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土地利用制度策定の経過について

記事ID:0051117 更新日:2011年3月1日更新 印刷ページ表示

 平成17年10月1日に5町村が合併して誕生した安曇野市には、旧町村間で土地利用に関する制度に大きな違いがありました。

 これにより、合併協議会の協定で、「合併後5年を目処に全市で新たな統一制度を定める」ことが方向付けられるとともに、同協議会で策定された新市建設計画で、「地域の自然的、社会的、経済的及び文化的な諸条件や、安曇野の豊かな自然環境と景観に十分配慮しながら、都市的な生活基盤・経済基盤などの整備を図りつつ、地域の均衡ある発展と長期的展望に基づき、適正かつ合理的な土地利用に努める」ことが示されました。

 

 このため市では、平成23年4月の統一制度の施行を目標として掲げ、安曇野市の目指すべき土地利用の方向性を見出すことを目的として、安曇野市都市計画に関する土地利用市民検討委員会をたちあげるとともに、市の土地利用を取り巻く様々な実態と動向を専門的な立場から、整理・分析を進めるため、安曇野市土地利用計画に関する土地利用構想調査専門委員会を設置し検討を重ねました。

 また、市民の皆様に対しては、全戸を対象としたアンケート調査を行い、土地利用に関する意見の把握、検討委員会、専門委員会での検討内容を逐次報告する場として土地利用制度に関する説明会(地区別懇談会)を行いました。

 これらの検討の経過を経て、平成20年9月、安曇野市の目指すべき方針を決定しました。以下それぞれの内容について掲載します。

 

土地利用市民検討委員会 【平成18年10月から平成20年3月】

 市の目指すべき土地利用の方向性を見出すことを目的として、商工関係、農業関係、産業振興・観光関係、生活・女性、環境・景観関係など、土地利用に関わる各分野の代表者及び公募委員から組織され、市民のくらしの目線から議論を行うとともに、土地利用に関連する様々な声を集約する役割を担いました。

 検討の結果、以下の4つの基本条件について合意し、市への提言がとりまとめられました。

  1. まちづくりの面から、農地の保全にもつながる全市統一のまちづくりルールを定める必要がある。
  2. 統一ルールとして、現行の3つのタイプいずれかをそのままの形で統一制度として採用はしない。
  3. 制度の実現性、実効性確保するために、現行ルールのいたらないところを改める考えを持ちながら、全市統一の新ルールを考え、具体的な制度を計画する。
  4. 統一ルールは目標像、基本方針、11の原則に沿った枠組みとする。

市民低減

土地利用構想調査専門委員会 【平成18年7月から平成20年9月】

 土地利用のルールづくりの進め方や手法の検討、市民の合意形成の図り方などについて、専門的見地から調査し、市民検討委員会の検討過程において、アドバイス・提案、また、市民から提言された土地利用の将来像及び土地利用管理方針をもとにして、平成23年4月に施行する全市統一の制度の方向性を示すことを目的として組織されました。

 平成20年9月16日に専門委員会から提言書が提出されました。提言の要旨は以下のとおりです。

  1. 市民提言に沿って設定した土地利用管理制度を線引き制度により実現させることは、土地利用の目標実現と課題解決が困難になる可能性があること。
  2. 直面する課題の早期解決を図るため、自主条例主体の制度設定に早急に取り組むこと。

専門提言

市の方針 【平成20年9月】

 土地利用市民検討委員会と土地利用構想調査専門委員会からの提言内容を受け、市は「自主条例を用いた制度」を制定し、平成23年4月の全市統一を目指すことを方針としました。 

市の方針

第2段階 実現のための制度の詳細化(平成20年10月から平成23年4月)

 市では

  • 立地・用途のルールと仕組み
  • 形態のルールと仕組み
  • 立地・用途、形態のルールの設定や運用に際して、住民が参加するルールと仕組み

を自主条例によって運用することを目指しました。

 この中で「立地・用途」またその「住民参加」について、都市計画策定委員会土地利用専門委員会を設置し詳細な検討を行い、平成23年4月の制度開始を目指して、条例、施行規則、土地利用基本計画の検討を進めました。

 以下それぞれの内容について説明します。

安曇野市都市計画策定委員会 【平成20年6月から平成22年9月】

 安曇野市都市計画策定委員会は、市民検討委員会や市内の公募委員で構成され、全市統一した土地利用における「立地・用途」のルールや管理手法等について検討するとともに、市全域におけるまちづくりの将来都市像を明確にした計画「安曇野市都市計画マスタープラン」を策定しました。
 本計画では、まちづくりの目標を「山岳と田園が育むよさを大切にし、暮らしやすさをみんなで共有できるまち」とし、将来目指すまちの基本構造を「既存市街・集落周辺への集約重視のまちづくり」として進めていくことを計画しました。

都市計画等に関する制度設計専門委員会 【平成20年11月から平成23年3月】

 平成23年4月に全市統一した土地利用管理制度の施行に必要な条例を策定するために組織されました。制度設計に関する検討課題として、

  1. 対象範囲と対象行為
  2. 審査基準
  3. 住民参加
  4. 罰則
  5. 他法令との連携

があり、これらについて重点的に検討を行ってきました。

 

市民の皆様に向けた取り組み

全戸アンケート調査

 平成18年10月、市内全戸34,022戸を対象に実施し、9,314戸(回答率27.4%)から回答をいただきました。

 この結果、安曇野市の土地利用について、「何らかの規制をすることが望ましい」という回答を9割の方からいただきました。

地区別懇談会など

第1回地区別懇談会

 平成19年2月開催 11会場のべ171名の参加をいただきました。
 「土地利用の検討」について説明いたしました。
 懇談会資料については下記ファイルをご覧ください。

第2回地区別懇談会

 平成19年11月、12月開催 20会場のべ340名の参加をいただきました。
 土地利用計画について説明いたしました。
 懇談会資料については、下記ファイルをご覧ください。

土地利用・景観シンポジウム

  平成19年11月18日(日曜日) 安曇野市豊科公民館で開催
  約130名参加
  安曇野市の「今」を、環境づくり・景観形成、地域開発、観光振興、文化・芸術分野など、ここに暮らす市民の生活とは少し違う視点から見つめなおし、さらに内外の事例や知見を交えながら、合併してできた新しいまち「安曇野市」の発展の礎になる「地域づくり」の方針を探り、将来の土地利用や景観のあり方を考えました。

第3回土地利用懇談会

 平成20年11月開催、6会場のべ599人の参加をいただきました。
 土地利用管理制度について説明いたしました。
 説明会資料については、下記ファイルをご覧ください。

 平成21年3月、4月開催、40会場のべ544人の参加をいただきました。
 景観計画について説明いたしました。
 懇談会資料は下記ファイルをご覧ください。

第5回土地利用説明会

 平成22年2月、3月開催、17会場のべ295人の参加をいただきました。
 景観計画(詳細)について説明いたしました。
 懇談会資料については、下記内部リンクをご覧ください。

第6回土地利用説明会

 平成22年6月から8月開催、35会場のべ459人の参加をいただきました。
 土地利用制度について説明いたしました。
 懇談会資料については、下記内部リンクをご覧ください。

第7回土地利用説明会

 平成22年12月に開催しました。3会場のべ49人の参加をいただきました。
 三郷、堀金、明科地域の市街拠点区域への用途地域の指定に関する説明をいたしました。
 懇談会資料については、下記内部リンクをご覧ください。

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