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安曇野市の土地の性質(地質)はどのようになっているのでしょうか。
安曇野市の地質は糸魚川―静岡構造線で大きく二つに分けられ、構造線の西側の方が東側より数千万年近く古い時代の地層でできています。
梓川や高瀬川などの松本盆地に流れ込む川は、北アルプスや筑摩山地から砂礫(されき)を運び、扇状地をつくっています。古い時代の扇状地は河岸段丘や丘陵になっています。
松本盆地にはいくつもの活断層があります。盆地西側には常念岳断層や信濃坂断層、東側には松本盆地東縁断層があります。これらの活断層は谷などの地形をつくっています。
安曇野市の地質図
出典:安曇野市版レッドデータブック2014 を修正