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社会情勢の変化等により生じている様々な地域課題の解決には、市民、自治会、市民活動団体(NPO法人やボランティア団体)、企業、行政などあらゆる主体がそれぞれの役割と責任を果たしながら力を合わせる「協働」によるまちづくりが重要です。
安曇野市では、自治会、市民活動団体、企業など市民の皆さんが持つ、行政にはない独自のノウハウやネットワークを活かし、柔軟かつ迅速に地域課題に対応するため、そして「協働」によるまちづくりの推進を図るため、市民協働事業提案制度を実施しています。
この制度では市民と行政がともに考え、それぞれが主体的に行動しながら持てる力を発揮し、共通する課題の解決に取り組みます。
過去の実施事例については「市民協働事業提案制度の実施事例」をご覧ください。(クリックすると別ページへ移動します。)
1 市の総合計画に基づき、翌年度に市が市民と協働して実施したい事業のテーマを公表します。
2 市民の皆さんからテーマに基づく具体的な事業提案をいただきます。
3 仮採択された事業は、市が翌年度に必要な予算を計上し、3月の市議会本会議における議決を経て、本採択となります。
4 協働事業の完了後には、市が開催する協働事業結果報告会で、協働事業の内容について報告します。
令和7年度に市が市民と協働して実施したい事業のテーマは、第2次安曇野市総合計画後期基本計画に基づく「価値創出プロジェクト」です。
価値創出プロジェクトとは、安曇野の新たな魅力や価値を創出するとともに、既に存在する数多くの魅力を高め、市内外の方に価値として認識してもらうため、後期基本計画の中で重点的、施策横断的に取り組む施策として設定しています。
○年齢、性別、性的志向、国籍及び障がいの有無などの多様性を尊重します。
○様々な人の活躍を促すことで、まちにさらなる活気を生み出します。
○子どもを育む環境の充実
様々な特性を持ち、支援を必要とする子どもが増える中、全ての子どもが安心して成長できるよう療育の充実や子どもたちのための施設運営を支援します。
○多様な働き方への支援
結婚や子育てを機に離職した女性の再就職を関係機関とともに支援するとともに、デジタル分野への就業機会を創出します。
○防災・減災対策の推進
年齢や性別、障がいの有無、国籍など問わず誰もが安心して避難できるよう、民間施設の活用をはじめとした避難所の拡充を図ります。
○自然と発展が織りなすまちづくり
誰もが暮らしやすさを感じることができるまちを目指し、まちづくりにユニバーサルデザインの導入を進めます。
○歴史・文化遺産の継承
博物館の展示や出前講座の内容を工夫し、外国籍住民や子ども、障がい者などに配慮したものを目指します。
○デジタル技術を活用した行政変革
デジタル技術の利用にあたり、障壁となる情報格差の解消を図り、デジタル技術の恩恵を誰もが受けられる環境を目指します。
○子育て世帯や移住者にとって魅力ある生活環境・就労環境を整備します。
○人口減少対策を講じるとともに、人口減少に適応した地域をつくります。
○質の高い保育・幼児教育の実現
あづみの自然保育の情報の発信、ブランド化により若い世代の移住・定住を推進します。
○担い手の確保と農地の有効利用
移住者の就農や半農半Xなど多様な就農スタイルを支援するとともに、農地の保全と美しい田園風景の維持に取り組みます。
○商工業の振興
企業の積極的な誘致を行い、安曇野で働き、暮らす人を増やします。
○自然環境の保全
自然環境の保全を推進し、自然と暮らしが調和した住環境を守ることで、安曇野に住みたい、暮らし続けたいと思う人を増やします。
○移住・定住の推進
市内高校生などに対し、安曇野の魅力を知り、愛着を深めてもらうためのシティプロモーションを行います。
○安曇野市の魅力・価値を戦略的に国内外に向けて発信します。
○安曇野市での体験で得られる付加価値を創出します。
○生産振興と販売力の強化
国内外への農産物のPRや販路拡大を推進し、安曇野産農産物のブランド化を図ります。
○市内事業者の経営強化
新規事業分野の開拓を支援し、国内、国際市場で活躍する企業の育成を推進します。
○戦略的な観光プロモーション
豊かな自然を活用したネイチャー・ツーリズムやアドベンチャートラベルを展開します。
○アウトドア・スポーツを核としたまちづくり
安曇野が有するアウトドア・スポーツ環境を国内外に発信することで、アウトドア・スポーツを安曇野の新たな価値として位置づけます。
○自然環境の保全
多様な主体が水環境の保全や情報発信を行う「あづみの水結(みずゆい)」制度により、「名水百選」「水の郷百選」に認定された清らかな水が織りなす安曇野の原風景の魅力を発信します。
○安曇野市の文化・芸術環境を活かした教育を推進します。
○文化・芸術活動を通じた交流人口を創出するとともに、市内での文化・芸術活動を活性化させます。
○学校教育の充実
大学と連携した事業や専門家を招く能楽教室など、国内外で活躍する芸術家と市内の子どもが交流する機会を創出します。
○文化・芸術活動の推進
サテライトキャンパスの実現に向け、市外の大学生などを招くアーティスト・イン・レジデンスを実施します。
○歴史・文化遺産の継承
文化財相互の関係性を生かし、他分野との連携を図ることで、地域が持つ歴史や伝統文化の魅力を感じてもらう取組を推進します。
○豊かな自然を生かしたアウトドア・スポーツ環境を整備し、安曇野を代表するコンテンツとしての確立を目指します。
○アウトドア・スポーツを通じた観光振興や交流活動の促進を図ります。
○戦略的な観光プロモーション
サイクリングや登山などアウトドア・スポーツ環境を生かした観光客の誘致を推進します。
○道路整備の推進
自転車の走行空間を整備し、自転車が走行しやすいまちを整備します。
○持続可能な公共交通の形成
MaaS(複数の移動サービスをつなぎ、移動ニーズに応じて予約・決済などを一括で行うことができるサービス)の導入により、拠点となる施設への移動を円滑にさせ、シェアサイクルの活用を推進します。
○移住・定住の推進
アウトドア・スポーツ環境を全面的に発信することで、安曇野市の魅力を伝えるきっかけとし、移住者の増加を図ります。
※募集要項、申請書様式は、本庁舎2階4番窓口 地域づくり課でも入手できます。
提案事業は次の点にご注意ください。
ただし、次に掲げる事項に該当するものは対象外となります。
令和6年6月20日(木曜日)から8月16日(金曜日)まで
事業提案にあたっては以下の書類を提出してください。
〒399-8281 安曇野市豊科6000番地
安曇野市役所 本庁舎 2階4番窓口
市民生活部 地域づくり課 まちづくり推進担当
電話:0263-71-2494(直通) Fax:0263-72-3176
電子メール:chiikizukuri@city.azumino.nagano.jp
(事業提案に必要な書類)
(事業完了後に提出いただく書類)
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