・気象・地震などの防災情報のメール配信サービスを始めました。ぜひ、ご利用ください。
1 配信する情報
(1)国・県・市からの緊急情報
(1) 気象、地震情報(2) 災害被害情報(3) 災害避難情報(4) その他災害に関する情報(5) 火災情報(6) 防犯情報(7) 行方不明者情報
(2)その他市からのお知らせ(注意喚起情報)
(1) 消費生活情報(2) イベント情報(3) 有害鳥獣出没情報など
2 利用方法
・事前利用登録が必要です。ご利用の携帯電話等から、次のメールアドレスへ「空」のメールを送信し、案内に従って登録してください。
メール ipan@info.city.azumino.nagano.jp
 携帯電話をご利用の場合、次のドメインからのメール受信ができるよう設定変更してください。

堀金支所内危機管理課電話72・6769 ファクス72・6739

次回発行 9月3日(水曜日)

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