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北アルプスから流れ出ている河川は、安曇野で一番標高の低いところを流れている犀川に合流します。高瀬川、穂高川、犀川の三川が合流している付近の地下には河川が運んできた砂礫が厚く積み重なっていて、すきまに地下水を貯えています。
地下水が湧き出る湧水地帯は水温や水量が安定していて、スナヤツメやカワヂシャなどの希少な野生生物が生まれ育つ場所になっています。
安曇野市では地下水を汲みあげたり湧き水を利用して、ニジマスやイワナなどの養殖やワサビの栽培、飲料水や工業製品の製造などが行われています。
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安曇野市の地質断面図と地下水の流れ
出典:安曇野市版レッドデータブック2014