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山地帯は、北アルプスの前山と、長峰山、光城山の東山一帯の標高700から1,600mの地域です。これらの地域は主に森林でおおわれていますが、多くが人の手が加わった森林です。
例えば、針葉樹であるスギやヒノキ、カラマツの植林地や、アカマツ林、コナラ林といった落葉広葉樹林です。
コナラやミズナラの林は、かつてエネルギー源として薪を使う時代には、人々の暮らしにはなくてはならない森林でした。明科ではケヤキ林があり、これは自然植生のみならず地滑りのために植林されたものも広がっています。
アカマツ林は多くが植林されたり、意図的に育てられた森林ですが、明科の岩洲公園は自然植生のアカマツ林が広がっています。しかし近年はマツ枯れが広がり、大きく様変わりしようとしています。
明科 長峰山からの眺め
明科の岩洲公園